骨で聴く異世界

耳を使わずに「聴く」世界を旅します。耳をふさいでいても聴こえる世界です。

木崎駅を骨で聴く

2015-12-29 13:58:40 | 骨で聴く鉄道駅
開業以来の木造駅舎という木崎駅は、東武伊勢崎線の始発駅である浅草駅から101.2kmの位置にあります。
大手私鉄の駅でありながら、これだけで古い駅舎が現役でいるのは珍しといえます。
しかも相対式ホーム2面2線のホームですが、反対側ホームへは構内踏切で連絡しているので、これだけでもレトロな雰囲気です。

実は木崎駅から分岐していた「徳川河岸線」というのがかつて存在していました。
わずか3.2kmの路線ですが、単線の電化区間でした。

貨物線で、その目的は利根川で採取された砂利運搬用に敷設された路線でした。
東急線の前身である玉川電気鉄道の時代でも、多摩川の砂利採取拠点へ直接乗り入れる砧線があったのと同じようです。

徳川河岸線の終点は徳川河岸駅で、現在の太田市徳川町になりました。
この「徳川」は、新田氏の始祖である義重の子・義季がこの地を領有し、徳川姓を名乗ったことによります。「徳川氏発祥の地」で、徳川家康の「徳川」は、ここに由来します。

さて、伊勢崎線の木崎駅のある区間(太田 - 伊勢崎間)は2006年からワンマン運転になってしまい、浅草直通が主流だった時代とは完全に変わりました。東武鉄道の本線であるにもかかわらず完全なローカル鉄道の雰囲気です。
その代わりというわけではないのでしょうが、特急「りょうもう」が停車駅となりました。ただし上下線とも1日1本のみの運行です。

そんな木崎駅を骨で聴きます。
米軍採用・特許技術を誇る世界最先端の骨伝導ヘッドセットを使い、木造駅舎から響いてくる電車の音を聞きます。
懐かしい音のように感じます。

年末年始に、こんな懐かしさを感じる駅に降り立ち、骨伝導の威力を体感してみるのも興味深いと思います。
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