二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

寒さ一番

2009-12-18 08:02:07 | 徒然に想う
この冬一番の寒さ、肩に力が入ってしまいます。足が早まって、おぅ、追い掛けてくる足音も小刻みにコッコッコッと早い。風が痛く感じます。

そう言えば、オフィスに向かう道、静かです。寒くなって歩く人がまばらになりました。自分の靴の響く音、砂と擦れ合う音が大きく聞こえます。

地震のニュースが流れてきました。伊豆や栃木県南部が震源。被害ないと良いのですが。

オフィスも静かです。年末の休暇に入った人たちもいます。騒がしいのは夜の街と電車ですか。気ぜわしいのですが、なぜかのんびりしそうな予感です。



今日の一枚:オフィスに入って東側。太陽がまだまだ低い。

ツツジの追伸

2009-12-14 13:58:00 | 徒然に想う
お昼休み、気になって気象庁の気温データを使って、この二週間の最高最低平均を平年データと比べてみた。するとどうだろう、最低は1、2度上回っていて最高が極端に高めだったり低かったり。

狂い咲きの原因はなかなか特定出来ないらしいが、気温の異常がその主なこと。となれば、気温がおかしくないと言う方がおかしかった。


追伸の追伸:植物にとって狂い咲きと言われるのは心外だと思っているにちがいない、と言う人たちがいらっしゃる。会いたくなった。

ツツジ

2009-12-14 08:09:00 | 徒然に想う
実は先週から気になっている。オフィスに向かう途中運河に出ると、公園になっていて、いろいろな植え込みがある。夏にクマゼミを聞いたところのすぐそばだ。

ツツジ、三輪ほど咲いている。どう考えても春の花。4月下旬だろう。

今日の予想最高気温が10、11度。先週だって暖かい日はあっても4月下旬ってことはない。

彼らの逞しさには本当に感動を覚える。





今日の一枚:三輪の中で一番寒さにあたりそうなところで咲いている。そう言えば昨日散歩していたときも見かけた、白だったか。

大好きな時間

2009-12-13 09:32:12 | 徒然に想う
日の出まであと30分。大地と空の間が濃い橙色。今朝は雲があって、このショーには舞台が狭そうに見える。ちょっと待て。この隙間が、まことにいい塩梅に設定されているのではないだろうか。東の方角には雲が多い。西の空や頭の上ではキラリと星が瞬く。

頭の上の星が見えなくなると、おそらく太陽がころあいの高さ。その隙間から、雲を下から染め始めた。赤でもなく、たぶん韓紅とか薔薇色という色合い、そんな色に輝やいている。またそれがベッタリではなく毛糸をほぐしたようにホワホワとだ。

そして、狭間から見える空が、その赤味がかった系統から徐々に、金茶色、萱草色、杏色、玉蜀黍色、黄檗色、おみなえしと黄色系に移りゆく。ああ、それからが早い。あっという間に、染める役割を辞めて、そのものを見せることへと変化する。

日の出をはさむ一時間二時間の光のドラマ。大好きな時間。



今日の一枚:そんな時間の風景。ちなみに今朝も明け切ったあと彩雲が出た。


幻陽

2009-12-12 17:14:56 | 徒然に想う
寝坊の朝、しまったと思った。まぁ、雲がいい具合。午前中、土曜日、我が庵恒例の掃除と買出し。今週は庵主が掃除、カミさんが買い出し。昼を食べ、コーヒーで一休み。よし!

朝と反対周りで、小五郎と挨拶。グルッとまわって、神社に出た。ペースが落ちて、だんだんと日が落ちていく。それで、公園脇の土手に上がった時のことだった。

これを見るがために、今朝はゆっくりにしたのさっ!





今日の一枚:携帯ではさすがにいれが出なかった。デジイチの画像をサイズを縮めて。

寒い雨の日

2009-12-11 20:59:05 | 徒然に想う
予想最高気温が10℃か、今夜は焼酎のお湯割り、熱燗なんていいかもしれない。あるいは鍋か。そういえばよく行くお寿司屋さんにアンキモがでていた。じゃ…アンコウ鍋。朝ご飯を食べる傍らテレビから天気予報、続いて特集。トラフグ? ああフグ鍋なんていい。

長崎県の冬の味覚はトラフグ。不況で敬遠されがち、去年よりも半分の価格。90%以上が県外に出回ってしまう。対策として、県内消費を高めること。差別化させるため、早め9月に出荷を開始。

価格の低い今、地産地消でコストを下げ利益率を上げるのはわかる。でも自ら「冬」の味覚と言いながら秋に? どこか寂しい。季節感が無くなってしまわないか。その季節にその季節の物を頂きたい。

熱々のヒレ酒、なんて豪勢なんだけど…。





今日の一枚:忘年会シーズン、さすがにいつもと同じようにしないと。わがままを言ったら、申し訳ない。焼酎のロックと熱々のモツニ(⌒~⌒)。

大雪

2009-12-07 07:07:50 | 徒然に想う
今日は二十四節気の一つ大雪。本格的に雪の季節。富士山はもちろんのこと、見れば秩父などの山系の向こうにある山々にも雪がしっかりついている。

ちょうど富士山は朝焼けに六合目くらいまでは赤く、その下はまだ灰色。西の空はまだまだ朝と夜の中間。灰色の山々から青黒く、紅をさすよう赤からんで、黄色く白く。やっと朝の空になる。

北風が冷たい。ここいらではいつ雪が降るんだろう。




今日の一枚:西の空、冷え冷えした月明かり。

靄と霧と湯気

2009-12-06 09:48:02 | 徒然に想う
昨日午後の雨の水分が、風のない今朝の寒さと太陽の光とによって、朝靄となる。またしても、幻想的。橙色の朝陽が川向こうの団地の間から差し込むところ、木が三次元の影を作っている。

六時に家を出たものの、もどって来たが八時半。それはそうだ。この靄の中、あそこはどうだろう、ウロウロ。そっちはどうかとふらふら。そんなことしていれば、すすみやしない。

朝食を取って(これが能登から来たお米で、美味いんだ。ご飯をおかずにご飯が食べれてしまう)、一休み。外を見ると、どうしたものか、いったん晴れた空が、霧で白くなっている。

イヤイヤ凄い。これを書き出したら、またそれが青く見えてきた。南の窓から見える畑から湯気が出ている。大地が深呼吸している。小一時間の中で風景がどんどん変わる。



今日の一枚:土手から富士山方向を望むCCRの一日。