アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

小麦の種まき

2011-05-25 16:33:54 | こめこなクラブ
こめこなクラブの人たちと一緒に、稲武地区大野瀬町の筒井重之さん(関連記事はコチラ→)の畑で小麦の種を蒔きました。
  
  蒔いた種は、筒井さんが2年前ビニールハウスの中で緑肥として育てた中力の小麦種。小麦の種なんてあまり見たことがないので、意外と長いのにびっくり。

  筒井さんが住んでいるところは、大野瀬町のなかの大桑という集落で、いったん長野県根羽村に出てから山坂を上ったところにある離れ里です。周囲の山々は、人工林と自然林が適度に共存している感じで、常緑樹の深緑と新緑があいまって美しい。

  小麦はこの畑ともうひとつ別の畑で作ります。筒井さんは春に小麦を蒔いたことはないそうで、今年は実験だけで終わるかも。でも、二つの畑を合わせると約1反。もしちゃんとできれば相当量の小麦が収穫できるはずなので、期待してしまいます。

   筒井さんは、私たちが来る前に畝を作って、マルチシートを張っておいてくれました。肥料は堆肥です。シートに竹の棒で穴を開け、数粒ずつ入れては土をかぶせます。

   曇り空ではありましたが、ときは陽春の候。土の上もマルチシートの上も暖かくて、Kくんは気持ちよさそうにあちこち触っていました。Tちゃんはマルチの上に頬を摺り寄せてごろごろしていました。この日は1枚分の畑仕事しかできなかったので、近いうちにもう一度来ることになりました。

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5月のどんぐり工房の草木染め

2011-05-25 11:22:53 | 草木染め
 どんぐり工房での5月の草木染めは、稲武ふれあいウォーキングにあわせて5月15日(日)に行われました。当日は五月晴れ。久しぶりの快晴に恵まれたウォーキング大会でした。

  稲武にはじめていらしたというAさん親子は、高速を使って1時間半かけて来て下さいました。豆乳で前処理済みのTシャツ数枚をご持参。模様付けのあと、染めに入ります。

  この日の染め材料は、稲武地区特産のタカキビの殻と、朝採ってきたばかりのスギナ。煮出した染液に布を浸し、しばらく液の中で振り続けます。草木染めは、工程は簡単ですが、時間がかかります。液の中で布を広げながら、おしゃべりするのも楽しいひと時です。

  手前がタカキビ。Aさんがビー玉やキャンディーの棒で模様付けした風呂敷が素敵です。むこうがスギナです。写真では緑色がくすんで見えますが、ほんとうは美しい黄色みを帯びたさわやかな緑色です。

  Aさんの子供さんたち。男の子が着ているTシャツは、スギナ染めしたばかりのものです。お天気がいいので、すっかり乾きました。女の子が手に持っているのは、どんぐり工房の売店で買った布ぞうりです。工房のインストラクターが編んだかわいい布ぞうり。女の子はとても気に入って、「今だけだから」と弁解しながらしばらく外ではき続けていました。
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