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eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

eラーニング個人向け市場の伸び

2008-01-18 14:13:53 | eラーニング市場
企業向けのeラーニングが本格的に普及してきたのにともない、個人向け市場に関心が強まっています。

本日2008年1月18日の日経産業新聞でも、eラーニングの個人向け市場についての記事で、「eラーニング最大手のネットラーニングは、07年の個人向けサービスの売り上げが06年に比べ2.6倍に増えた。」と記載されています。

元が小さいので、何倍といってもたかがしれていますが、これからしばらくは、毎年数倍の伸びをつづけそうです。

ようやく、eラーニングの個人向け市場の急拡大の気配がでてきました。そろそろ、個人市場に本格的に参入したいと思います。






日経産業新聞にeラーニングの記事

2008-01-15 13:32:53 | eラーニング市場
本日の日経産業新聞17面に、ほとんど1ページを使って、eラーニングが大きく取り上げられています。

個別の記事ではなく、このようにeラーニングの全般的な状況を取り上げた記事が掲載されるようになると、いっそう、eラーニングについて読者の理解がふかまるものと思われます。

「企業研修の主役になりつつあるeラーニングを活用した勉強法の最前線を追った」というリードではじまり、ネットラーニングが提供する”イングリッシュ Aya Pod"の紹介や、ネットラーニングの売れ筋ベスト10なども紹介されています。


eラーニング企業の競争激化

2007-10-16 12:46:18 | eラーニング市場
eラーニング市場は、2005年ごろに「導入期」から「成長期」への転機が鮮明になりました。

それにともない、競争状況も大きく変わってきました。

「導入期」には、各社がビジネスモデルを競い合い、生きのびて大きく成長していく企業と撤退する企業がいりまじった展開がありました。じつに多数の企業が撤退をしました。

成長期は、あらたな参入企業を多数むかえながら、コース制作を中心にはげしい競争をうみだしつつあります。成長期には、すべてのeラーニング企業に、それなりのビジネスチャンスがあります。

導入期と成長期では、競合のあり方にちがいがあります。ネットラーニングにとっては、いずれの時期も、大きなビジネスチャンスです。


目的をもった方のご来場

2007-08-02 23:14:15 | eラーニング市場
きょうは、東京ビッグサイトで開催されているイーラーニングワールド(eLearning World 2007)の2日目でした。

今回のご来場者の特徴は、はっきり目的をもってこられている方が多いということでしょうか。

われわれ出展者の側からみますと、ただ人数が多いよりは、たいへんありがたいことです。eラーニングがしっかり定着してきたことを感じています。



eLearning World 2007 大盛況

2007-08-01 21:26:10 | eラーニング市場
本日から東京ビッグサイトで開催されているイーラーニング・ワールドは、各ブースともに大盛況です。

参加者総数が昨年にくらべてどうなっているのか、まだわたしのところに情報はありませんが、各ブースは、いままでにくらべて大盛況です。

ネットラーニングも、用意した資料が足りず、いそいで今晩大増刷しているところです。

この各ブースの大盛況の原因は、来場者の大幅な増加がないとすれば、今回の展示会社が120社程度と昨年の4分の3ほどに減ったことが原因と思われます。総来場者を出展企業数で割った1社あたりの来場者は、まちがいなく昨年よりも大幅にふえています。

したがって、出展各社の手ごたえは大きく、満足度も高いのではないでしょうか。


eラーニングの展望

2007-06-20 09:21:16 | eラーニング市場
eラーニングの展望を、狭い意味でeラーニング市場の展望として考えた場合、それぞれの立場によって、まったく結論がちがうことが、現在の特徴でしょう。

「eラーニングはなぜ普及しないのか?」ということを、当面の大きなテーマにしている人たちもいます。あるいは、一方で、市場のダイナミックな成長を指摘する人たちもいる。

これは、eラーニングという大きな山には、谷あり峰あり、滝も森もあるということでしょう。いろんな登り口から、それぞれ登山をはじめています。

いつのまにか森に迷い込んで道を失った人も、峰に到達して、その先の巨峰の勇姿にみとれている人もいる。

いずれにしても、いまいる場所によって、ちがう景色が見えているのです。その景色にしたがって、将来に展望を見出せないことがあっても、それはある意味では正直な結論です。

しばらくは、eラーニング市場の現状や展望について、さまざまな見解、ときには正反対の見解が主張されるでしょう。それ自身がいまの市場の多様な状況を反映するものであり、どちらの見解がただしいとか議論の対象になるものでもありません。


e-Learning World 2007 展示会

2007-05-17 10:25:58 | eラーニング市場
今年8月1日から3日まで東京ビッグサイトで開催されるe-Learning World 2007の出展企業の申し込み期限がせまってきました。

現状では、昨年の主要な出展企業が顔をそろえ、また、新しい出展企業も目立っているようです。

今年の eLearning World が、市場の活況を反映して大きく盛り上がることを期待しています。

ネットラーニングは、最大の展示スペースで出展します。




イーラーニング・ワールド2007に出展

2007-04-27 10:29:44 | eラーニング市場
イーラーニング・ワールド2007へ出展を申し込みをしました。

わたしたちとしましては、例年より早めに申し込んだのですが、やや立ち遅れたようです。ビジネスセッションは、すでにほとんどの時間帯の申し込みがすんでおり、残念ながらいい時間は確保できませんでした。

また、はじめての出展で大規模にでるところも出てきました。2007年のイーラーニングワールドは、プレイヤーの交代が強く印象付けられるものになりそうです。参加者も、昨年よりも、大幅に増える期待がたかまっています。

新興勢力におおいに活躍してほしいところです。ビジネスチャンスが山積しています。




eラーニング市場、年30%以上の伸び

2007-03-15 08:41:22 | eラーニング市場
eラーニング市場は、年38%の伸びという予測を、2001年に野村総合研究所が発表したことがあります。2006年までの市場展望

2001年から2006年までの平均の伸びは38%に達し、2006年の市場規模は、合計で943億円になるという予測です。

最新のeラーニング白書によれば、2006年度のeラーニング市場は、企業内教育だけで552億円と推定されている。これに、個人向けのeラーニングや教育機関のeラーニングの市場を加算するなら、野村総研の予測はそれほどはずれていないといえそうです。

したがって、過去の市場の伸び率は、野村総研の予測38%を多少したまわったとしても、年率30%以上であったことは間違いないでしょう。

なお、eラーニング白書による今後の企業内eラーニングの市場成長率予測は、
2007年度 125.6%
2008年度 122.1%
2009年度 120.9%
2010年度 118.5%

過去のトレンドと最近の成長加速を考えると、かなり慎重な予測です。
今後のeラーニング市場を展望するなら、企業研修にかぎっていえば、われわれの実感ではこの数年間は年に50%をこえる成長が続きそうです。

ネットラーニングは、企業研修のeラーニングで市場をうわまわる成長を実現するとともに、個人市場や教育機関むけ、海外などの展開も新たに実施し、大きな飛躍を実現していく計画です。





韓国のeラーニング会社

2007-02-12 13:10:45 | eラーニング市場
韓国には、どのぐらいの数のeラーニング会社があるのでしょうか。

まだ2006年の統計はでていないので、2005年のデータをみてみましょう。

2005年現在の韓国のeラーニング事業者数は381社です。社員数は、16,413名で前年より23.9%増加しています。平均すると、1社あたり43名の規模となります。

eラーニング会社の内訳は、サービス事業が181社(47.5%)、コンテンツ事業126社(33.1%)、LMSなどの事業74社(19.4%)となっています。しかし、eラーニング専業企業は、半分にもなりません。

上場企業は、3社です。

eラーニング企業の変遷をみますと、2004年の258社のうち63社が撤退し、その3倍の186社が新規参入しました。

したがって、2005年にeラーニング事業をおこなっている381社のうち、半数近くがこの1年以内の新規参入組みです。日本も撤退とそれをはるかに上回る参入がある似た状況にあるといえるでしょう。