骨で聴く異世界

耳を使わずに「聴く」世界を旅します。耳をふさいでいても聴こえる世界です。

東池袋四丁目駅を骨で聴く

2011-04-05 11:07:07 | 骨で聴く鉄道駅

 東京の都電の駅は初登場です。
 駅というより停留場といったほうがよいかもしれませんが、都内に唯一残る路面電車の駅として扱いたいと考えます。もちろん骨伝導ヘッドセットとともに訪問です。

 この駅は東京メトロの地下鉄有楽町線東池袋駅と乗り換えるのが容易になっています。
そしてこの地域を代表するのがサンシャイン60です。高さでは他の高層ビルに次々抜かれていきましたが、それでも池袋のシンボル的存在にかわりはありません。ビルにはサンシャインシティがそびえ、周辺のでは東池袋四丁目再開発事業が行われています。
 ライズシティ池袋や複数の大型タワーマンションなどが次々に完成しています。

 昔ながらの都電の駅と大開発によて誕生した新しい街並みのコントラストが、実に興味深いものです。

 東池袋四丁目駅としては、当然ながらサンシャインや地下鉄駅よりはるかに歴史があり、大正時代にまでさかのぼります。
 大正14年(1925年)に、都電荒川線の前身である王子電気軌道大塚線の「水久保電停」として開業しました。都電となってからは、「日出町二丁目電停」と改称し、現在では「東池袋四丁目」停留場となったという歴史があります。

 昭和44年(1969年)には、都電第17系統の池袋駅~護国寺間が廃止され、地下鉄有楽町線が開業してからは、池袋駅方面のアクセスはメトロに譲ることになりました。

 都道435号線を挟んで相対式ホームが互い違いに2面2線で設置されているせいか、クルマの通行する音も激しく、しかもすぐ上には首都高速5号池袋線があります。まさに都会の駅ですが、それでもどこな郷愁のようなものを感じるから不思議です。
 騒音が激しく、情緒もなさそうでいて、そうでもない不思議な感覚は、骨伝導がよりスッキリしてくれます。

 米軍の爆音の中でも相手先と通話ができる威力が骨伝導スピーカーにあります。東池袋四丁目駅周辺の騒音も骨伝導で何ら問題なく解決できます。特許技術はやはり違います。

          ⇒ 米軍採用・特許技術の骨伝導
 
 かつては東京都23区内を網の目のような多路線を展開していた都電も、唯一この荒川線だけが残り、寂しい限りですが、ひとつひとつの駅には様々な表情があって興味深いものです。骨伝導とともに、いろいろと訪れてみるのもよいかなと思いました。
 都内23区の軌道線で路面電車の雰囲気を残すのは、他に東急世田谷線だけですが、両者の雰囲気はかなり異なります。骨伝導で「聴き」比べもよいかもしれません。

          ⇒ 山下駅を骨で聴く

 震災後の春の訪れは、いつもと違って、少し寂しい感じがします。せめて復興の第一歩として、骨伝導とともに隠れた名所を紹介していきたいと思います。


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