eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

久しぶりに

2005-07-14 22:47:06 | Netlearning,Inc.
昨日は、久しぶりの出会いにおどろくことが多かった。

午前中には、お会いしてみたら、旧知の方でおどろくことが2回あった。お一人は、元アスキーの方で6,7年ぶり。もう一人は大学教授で、10年以上前にごいっしょに上海へ旅行したことがあり、それ以来の再会だった。

夜、あるところの講演で、もう一人の講師の方がどうも見覚えがあるとお名前を確かめると、やはり、旧知の方だった。7年ぶりくらいだろうか。どうされているのかなと思っていたので、うれしい再会だ。

早稲田再生

2005-07-14 00:17:49 | 読書/新聞/映画など
早稲田大学副総長の關昭太郎著の「早稲田再生」を読んだ。

山種証券の社長を退職していた著者が、次期総長就任がきまった奥島教授に招聘され、財務担当常務理事に就任したのは、1994年10月だ。ひきつぎにあたって、前の財務責任者から「数年後には膨大な赤字、おそらく1000億円をこえる赤字になりますよ。こんな内容の財政改革をよくひきうけましたね。」とおどかされる。

「私の本心はもっと過激だ。変化や改革、イノベーションという言葉ではやわらかすぎると考えている。」著者は、強い決意で抜本的な改革にとりくみ、奥島総長時代8年をふくむ10年で、みごとに早稲田を再生させた。

もちろん、なにも動かない岩のような抵抗も根強かった。

早稲田再生のドラマに学ぶところが大きいとともに、早稲田でさえというべきか、日本の大学の危機の深さを感じ取ることができる。

著者:關昭太郎
タイトル:「早稲田再生ーー財の独立なくして学の独立なし」
出版社:ダイヤモンド社
発行:2005年2月10日
定価:1800円+税