eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

八丈島の本屋さん

2008-04-13 23:08:01 | 島の生活
八丈島には、本屋さんが2軒あります。それに、古本屋さんも1軒。

本は、できるかぎり、八丈島で買うことにしています。買って、リュックにつめて都心へ持っていく。

そのほかに、本は、都心でもネットでも購入します。全部あわせると、ひと月に、10万円ほどになるでしょう。

八丈島の本屋さんで、わたしがとくに関心がある本をよく見つけます。品揃えが面白い。この土曜日に買ったのは、米国人の建築家ジェフリー・ムーサスの『「縁側」の思想』(祥伝社、2008年4月1日、1600+税)。もうほとんど読み終わりました。京都の町屋にすみ、自分でリフォームしていく。1200年にわたり「共同開発」されてきた町屋の思想をよみがえらせていきます。

先週買った本のなかに、大石芳野写真・馬場あき子文の『黒川能の里ーー庄内にいだかれて』(清流出版、2008年2月13日、3500+税)があります。ほとんど写真ですが、文章もすばらしい。雪深い黒川の里に伝えられる暮らしとふかく結びついた能。「黒川は、この祭祀と能の組織によって過疎化をまぬがれた」という。

このような本に出合える本屋さんが八丈島にあるのは、うれしい。たぶん、都心の本屋さんでは、本が多すぎてみつけられない。ネットでも、書評にでものらないかぎり、気がつかない。



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