先月は余り気に入らない音色で、聴く事さえ辛く思えたサウンドが随分と変わって来た。レビンソンNo431LのFXヒューズ交換後、約2ヶ月してからの変化。
ゴールドスターシリーズケーブルの特徴である、中高音域のキレが上がって来て「音のエッジ」が立っているのが判る。艶やかな質感も一緒になって出て来て、ほぼ狙い通りの質感が手に入った様だと思う。
低域もクラシックを聴く分には不足感はない。聴き出すとそこを動きたくなくなる症状が出ているので、全体的なサウンドとして音質アップしたのだろう。
一時JBLのユニット+ハイルドライバーにして、リボンツィーターをローインピーダンスの為停止していたが、並列接続から直列接続にした事でインピーダンスが2Ω以下から4Ω程に上げて、アンプが正常にドライブしているからだろう。沢山のユニットを殆ど並列接続で使っていたのが「高音域の張り出し不足」に繋がっていたと思う。インピーダンスを考えて組み合わせることも必要だと認識した。
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ゴールドスターシリーズケーブルの特徴である、中高音域のキレが上がって来て「音のエッジ」が立っているのが判る。艶やかな質感も一緒になって出て来て、ほぼ狙い通りの質感が手に入った様だと思う。
低域もクラシックを聴く分には不足感はない。聴き出すとそこを動きたくなくなる症状が出ているので、全体的なサウンドとして音質アップしたのだろう。
一時JBLのユニット+ハイルドライバーにして、リボンツィーターをローインピーダンスの為停止していたが、並列接続から直列接続にした事でインピーダンスが2Ω以下から4Ω程に上げて、アンプが正常にドライブしているからだろう。沢山のユニットを殆ど並列接続で使っていたのが「高音域の張り出し不足」に繋がっていたと思う。インピーダンスを考えて組み合わせることも必要だと認識した。
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ブログの移転、ご苦労様でした。
また、ときどき寄らせていただきます。
最近、バド・パウエルを良く聴いています。きょうは、ブルーノートへの最後の録音になる、アメイジングの5番を繰り返しながら書いています。録音が1959年ですが、このころの作品をかけると音を聴くシステムか、音楽を聴けるシステムかが分かりやすいように思われます。胸ぐらをグイと掴まれて演奏の眼前にさらっていかれるようなリアリティがなければ音楽の感動は得られません。
確か、この録音を最後に人種差別に嫌気がさしたパウエルはヨーロッパへ移住していきます。シーンチェイジングといったサブタイトルが意味深なところです。うなり声を発していますが、キースのように耳障りではありません。パウエルのピアノは、レーベルが変っても分厚い響きが特徴で他のピアニストとは違います。サイドのポールチェンバースのベースも素晴らしいのですが、やはり何と言っても、アートテイラーのドラムスとりわけブラシのスピード感が良くパウエルのピアノを引き立ててくれます。マックス・ローチとのセッションンも悪くは無いのですが、パウエルにはアート・テイラーが良く合います。
前にも書きましたが、電気が音に変わる瞬間、音が音楽に変わる瞬間、オーディオの秘密核心がありそうです。
それにしても、ジャズの世界では新録が不作です。CD時代になってこの傾向は加速しているようです。これ見よがしの録音やBGMまがいが横行し感動には程遠いものばかりです。たまにSP時代の録音を聴いたりすると一層その感を強くします。
しきさんの詳しいクラシックの世界はいかがなのでしょうか?音楽の感動にはシステムの力とソースの力が両方とも不可欠です。
JAZZは1940~50年代の黄金期が素晴らしいと思います。録音はモノラルかもしれないけれど、音楽のノリとプレーヤーの生き様がアドリブに出ていると思います。
私はクラシックの交響曲をメインに聴いて来ましたが、こちらは1960~1980年くらいのモノが気に云っています。最近の「細切れ」録音の演奏やミキシングで操作された録音は好きになれません。
システムが良くなると、録音が悪くても「音楽」を聴かせてくれますね。