二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

シシのハンバーグ

2016-09-23 20:45:11 | 徒然に想う

やったぜ。シシ肉のハンバーグ、完成。第一作目ということで、肉だけ。一切、香辛料も何も加えぬ。あとは焼くだけ。どんな味になる? 

手回しのミンサーを使う際の注意。解体するとき、挽き肉にするなら、肉をきれいに掃除しておく。筋があればそれだけ、ミンサーから出てこなくなる。今回は一口大になっている物を使った。筋だらけだったので、二度ほどミンサーをバラさなければならなかった。ミンサーをばらしてる間、冷蔵庫に一時的保存など工夫がいるろう。


ムフフ、ムフフフ、ムフフフフフフゥ。焼きあがった。ケモノだから生はいかんろうとじっくり焼いた。途中、アルミフォイルでカバーして蒸したりして。

(ナイフを入れて) ・・・これか、問題は。

今月捌いたシシ肉。前にも言ったように、シシを持ってきてくれたオンチャンは美味しくない、つまり油分が少ないとおっしゃってた。うん、確かに、丸めてても脂が手に残らない。でも、しっかりハンバーグの形になる。


焼いてみた分かった。あ゛あ゛あぁ、パサパサ。長すぎ、焼きすぎ。ナイフを入れたところ、まったく肉汁が出ない。獣だから、生はいかん、し。 え? でも、これ、美味い。

これ、いい。工夫のし合いがある。例えば、焼く時間、ソース。今回塩すら使わないで食べた。そう、これ言っとかんと。ミンチにする時に出た筋の塊。これ捨てちゃいかん。そもそも、捨てるのは、シシに対して失礼。別なお皿に取っておいて、最後に包丁でできるだけ細かくし、ミンサーから出てきたものと合わせて、煉る。歯応えが出ていい食感になった。


ごちそうさまでした。付け合わせは、今年採ったキタアカリ、蒸したもの。いぇい V・・V




今日の一枚:あっ、ちなみに、この第一作、あと二枚あり。お二人様、これを使って、「食」の大科学実験できます。いかがですか? 19時頃。