eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

IDを考える

2005-07-07 13:03:55 | eLearning
ID,「インストラクショナル・デザイン」について、考えつづけています。

*コンテンツ設計なのか、教育設計なのか。

コンテンツを売るというビジネスなら、当然、コンテンツ設計という考え方になるでしょう。しかし、たとえば社内で自社用にコースウエアを制作するのであれば、教育の実施過程をふくむ、教育設計という考え方になります。

教育設計であれば、コースウエア設計とともに、ラーニング・プロセス設計が必要です。

*インストラクションなのか、ラーニングなのか。

一昔前の、CAIとCALも思い出します。「コンピューター・エイデッド・インストラクション」は、「コンピュータ・エイデッド・ラーニング」の考え方へ席をゆずりわたしました。WBTは、eラーニングへ発展しました。トレーニングからラーニングへ、大きな思想的な転換がおこなわれたわけです。

「インストラクション」は、教室の集合教育をベースにした教える側の概念です。個別学習、自学自習を基本とし、ラーニングをベースにするeラーニングにそぐわない概念とも思われます。

岡本教授(教育システム情報学会会長)をはじめ、教育の専門家の方々がIDを正面から批判されていることからもいろいろ考えさせられます。

島の本6冊

2005-07-07 12:48:27 | 読書/新聞/映画など
ぶらりと本屋によって、島の本を6冊買いました。「島」がタイトルにはいっている本は、新刊書であろうが古本であろうが、何でも買います。小説であろうが、なんであろうが、ジャンルを問いません。

インターネットで検索すると、「島」がタイトルにはいる本は、数万冊あるらしい。全部買い込むと置き場所にこまりそうです。

まだ、300冊くらいしかもっていません。それでも、本屋で「島」の本をあたらしく見つけることはめったにありません。

1回に6冊も買えたのは、幸運です。そのうち、「瑠璃の島」をふくめて、3冊は出たばかりでした。いくつかは、第二次世界大戦での玉砕の悲惨な記録です。