「音質は遷ろうモノ」だとつくづく思います。システムのSWを入れて直ぐの「音質」とアンプ等の機器が暖まった状態でも相当印象が変わります。また機器を1週間眠らせて再稼働させた時でも変わります。使用する機器の組み合わせでも変わりますし、使うケーブルによってもかなり変化します。
この掴みどころのない「音質」なるものが存在している事だけは確かです。この部分が「音楽」に感動を見せてくれる部分でも有ります。固定観念が通用しない部分でも有ります。
CD等のソースにも「音質差」が存在します。古い機材の録音と新しい機材の録音では単純に周波数特性的に広さが違う様に思います。モノラル録音とステレオ録音、LPとCD・SACD、同じCDの録音でもミキシングされた人の感性や用途(購買ターゲット)によっても変わって来ます。これらがごちゃごちゃに(ソフトとして)なって一線に並んでいるので、使う側は整理して考える必要が有ります。