小学館の古典を読むシリーズの第十五巻。2007年12月26日刊、1,800円+税
『宇治拾遺物語』とともに収められています。あわせて読みました。
解説もいい。深い意味を教えてもらうことができました。
ふたつの本の説話は、中国・インド(天竺)におよび、天皇・貴族・武士・商人・聖・ばくち打ちなど身分も多様です。
『十訓抄』は、十の教訓について語り、それぞれに分類した説話があります。
第一の編は、ひとに恵を施すべきこと
第二は、驕慢をさけるべきこと
第三は、人倫を侮らざること
第四は、人について戒むべきこと
第五は、朋友を選ぶべきこと
第六は、忠実・実直を心得ること
第七は、ひたすら思慮深くあること
第八は、諸事を忍耐すべきこと
第九は、願望をおさえるべきこと
第十は、才芸を願うべきこと
「教訓というよりも、他人をおもんばかる思慮ややさしさの重要性を説いているところが、後人の心をつかんで話さなかったのだろう。」と解説者は書いています。
何度も読み返したい本です。
『宇治拾遺物語』とともに収められています。あわせて読みました。
解説もいい。深い意味を教えてもらうことができました。
ふたつの本の説話は、中国・インド(天竺)におよび、天皇・貴族・武士・商人・聖・ばくち打ちなど身分も多様です。
『十訓抄』は、十の教訓について語り、それぞれに分類した説話があります。
第一の編は、ひとに恵を施すべきこと
第二は、驕慢をさけるべきこと
第三は、人倫を侮らざること
第四は、人について戒むべきこと
第五は、朋友を選ぶべきこと
第六は、忠実・実直を心得ること
第七は、ひたすら思慮深くあること
第八は、諸事を忍耐すべきこと
第九は、願望をおさえるべきこと
第十は、才芸を願うべきこと
「教訓というよりも、他人をおもんばかる思慮ややさしさの重要性を説いているところが、後人の心をつかんで話さなかったのだろう。」と解説者は書いています。
何度も読み返したい本です。
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