Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

マーシャルDSL-401の不具合個所が分かった

2021年08月28日 | その他

先日届いたマーシャルDSL-401コンボアンプの不具合の原因調査をしました。おそらく、パワー部の「球切れ」の可能性が高いと先日読んでいました。


リアパネルを開いて「球」の状況を確認して見ました。プリ段のECC83(12AX7)4本は異常なし。パワー段のEL84(6BQ5)は4本使用されていますが、1本点灯しません。隣に差し替えてもやはり点灯しません。と云う事で、パワー段のEL84 1本が「球切れ」でした。EL84のパラプッシュプルで40Wの出力を出しているので、1本ダメになると「断線」状態になります。オーディオ的に云えば、EL84ではなく、EL34くらい使ってほしかった。球のサイズが違います。


EL84が4本並んでいますが、左から2本目が点灯しません。1番目と差し替えても点灯しなく、1番目の球は2番目に挿しても点灯します。単なる「球切れ」の様です。球交換で復帰してくれると思います。ストックがないので手配しました。来週には復活するでしょう。



売る方も「音が出ない」状態でハラハラして売っていたと思います。その分お安くなっていました。まともに買ったら一桁近く違います。管球アンプについては、若干の知識や経験が有りますので読みが出来ます。以前EL84ppパワーアンプも「内部配線交換」してサブ用に使っていた時期が有ります。