昨日終了間際に完成したRCA箱システムへ試作SPケーブル SCS-Xのサウンドを確認しました。
SPユニットは低域にD130(16Ω)×2、中域に#375(ルシファー仕様)+HL90(通称:お化けウィング)、高域に175DLH+2405+ビクターリボン の構成です。(写真はネットワークBOXへの取り付けの状態)
それをドライブするのは、CDPに東芝 SD-9200+ライントランス:ST-5+WE310Aラインプリ+マッキン MC2600(600Wch)のラインです。
左の写真はMC2600へSCS-Xと取り付けた状態です。
さてサウンドの方はと云いますと交換前(ルシファー)とは「完全にぶっちぎりのサウンド」ですね。部屋中に音が充満しているといった感じです。
SP間に音がびっしり詰まってSPの外側にも溢れています。音の弾み具合も最高な部類です。スケール感が雄大です。
今まで「どこかおとなしい」サウンドのイメージだったのですが完全に「脱皮」しましたね。
たったSPケーブルを交換しただけで奥の部屋のオリンパスシステムに匹敵するサウンドになりました。
松尾明トリオの「ベサメ・ムーチョ」をかけていますが、シンバルが「生演奏」さながらにはじけ飛んでいます。低域は音圧がビシバシと飛んできて体中に当たって跳ね返ります。心地よい感触です。
まだこのRCA箱システムは「仮のアンプ・CDP」の状態です。 これから整備して行く予定ですが、この状態でもかなりレベルの高いサウンドです。
良く聴いて行くとやはりCDPの力が弱い事が判りますが、当分はこれで行きます。そのうちにスチューダーのCDPをセットすれば不満はなくなると思います。マッキンのMC2600の底力を見直しました。MC2600は高域の再生に不満が有ったのですがSCS-Xがうまくその不満を取り除いてくれているようです。