オリンパスシステムの定位がおかしい症状を先週の日曜日に気付きました。どうおかしいかと云うと「定位が右に30cm程ズレている」のです。
SPケーブルの接続の確認やラインケーブルの接続の確認を何度もしました。そして今日は、SPユニットの位置や振り角等も確認しました。SPユニットの振り角等は知らないうちに変わっているモノで、多少の調整を実施しました。しかし「定位のズレ」が右に20cm程に小さくなりましたが、まだまだおかしい?状況です。
「もしかしたら真空管の摩耗では?」と思い、中域のアンプのパワー管GE6550Aを2本とも交換して見ました。するとどうでしょう!!サウンドそのものが活き活きとして来て、おまけに「定位」の直っています。真空管の劣化は日ごろ見えませんので、不具合を見つけるのが大変です。管球式アンプを使って、多少経験を積んで来ましたので、この様な不具合でも何とか原因の究明と対処が出来る様になって来ました。
真空管はジワジワと劣化して来ますので不具合に気付く事が遅れます。一応今回も両chからは音が出ていましたので、傍目には異常とは写りません。
球を交換した途端にサウンドが変わりました。非常に見通しが良くなりました。知らないうちに真空管が劣化して音質ダウンをしていたと推測しています。この辺が管球アンプの欠点ですね。予備球を持っていないと対応できません。