7月に入って蒸し暑い日が続いて少々疲れ気味になっている。こんな時はメインSPと面と向かって「格闘」する様な気力が出ない。メインシステムも2時間/日ぐらいは灯を入れて鳴らして入るが、「維持管理」の為と割り切っている。
サブシステムも#4311、D208system、A820には専用のアンプを組み合わせている。簡単に切り替えして聴きたいなら「SPセレクター」を使えば簡単に切り替える事が出来るが、今までもこれからも多分「SPセレクター」は使わないと思う。市販のSPセレクターでは「音質劣化」が激しい為使い物にならない。自作で「音質対策」して作る事もそう難しい事ではないが、アンプとSPの組み合わせを探る事や相性や使い勝手を考えるとそれぞれを独立させていた方が良いと思っている。
サブシステムのスピーカーの音質に順番を付けるとすれば、#4311>D208>A820の順番であろう。アンプシステムも同じ順番で有る。アンプシステムを入れ替えればSPの順番も入れ替わる事が有る。#4311は文句なしに良く出来た音になっている。普通の方ならメインシステムにしても満足出来るグレードで有る。D208systemも#4311に劣らない音楽性が有る。お気に入りはもちろんD208system。現在このシステムを一番良く鳴らしている。
しかし、メインシステムを聴いてしまうとサブ機達は「サブサブのサブ」機ぐらいに聴こえてしまう、それほどメインシステムとのグレード差は歴然と有る。メインシステムは「生演奏の再現」を目標に作り上げたシステムで、資金・物量・技術・ユニットの選択・アンプの組み合わせ等の吟味の状態が違う。単純に音のスケール感や音の厚み・太さ・周波数レンジの広さ等が決定的に違う。ただ欠点は機器の数が多く、SWを入れて行くだけでも苦痛に思える時が有る。聴く時も「音楽と対峙」する様な聴き方になるので、体調が良い時でないと聴かない様にしている。
フォステクスやアルペア等8cm、10cm、12cm、16cmクラスは色々作りましたが、自分が使えるクラスは20cm以上だと悟りました。もうミニミニSPは卒業です。