Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

「自作ループアンテナ」つづき

2015年01月30日 | ピュアオーディオ


一昨日までは「自作ループアンテナ」を壁からぶら下げていました。



今日は部屋のコーナーを利用して水平に三角形の形に貼り直して見ました。



感度は殆ど変わりが有りませんが、モノラルのアナウンスはまったくノイズが無くなりました。



ループの接合部は、上の写真で赤い熱収縮チューブの部分です。本線の網線部分にケーブル先端を接合します。最初接合する先端部分を「芯線+網線」で接合しましたら、グランド側で受信していました。再度先端部分を「芯線」のみにして正常な接続になりました。

当地のNHK-FM(福岡)は83.4MHzです。ループの長さは、以下の式で算出されます。

ループ長さ=電波の波長×短縮率
     =電波速度/周波数×短縮率 
        ↓ 電波速度=30,000km/sec、短縮率=0.95を代入すると、
     =28,500/周波数<MHz> (cm)

ループの長さは、3.42mで良い事になります。小さい頃、アンテナは「ケーブルの表面積」で決まる様だ・・・と体験する事が有りましたので、わざと5mで製作しました。ループアンテナは指向性が少ない様で、他の局も問題なく受信出来ます。もっと長くしても良かったかな?と云うのが実感です。一応使えるレベルのアンテナが安価に簡単に作れますので、自宅にもチューナーを持ち込めそうだと思っています。

今回はST-5000F用の5素子アンテナを付ける時に20m購入して、長い分をカットした12mぐらいが余っていましたのでそのケーブルを使いましたが、次回からは単線でループ部分をもっと長く・広く作ってやればもっとうまく出来ると確信しました。室内より屋外の方が受信感度は上がると思います。軒下でも良いので遊び感覚で作れそうです。後日もう少し実験をして見たいと思います。


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