ようやく朝陽が昇り始める時間、待ちきれなくなって出かける。歩いて15分、遊水地に着いたら、真横から久々の朝陽。
右に行ったり、左に行ったり。座りこんでは、カシャ、カシャ。カシャ、カシャ。アレチウリの蔓がクルクルみごと、カシャ、カシャ。いつの間にか神社下の公園。カシャ、カシャ。
ノコギリクワガタ。いるね、虫取り網と虫かご、お父さんと一緒だ。
「これあげるよ。」
「ありがとう。パパ、これもらった!」
息子の顔に、お父さんも笑顔。どうもとも、おはようございますともつかぬ会釈。
そんな小さな笑顔でいい、クワガタが取り持ってくれた無垢な時間のお返しは。それに勝るものはない。
これだぁ。『光』、それを待っている。桑の若葉を透過する。草たちについている真球のような水滴を輝かせる。笑顔。冬なら体を温もらせてくれる。その光をいち早く見たくて歩き回る。
今日の一枚:陽が昇っていくと、トンボがチョコンチョコンと。でも、ここは池じゃない。温熱消毒をするために透明なマルチが張られているところ。
右に行ったり、左に行ったり。座りこんでは、カシャ、カシャ。カシャ、カシャ。アレチウリの蔓がクルクルみごと、カシャ、カシャ。いつの間にか神社下の公園。カシャ、カシャ。
ノコギリクワガタ。いるね、虫取り網と虫かご、お父さんと一緒だ。
「これあげるよ。」
「ありがとう。パパ、これもらった!」
息子の顔に、お父さんも笑顔。どうもとも、おはようございますともつかぬ会釈。
そんな小さな笑顔でいい、クワガタが取り持ってくれた無垢な時間のお返しは。それに勝るものはない。
これだぁ。『光』、それを待っている。桑の若葉を透過する。草たちについている真球のような水滴を輝かせる。笑顔。冬なら体を温もらせてくれる。その光をいち早く見たくて歩き回る。
今日の一枚:陽が昇っていくと、トンボがチョコンチョコンと。でも、ここは池じゃない。温熱消毒をするために透明なマルチが張られているところ。