eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

eラーニングと言語問題の解決

2009-05-19 13:03:19 | eLearning
国際的な言語の違いの問題は、ネットビジネスにとって、大きな課題となっています。

検索の問題を考えるとわかりやすい。日本語でながれている情報にくらべて、英語の情報は膨大な量になります。中国語の情報も急増している。現状では、言語がちがえば、それぞれ別の世界といってよい状況にあります。googleの理念にもとづけば、これは解決すべき大きな課題です。

eラーニングも同じような課題をかかえている。いかに、多言語にまたがる世界のeラーニングを解決していくのか。

まずはじめに、オーサリングの仕組みがあります。同じプラットフォームをつかって、米国人も、中国人も、韓国人も、そして、さまざまな言語の人々が共同で作業する環境をどのようにつくるのか。

ネットラーニングでは、コース制作のプラットフォームのインターフェイスを英語に切り替え始めています。結局、共通の言語は英語になるという判断です。おそらく、打ち合わせも英語になりはじめるのは、そうとおくない時期でしょう。

学習者の環境の問題もあります。現在、ネットラーニングでは、言語問題に対応する対策のひとつとして、受講生に対する管理者の言語の多様化をすすめています。たとえば、中国語の受講生にたいして、企業の担当者は、中国語でも日本語でも管理できるようになっています。

受講生がさまざまな言語で受講できるLMSだけではなく、管理画面も、受講生と同じ言語や、日本語、英語などでも管理できる機能を拡大しています。

今後も、eラーニングは、多様な言語にどのように対応していくのかという課題を解決するために、さまざまな機能を装備していくことになります。



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