昨日、「音が出ない」や「音が急に消える(出なくなる)」、「音量が小さい」等の症状がマーシャルのアンプの不具合だと報告しましたが、その原因がおぼろげに判って来ました。私の作るケーブルは「音量アップ(音圧アップ)」します。一般のケーブルではそんな事は起こりません。
ご近所のセミプロさんも「自宅のアンプ」では使えるが、スタジオのアンプに繋ぐと「音が出なくなる」と云っていました。グレードの低い一般のケーブルを使うと直ぐに音が出てくるそうです。
症状を考えて見ると「ふん詰まり」の症状が極端な形で出て来たのだと推測できる。ハイエンドオーディオの機器でさえ、使い始めは「ふん詰まる」症状で「鼻声」の音の出方をする。この為「鳴らし込み時間2000Hrを必要とする」といつも言っています。ギターアンプの内部も拝見しましたが、ハイエンドオーディオ機器に比べたら「おもちゃ」の作りです。使ってあるパーツも数十円程度のパーツばかり。これでは「ふん詰まって」音が出なくなるのも無理は有りません。
マーシャルのアンプは、何もせずに「馴染ませる為」に、練習の音信号を送り続けていたら、正常に音が出始めました。まだノイズが出ているので「オーバーフロー」している様です。良すぎるシールドケーブルを使う儀式みたいなものだと思います。
3種類ほどグレードを変えて試作しました。
一般のシールドケーブルから一気に最高峰に行かないで、グレードの低い物から使って、「馴染ませ」れば使えます。
一番低いグレードでも「目を見張る」(耳を見張る)音数と質感です。