アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

こんにゃくのこと

2019-02-10 11:08:58 | たべもの
  今朝、テレビの文字ニュース?で知ったばかりなのですが、こんにゃくの消費量が激減しているのだとか。なんと一時期より40%減。ダイエットブームで、毒出し効果ありとされていそうなので、順調に売れているとばかり思っていました。

  こんにゃく業者の組合だったかが消費者にアンケートをとったところ、こんにゃくを食べない理由として第一位にあげられているのがにおい。要するに臭いから嫌われているとの結果が出たそうです。

  凝固剤として使われる消石灰が臭さの元凶。消石灰の量を減らすと賞味期限が短くなるので、減らすことはできないそうで、組合?としてはこれから臭みを減らすために、種々研究するとのことでした。

  
  こちらにきて、道の駅でこんにゃく芋を初めて目にし、こんにゃくを手軽に家で作っている人たちがいて、そうしたこんにゃくは、日持ちはしないけれどおいしいものだと知りました。手作りこんにゃくのワークショップにも参加しました。

   稲武在住の友人、奥田清美さんがつくる木灰のこんにゃくを食べるようになって、さらにこんにゃくのおいしさに目覚めました。

    こちらは、昨日届けてもらった彼女のこんにゃく。凝固剤として広葉樹の灰汁を使っています。このこんにゃく、とにかく臭くない。刺身にするといくらでも食べられます。灰汁を使う方法は、昔からやっていたこと。岐阜のある村では今でも藁灰を使っていると聞いたことがあります。

    数年前、こんにゃくシップに使うため、市販の安いこんにゃくを久しぶりに買いました。封を開けたときはたいして気にならなかったのですが、お湯で温めた途端、部屋中に悪臭が蔓延。そういえば、これがこんにゃくの匂いだった!と思い出しました。

    清美さんのこんにゃくを食べるようになってからは、自然食品店で売っているような高めのこんにゃくでも、ときには臭みを感じるようになりました。

    このこんにゃく、こんにゃく芋ができるとき今の時期だけ製造しています。今月末のヘルシーメイトの10%セール期間中の27日に、岡崎店で販売します。たぶん、今季最後の販売となります。ぜひ、昔ながらの臭くないこんにゃくの味をご賞味いただきたいと思います。



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