現在2セットのメインシステムを使っています。オリンパスシステムは「音楽部屋」に置いていて、日中はこちらで一日中音楽を流して楽しんでいます。今日ご紹介するのは自宅システムです。
SPシステムはサンスイSP-707J(JBL D130+175DLH)にJBL#375+ゴールドウィング、ハイルドライバー、#2405ツィーター、DECCAリボン、ビクターリボンを追加した7SPユニットネットーワーク方式です。D130は16Ω仕様の古いタイプを探して交換しています。現在、ハイルドライバーとビクターリボンを休止中。余りにユニット数が多いので、1台のアンプではインピーダンス整合が取れないので、接続方法を実験中。
アンプ群は、自作品(管球アンプ)で仕上げました。プラグやソケットはフルテックの最高級ロジウムメッキ品を使い、内部配線はすべて自作の特殊なオール銀線に交換しています。プリアンプの回路はマッキンC-22タイプで、真空管はテレフンケン:12AX7×6本、アナログプレーヤーからのフォノ入力ラインにはパートリッジの昇圧トランスを内蔵させています。
パワーアンプは特製のWE#101Dppパワーアンプ。古典管(3極管)を使ったアンプですが、真空管はやはりWEに限りますね。出力はプッシュプルで1.4W/chしか有りませんが、SPの能率が100dbを越えますので、パワー不足には感じません。このアンプの内部配線も特殊な銀配線に交換済みです。このプリとパワーアンプの組み合わせは唯一無二の音色を聴かせてくれます。粗さはなく、艶やかさを持って分厚いサウンドを聴かせてくれます。それでいて音のエッジが経つほどのキレ・ヌケ・ノビを兼ね備えています。下手なマルチアンプシステムでは負けてしまいます。
私のシステムで特にこだわっているのが、DECCAのリボンツウィーター。このツィーターはM・レビンソン氏がHQDシステムで使っていたモノと同じモノで、JBLのツィーターと組み合わせて使う事により、ボーカルや弦楽器に艶やかさや穏やかさをもたらしてくれます。SPシステム自体は同じ様な組み合わせを3セット作り、CDPやアンプ群を変えて違う音の世界を作る様にしています。もう1セットは息子に使ってもらっています。
自宅システムでは主にイージーリスニングやボーカル、クラシックの室内楽を中心に楽しんでいます。威圧感のないサウンドで、音の厚みと艶やかさが有り、反応の早いサウンドを楽しんでいます。最近はようやくサウンドも落ち着いて来て、安心して聴ける様になって来ました。しかし、日中オリンパスシステムを8時間くらい聴いていますので、自宅システムを聴く頻度が少なくなっているのが残念です。
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第一級のサウンドを目指していますので、至る所に「こだわり」を持ってシステムを組んでいます。
JBLのホーンはHL88,89、90と所有しており、#2345、2350他のホーンも試しています。沢山のSPを作ったり、購入したりしましたが、結局 HL88,89、90と#375を組み合わせたシステムだけを残しました。