Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

自宅システムも良い仕上がりになって来た

2014年02月17日 | ピュアオーディオ

昼間はオリンパスシステムの音質アップをしたりしていますが、大部分は好きな音楽(交響曲や管弦楽曲、協奏曲、JAZZ)を楽しんでいます。オリンパスシステムはどんな音楽も高品位に聴けるように努力しています。

これに対して、夜は自宅のSP-707Jシステムで「耽美な世界」を描き出せるように調整しています。SPユニットはオリンパスと似たようなモノですが、音楽表現は全く異なります。こちらは「私の目指す世界」を具現化しています。

SP-707Jシステムは500Hzと7000Hzのネットワークを使ったシンプルな装置です。電気代等は殆ど掛からない内容です。アンプ類の重量は約10Kg/台ぐらいしか有りません。唯一アナログプレーヤーを聴けるようにしています。
その概要は以下のようになっています。

Sp707j1_3

AD・・・マイクロBL-101L+SME#3012R+SPUリファレンス
CDP・・・EMT#981+デジデザイン社ワードクロック+自作ルビジウムクロック
DAC・・・ステラボックスST-2
ライントランス・・・WEの古いトランス
プリアンプ・・・自作マッキンC22モドキSuperTrail仕様(パートリッジ社製昇圧トランス内臓)
パワーアンプ・・・自作WE101DppSuperTrail仕様

SPシステム(7ユニットシステム)・・・SuperTrail仕様
 エンクロージャー・・・サンスイ SP-707J
 ウーハー・・・JBL D130(16Ω)
 ミッドレンジ・・・JBL #375+ゴールドウィング、+グレートハイルドライバー
 ハイレンジ・・・JBL LE175DLH+#2405+DECCAリボン+ビクターリボン
 ネットワーク・・・JBL N500(16Ω)+#3105

Sp707j

SPの基本ラインはJBLのユニットです。上のユニット達を見れば「JAZZ向き」なサウンドと捉えられがちですが、もちろんJAZZもうまく鳴らしますが、バラード系のピアノトリオぐらいをターゲットにしています。本来のターゲットはクラシックの室内楽です。弦楽器の質感(こする音)を出きるだけ魅力的に引き出すようにしています。

SuperTrail仕様のプリとパワーアンプが揃った事で、「質感」が私の目指す質感に大いに近づいてきました。弦楽器が「しずるを引くような弦楽器の質感」で「ジューシー」です。音の密度もマルチアンプクラス。TVの音量より小さい小音量から使えて、大音量にすればJBL本来の出方にもなります。オーケストラのバイオリン群のトレモロ奏法も非常に満足の行く質感で出てきます。

出きるだけシンプルな装置で、小音量から「琴線に触れる質感」で鳴らすのが目標ですので、ほぼこの内容に近づいています。個人的にはこちらのシステムの方が「宝物」のシステムです。細かな調整が少し残っていますが、こちらも完成までもう少しです。


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