Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

No380SLプリを使って

2013年06月27日 | ピュアオーディオ

先日入れ替えをしたプリアンプも10Hr以上鳴らし込みましたので、今日はチェックCDでサウンドの確認をしました。

D90_021

従来のC-290プリを使った時のサウンドを覚えていますのでこちらと比較になります。音数は非常に増えています。音のキレやヌケもアップしています。シンバルの余韻は「ジジジ・・・・」と繊細で力感が有ります。ノーマルなプリの状態ではこの程度出れば十分な性能だと思います。

D90_020

ただ音数が増えて解像度は上がっているのに「自然観」がまだ足りません。「ただの音」にするにはまだもう少し時間がかかる様です。


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2 コメント

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こんばんは。 (PaddleWheel)
2013-06-28 00:13:06
「自然観」「ただの音」いい言葉ですね。「威圧感の無い音」といい「柔らかい音」といい、大変勉強になります。

マルチを初めて2カ月ほどたち、今日初めて無意識に膝がリズムを取っていました。ようやくスタート地点に立てたような気持ちです。

パワーアンプをEL34の三結仕様で揃えた結果、情報量は減らないままコンパクトになり密度感が増したようです。質感が揃うというか前後感が明瞭になり、ユニット間のスピードに違和感が無くなってきました。

そんなところへ、メンテに出していたA730と981が相次いで戻ってきました。
どちらも徹底的にケアしていただきましたので6ケタほどの出費になりました。
981はピックアップ交換もしましたので結果が気になっていました。

2台ともXLR出力をダイレクトにプリへ繋ぎ、ルビジウムのクロック入力を入れています。
A730はさすがの完成度で隙がありません。高域の切れ・のびは981を上回ります。素のままですと、明らかに遅れを取ってしまう981ですが、クロックチューンが強力に効き、演奏者の熱気を良く伝えてくれ、中低域の豊かな情報量はA730を上回ります。
比較すれば、A730は、やや腰高な印象に対し、981は音楽の効かせ方を良くわかっているように聴こえます。
システムの精度が上がり、2台の違いが鮮明に分かるようになったようです。
それと収穫ですが、A730のRCA出力を評価できないでいたのですが、メンテの結果XLR出力と遜色ないか、スピード感や切れでは上回るのではないかと思える結果でした。
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PaddleWheel さん コメントありがとうございます。 (トレイル)
2013-06-28 09:22:36
「電気仕掛けの音」を更に詰めて行くと「ただの音」になる様です。この「ただの音」にするにはもっと沢山の音数が必要です。

A730やEMT981をお使いなのですね。私も同様に使っています。

A730にはD-クロックも内蔵させていますが、ワードクロックを使いルビジウムクロックを使っています。外部クロックの方が音質は高いですね。ただオリジナルのDACは音質不足で使えませんので、外部DACも組合せ使っています。

A730も981も内部に「ヒューズ」を使って有ります。A730は4本、981は7本。これを全てフルテックのヒューズに交換しています。交換後は別物次元に音質アップします。一度お試しください。
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