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いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

政党格差。 discrepancy of political party

2019-03-13 20:20:22 | 日記
 (1)4月になれば統一地方選に夏の参院選と選挙の季節を迎える。統一地方選では大阪都構想を巡って大阪府知事選,大阪市長選のダブル選も実施されて話題性もある。
 自民党内では総裁3選を果したばかりの安倍総裁(首相)の4選の話題まで取り沙汰されて、我が世の春をゆく自民党に危機感はまったくない。

 世論調査での政党支持率は自民党が30%台を維持して、野党第一党の立憲民主党が10%そこそこを維持していたが直近調査では半減して5%台に落ち込んで、政党格差(discrepancy of politics party)は覆(おお)いようもない。

 (2)昨年、今年と安倍首相の疑惑関与、財務省、厚労省など政府機関の不正問題が続き、統一地方選、参院選は自民党にとっては逆風、守りの選挙が予想されるが、それに乗じた野党に追い風が吹いていない。

 立憲民主党の支持率半減低下は、国会での不正、不適切、不祥事の政府追求の決め手を欠き逃げ得を許していることへの国民の不満の結果であり、その間国民民主党との野党参院第一会派争いをしているという本末転倒への抗議というものだ。

 (3)立憲民主党は当時民進党の希望の党への合流で選別された枝野幸男議員がひとり政党を立ち上げて、その後民進党の執行部方針に反対する議員が希望の党に合流せずに立憲民主党に参加して、野党としては国民の一定の支持評価を受けているものだ。

 安倍首相が安保法制で憲法解釈を独自に拡大解釈してこれまでの自民党政権が踏み込まなかった集団的自衛権の行使容認を決めたこと、憲法第9条に自衛隊を明記する憲法改正を目指す安倍政権に対して平和憲法の理念を守ることを鮮明にした立憲民主党の立ち上げだった。

 (4)立憲民主党は弱小野党としてはかろうじて10%台前半の支持率を集めていたが、安倍1強といわれる自民党支配政治体制に対して野党結集に動くわけでもなく(民進党の希望の党合流の失敗が国民批判を招いたトラウマもあり)、もちろん弱小野党の中で第1党とはいえ10%台前半の支持率では政権構想など打ち出す様もなく「立憲主義」以外に何をやろうとしている政策政党なのかわからない国民に伝わらない不可解さはある。

 (5)09年民主党政権は公共事業の中止、高校授業料無償化、高速道路無料化、事業仕分け刷新、ついでに初代鳩山首相の個人的考えの普天間飛行場の国外少なくとも県外移設に当時の国民の圧倒的支持を受けて自民党から政権を奪取していた。
 準備不足、党内対立のうえに政策自己否定の末に3年半で政権自滅した。

 (6)その時の民主党政権を支えていた枝野代表など議員参加による立憲民主党であるが、平和憲法を守る立場、理念の政党であることはわかるが基本政策、主要政策となるとよく伝わってこない。

 政策力、説明力、情報力がわからずに、これでは国民理解、期待、支持を拡大する、殻を破るところまで行かずに、統一地方選、参院選を前に直近世論調査で政党支持率が5%台に半減低下して国民の期待がうかがえないものだ。

 (7)本来なら野党にとっては有利な政治状況にあり、追い風が吹いて反転攻勢に出る機会でもあるが自民党に対抗するための選挙用野党1人区一本化調整だけでは、国民に見える野党の理念、政策、方針がなければ選択の追い風、大きな支持、期待にはつながらない。

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