Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

OLYMPUSシステムのアンプ群の変遷

2022年01月19日 | ピュアオーディオ

OLYMPUSシステムを入手したのは2005年6月だった。その頃のアンプ群です。まだマルチアンプにはしていなかった。サイテーション、アキュフェーズ、自作EL34モノラルアンプやマッキントッシュMX110プリ等を揃えていました。


翌年にはオールアキュフェーズで3ウェイマルチアンプを組み上げました。この状態で2年程使い込みました。かなり完成度の高いサウンドを出していました。プリアンプもC-280からC290へグレードを上げています。サイテーションXXとアキュフェーズの組み合わせでは「音の粒立ち」が合いませんでした。


アキュフェーズのM-100の限界を感じて、当時評判の良かったクラッセのCA2200を低域に、中域もクラッセにして見ました。しかし結果は、前のアキュフェーズのお組み合わせの方が良かったですね。


「音の厚み」(音数)に不満で、管球アンプで低域から高域まで交換しました。「音の厚み」については非常に良くなったのですが、低域のパンチ力は管球式では無理だと悟りました。また低域用のVT62プッシュプルモノラルアンプの発熱量が半端なく大きく、夏場はチョッと困りました。


現在の組み合わせに近い低域にレビンソン、中高域にGE6550S管球に落ち着きました。この組み合わせは10年前のモノです。その後、中域をSTC4033Lシングルアンプにして現在に至っています。


お店を閉める時に一度プリアンプとチャンデバを処分しています。再構築して現在のサウンドレベルにするまで3年かかっています。機器は使って潜在能力を引き出してやるのに時間がかかります。

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