アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

築野食品の圧搾一番搾りこめ油

2021-09-17 23:12:44 | たべもの

   数年前まで、アンティマキの焼き菓子にはこめ油を使っていました。こめ油は、癖がなくて軽いので、自宅の料理用にも使っていたのですが、薬剤を使って抽出する方法をとっていることが気になりだし、圧搾菜種油に切り替えました。

   先日、以前使っていたこめ油のメーカーである、和歌山の築野食品の担当の方から、「圧搾一番搾りのこめ油を発売しました」とのお手紙と一緒に、新商品のこめ油が届きました。

   しおりには、「米ぬかにはわずか20%の油分しか含まれず 溶剤を使わずに圧力だけで絞れるのはわずかその半分。自然な製法で絞った国産の米ぬかと米胚芽の豊富な栄養分が凝縮された貴重な食用油です」とかかれ、栄養成分の詳細が紹介されています。

    https://www.tsuno.co.jp/products/foods/ricebranoil/expeller-pressedricebranoil/

    この圧搾こめ油、検索したら、現在市販しているメーカーはこの築野食品のほかは一軒だけ。それだけ、圧搾こめ油が貴重なものだとわかります。貴重な割にお値段が良心的なのがありがたい。

   アンティマキの焼き菓子を置いてくれている岡崎の自然食品店ヘルシーメイトに、このこめ油を紹介したところ、すぐに先方に連絡してサンプルをもらい試食。てんぷらにしたところ、軽くてとてもいい油と実感したということで、取引の話がすぐに成立しました。9月1日に発売した油が私のもとに届いたのが翌日だったか翌々日。わたしがヘルシーメイトのスタッフに話をしたのがその日かその翌日。たぶんその1週間か10日後には店頭に並んだようです。

   話が早くすすんでびっくり。いい商品をつくるために努力するメーカーと、そこでできた良質の品をいち早く消費者に届けようとがんばる小売店。どちらもうれしい存在です。

   三川農園の農薬不使用のお米の収穫が終わり、米粉が手に入るようになったら、この築野食品の圧搾こめ油を使った米粉のお菓子を試作してみようとおもいます。

 

 


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