Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

全システムのグレードアップ進捗状況

2009年09月19日 | ピュアオーディオ

9月に入り全てのシステムで「グレードアップ」の対策をしました。すぐに対策効果が出るものも有れば半年くらいかかるものまで有ります。全てが一様では有りません。

1)オリンパスシステム(LE15Aの交換)・・・これは大正解です。LE15A特有の癖と思われる音色が初期型ではD130の様なサウンドです。反応が早く「品位」の高いサウンドになりました。まだまだ良くなると思います。SN比が上がり透明感が上がっています。

2)自宅SP‐707Jシステム(EMT981の導入)・・・毎日6時間以上モニタリングしていますが、まだD732のレベルには届きません。D732の時も半年かかりましたので、こちらはまた半年待ちです。でも毎日音質が変化しています。良くなったり悪くなったりを繰り返して1ヶ月後には分岐点が来ると思っています。シルキーな質感は非常に気に入っています。

3)RCA箱システム(A727・6L6ppアンプ)・・・マッキンMC2600から6L6ppにして、高域のベールが消えました。清々しいサウンドとなりました。CDPをSD-9500からA727に交換して「音色の温かさ」を感じます。残念ながら周波数レンジ感の伸びはSD-9500に及びません。このシステムにはD730クラスを将来的には準備したいと考えています。

4)専務宅 UREI813Bシステム(D732、ステップアップトランス)・・・D732の導入で周波数レンジが大幅に改善されていますがステップアップトランスを制作中なのでグレードアップ出来ていません。本日トランスの完成予定。トランスが完成すればC40とD732を117V駆動します。

5)EC-138システム(内部配線ルシファー化)・・・こちらは文句なしにグレードアップを果たしていますが、アンプ類をお客さまに貸し出している関係で、実感できない状況です。

6)BC‐Ⅱシステム(内部配線のルシファー化)・・・伝送容量がアップしたため中音のユニットでビビり音発生。原因対策しやっとグレードアップを享受できると思ったら、電源タップを前述お客様に貸し出したため確認できず。サトリアンプで大音量再生を確認して問題ない事を確認しています。

しばらくは「鳴らし込み」をしないと良くはなりませんのでのんびりと確認していきます。


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