アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

長期保存のできるドイツパン

2012-04-16 09:46:40 | たべもの
   京都にいたとき、明治屋でよく買っていた、長期保存のできる黒パンをひさびさに手に入れました。

   今回購入したパンは、「オーガニック全粒粉ドイツパン ペーマ バイオプンパーニッケル」です。名古屋の成城石井藤が丘店で見つけました。

   この重厚な感じ、大好きです。ずっしりと重く、食パンよりも少し小さめで厚さは半分以下なのに、一枚食べるとけっこうな腹応えを感じます。材料は、有機ライ麦全粒粉と塩とイーストだけ。イーストといっても、黒パンに使うイーストは、ただの一般のイーストではなかろうと思うのですが、細かいところはドイツ語で書かれているのでわかりません。

   少しだけ酸味があり、甘さも感じます。この、複雑な味わいが、私の好みです。キュウリを載せて食べてもおいしかった。でも、このパンと一緒に買ったイタリア産のプロシュートは、まったく合いませんでした。それぞれの味が強過ぎるのでしょう。

   このパン、賞味期限はなんと11月28日。いっさいの添加物を入れずに、長期の保存ができるようになっています。袋の裏には、こう書かれています。

   「ドイツの穀倉地帯フランケン地方を拠点とするロイポルト社の「ペーマ」ブランドのオーガニック全粒粉ドイツパンは、限られた地域の契約農家にて有機栽培された穀物のみを使用し、焼く時々に粉を挽き、地元の天然水を用い、確固たる思想の下製造されています。加えて長年の研究により保存料等の添加物を一切加えずして独自の滅菌方法により長期のシェルフライフを有しています」

   いかにも、「確固たる思想の下」で製造されたドイツパンを説明するのにふさわしい、いささか古めかしいけれども言いたいことはよくわかる文体です。

   

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