eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

カリスマ経営者像

2012-03-22 12:03:00 | eラーニング・ベンチャー企業
何人かのカリスマ経営者を身近でみる機会がこれまで何度かあります。なるほど、このような人がカリスマなのだと納得もしました。

これは、あるカリスマ経営者との出会いから退社までの記憶にのこることばです。

中途採用がきまり、最終的にトップと会ってほしいというので会ったときです。しばらくして、突然「きょうはいい日だ。」なぜですかときくと、「素晴らしい人に出会ったからだ。」素直な言葉であるとしても、人の心をとらえる殺し文句です。

そこで飯を食おうと誘っていただいて、夕食にでかけると、「外で夕食をするのは1か月ぶりだ。」。貴重な時間をとってもらったのだなと感謝しました。

いつまでも待っているというので、入社を1年まっていただき、入社記念に何人かと昼食会をしていただきました。どうやって1年を区切ってきたかと話すと、「すごみがある」とコメントされました。ほんとうのすごみは、あまり人には気がつかれないものです。

退職願を直接手渡ししたときに、眼に涙をうかべて「君をひきとめられなかったのはわたしの責任だ。」と。ああ、これがカリスマ経営者なのだとあらためて思いました。

おなじ会社の取締役からも、こんな経験をききました。かれが、全国一の営業実績をのこして完璧なしごとをしているとトップに報告したら、翌日異動させられたそうです。「君はこの分野ではこれ以上成長しない」と慢心をいましめられたのです。その彼が地方に出張中に心筋梗塞で倒れた時に、ヘリコプターでかけつけずっとつきそってくれたということでした。

学ぶべきすばらしい経営者がたくさんおられます。

最近、トップ企業のトップ経営者と旅をご一緒することもあります。まず共通するのは、勉強熱心だということです。バスのなかでも大きなノートをひろげてしきりにメモをとっておられます。心配りも共通です。日本企業は、そういう方をトップにおしあげるという面もありますが。





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