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eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

名前をかえたASTD

2008-06-04 22:08:12 | eラーニング市場
ASTDの火曜日のセッションがすべて終了しました。いま、午後11時半です。明日、3人で帰国します。

ほとんど、10年間にわたってASTDの流れを見てきました。eラーニングに沸いた時期は、いまからでは、想像もできないほどのブームでした。その後も、eラーニングの流れは、毎年毎年目立った変化をみせ、プレイヤーを変えながら、着実に定着しています。

ASTDの名前の変更も印象的でした。変更されたのは、ちょうど、WBT(Web Based Training)という言葉がが死語になり、eラーニングにとってかわられたころです。”Training"から”Learning"へ大きなコンセプトの転換をもたらしたのは、eラーニングの普及です。
eラーニングは、教育研修の基本コンセプトに大きな衝撃を与えました。

その中で、ASTDは、団体の名称を変更したのです。
ASTDのフルネームにはいっていた”Training and Development"という言葉を捨てることにしました。しかし、伝統ある名前を大切にするために、ASTDという略称を正式な名前にしたのです。現在、ASTDにフルネームはありません。

その前の名称の大会と、名前をASTDに変えた大会に連続して参加して、とても新鮮な印象をもちました。

ラーニングへ!!学ぶ側に主体が移ったのです。eラーニングこそは、ラーニングです。

余談ですが、「インストラクショナル・デザイン」は、eラーニングのラーニングという本質に反する概念です。eラーニングにあるのは、ラーニングであって、インストラクションではありません。eラーニングの本質にそうものは、「ラーニング・デザイン」です。こんなことは、あたりまえのことです。





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