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eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

こちらは、気温16度です

2009-07-12 05:51:14 | 海外のeラーニング
12時間ほどのフライトでヨーロッパに到着。こちらの気温は16度です。風がすずしく吹き抜けて、気持ちがよい。

上海は、38度!上海から、セミナー大成功の報告が届きました。

こちらも、まけずに、土日も仕事です。

写真は、朝、田園の中を散歩しながらであった若い女性です。彼女は、乗馬で散歩していました。おだやかな、ヨーロッパの風景です。

eラーニングにおける多国語サポート

2009-06-02 15:21:16 | 海外のeラーニング
eラーニングは、本来的にグローバルな存在です。

ネットラーニングのLMS(ラーニング・マネージメント・システム)上には、さまざまな言語の学習者がいます。

学習者がさまざまな言語で学習する場合、サポートをどの言語でおこなうのかという問題がおきます。

日本人が、英文のコースを学習することもあれば、中国語のコースを学習することもあります。また、米国人が英文のコースを学習することも、中国語のコースを学習することもあります。

このような場合、ネットラーニングのLMSは、以下のような考えに立っています。

まず、国籍をとわず、あるいは、その人のネイティブの言語をとわず、自分がすきな言語の「マイルーム」を選択できます。その選んだ言語で、すべての学習サポートが実施されます。

したがって、たとえば、同じ英文のコースを、日本語のマイルームで学習すれば、日本語のサポートで、中国語のマイルームで学習すれば、中国語のサポートで学習が行われます。もちろん、英語のマイルームで学習すれば、英語でサポートされます。

つまり、各国語のコースを学習しても、自分でサポートをうける言語を選択できるのです。中国人でも、日本語に堪能で日本語のコースだけを受講している場合、日本語のマイルームを選択して、日本語でサポートをうけることもできます。

管理画面も同じように言語を選ぶことができます。企業の担当者の方が、受講者と同じ言語で管理したり、また、別の言語で管理することもできるのです。

多国語対応LMSで、このような機能をもったものは、わたしが知る範囲ではまだ他にはありません。


上海万博までちょうど1年

2009-05-01 22:14:41 | 海外のeラーニング
来年の5月1日、上海万博が開幕します。

きょうは、メーデー。なにか催しでもあるのかと、人民広場へ行ってみました。国旗が林立し、上海市政府の建物に正装の衛兵がいましたがそれだけ。中国では、メーデーは、大型連休のことかもしれません。

快晴の公園は、家族連れでにぎわっていました。食堂で相席になった家族は、上海の地図をひろげて楽しそうに会話していました。

写真のカウントダウンの表示は、地下鉄人民広場駅にあります。


上海の事務所の窓から

2009-05-01 12:31:59 | 海外のeラーニング
写真は、ネットラーニングの子会社「明香」の窓から見た上海の景色です。

まどから、やや左手を見ています。

きょうは、新緑が新鮮な快晴の上海です。メーデーで、すべて休日です。

中国の企業向けのeラーニングは、いよいよ普及の時期にはいっています。いくつか、ベンチャー企業を訪ねました。社員6名であったり、20数名であったり、日本と同じように、マンションの1室です。

「英語で打ち合わせをしましょうか。」そうかれらから提案されることも多い。コース開発は、英語ベースで打ち合わせをする時期も近いのかもしれません。ネットラーニングの制作プラットフォームもインターフェイスは英語に変わり始めています。




上海にいます

2009-04-29 07:20:15 | 海外のeラーニング
上海にいます。日本の連休中は、中国でしごとをすることになりました。

新緑が目にあざやかです。気温は、東京より少し暖かい程度。

めずらしく着陸時の視野がよく、上海の金融中心の蒲東上空から虹橋空港まで、郊外と市街地の上海の様子をゆっくりながめることができました。林立する高層ビルの多さが目立ちますが、郊外に縦横に流れる水路も興味深い。直線の幅広い水路もあれば、細くなったり太くなったり曲がりくねった水路もあります。水路はかなり密集しており、船の輸送も活躍しているようです。

飛行機は、ほぼ満席でした。


アメリカのeラーニング

2009-04-15 12:40:58 | 海外のeラーニング
アメリカのeラーニングは、かつて、日本の3年先を行っているといわれた時期もあります。

しかし、次第に、仕事ベースのアメリカのeラーニングと人を育てる日本のeラーニングに大きな差が目立ってきました。これは、アメリカと日本の企業組織のちがいや、社員の育成に関する考え方の違いを背景にしたものです。

日本的なeラーニングが注目され、アメリカと日本は、それぞれ別の道を歩むことになりました。アメリカは、もはや、日本の3年先をいっているわけではなく、歩む方向がちがう。

さらにここにきて、アメリカの企業社員むけのeラーニングにダイナミックさが失われているように感じています。本当にそうなのか、あるいは、なぜそうなのかたしかめてみたいと思う。

個別教育としてのeラーニングは、ナレッジ的に使われるよりは、教育的につかわれたときによりいっそう威力を発揮します。アメリカでも、教育機関がeラーニングを教育として活用する場面では、ダイナミックな発展がみられます。フェニックス大学のように。

いまは、アメリカの企業内のeラーニングより、アメリカの教育機関でのeラーニングに注目しています。

今年のASTDにも、ネットラーニングから3名参加します。




中国の大学のeラーニング

2008-09-24 12:59:00 | 海外のeラーニング
ごく概略の数字をみてみましょう。

中国のオンライン大学が最初に設立されたのは、1999年で4大学でした。

2003年にむけて、トップ100大学のうち68校が、オンライン校を設立し、急速に拡大しました。この背景には、急速な経済成長にみあう学生数を確保するという緊急の課題がありました。

その結果、2003年のオンラインの学生は230万人に達し、授業料の総額は17億元にもなりました。

しかし、その結果、質のよくない学生も入学させて、オンライン大学の評判が悪化。2004年以降、当局は、新しいオンライン大学の認可を認めていません。