先週、8年ぶりにパソコンを買い替えました。起動ディスクがSSDの新しいパソコンは、スイッチONからわずか10秒で立ち上がるので、非常に快適です。
というのはどうでもいいとして、今回は、昭和52年(1977年)にセガが頒布したプライスリストをご紹介いたします。このプライスリストは全20ページあるので、今後何回かに分けてのご紹介となります。
分けるにあたっては、単純にページ順では掲載順が分散するジャンルがあるので、以下のようにジャンルごとに分割いたします。
第1回:表紙と会社案内系のページ(その1)
第2回:表紙と会社案内系のページ(その2)
第3回:ジュークボックス系のページ
第4回:エレメカ系のページ
第5回:ビデオ・メダル系のページ
第6回:ピンボール系のページ
今回は第1回として、表紙と会社案内に関する部分の前半をご紹介いたします。なお、各画像は、ブログのシステムが推奨するサイズでなるべく大きく表示するために、上下に二分割しています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/ef/ef20b08f9c5fa6291b1475004da442fb.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/7e/ad48e51e78ac544779341382f03a7b87.jpg)
セガが1977年に頒布したプライスリストの表紙。昭和52年(1977年)5月1日の発行で、発行日から有効と書かれている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/72/a90575a5c3c117f93a983e07a6637a13.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/1a/f6ca5aac00b87b18f440ff6528db240c.jpg)
プライスリストの1ページ目。ここに見える「東京・本社全景」は、現在は更地となり、「本社新館」は集合住宅になっている。
(文面)
アミューズメント機器・施設のトップ企業体
セガは業界随一の規模と歴史をもつ、ゲームマシン、ジュークボックスなど、アミューズメント機器の総合企業です。また、レジャー・ランド、アミューズメント・センターの企画・設置・運営もおこなっております。アミューズメント機器・施設のことなら、すべてセガにおまかせください。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/8f/db5834e4d8e3d423415d126fae04e1e0.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/be/dbed3289ca35b10c01a892030753bd32.jpg)
2ページ目。工場内の製造ラインが紹介されている。
(文面)
20数年前、この産業の揺籃期に、現在の繁栄を予想し得た人が何人いたでしょう・・・・・・。 しかしその時、ごく少数の人が、明日の発展を確信し、新しい産業の種を蒔きました。
現在1200億円産業と言われるほど見事に開花した、このアミューズメント産業を育み、新産業として市民権を得させたのは、弊社セガ・エンタープライゼスに他なりません。
メーカー、ディストリビューター、オペレーター、そしてインポーター、エクスポーターとしてのセガの一挙手一投足は、業界に様々な影響をもたらします。それだけに、強大な責任もまたセガの双肩にかかってくることは、言うまでもありません。
全国130カ所の営業。販売拠点、全国50カ所の直営ゲームセンター、全世界42カ国などを通して収集された情報は、すべて的確に清算書機構に反映し、高品質、高収益性で定評あるセガ製品となって、市場にお目見えするのです。
そして、全国130拠点、300車両による営業・販売活動は、いつ、いかなる状況下においても、お客様の要求度に100パーセント応えるべく、たえまなく持続し、展開し続けております。
セガは次の世界各社の日本におけるディストリビューターです。
株式会社ロックオーラ―製作所(米国)
アメリカン・シャッフルボード株式会社(米国)
ウイリアムズ・エレクトロニクス株式会社(米国)
エル・エム・コックス株式会社(米国)
株式会社張り―製作所(米国)
アルフレッド・クロンプトン・アミューズメント・リミテッド(英国)
シカゴ。ダイナミック株式会社(米国)
ホスター株式会社(西独)
株式会社ミッドウエー製作所(米国)
製造ラインの画像を拡大してみました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/54/404aa8a42cd2504e880dcca795d9eb51.jpg)
フリッパー・ピンボールの製造ライン。キャビネット側面やバックグラスの様子からWilliamsの「Satin Doll(1975)」と思われるが、バックグラスのアートワークはIPDB(Internet Pinball Database)に見られる同機とは異なる。また、この写真の機械は1P用であるようにも見えるが、IPDBでは2P用としており、1P用の存在には言及されていない。なお、このプライスリストではSatin Dollを「2プレイ」としており、謎が深まる。たが、その後の調査で、スペインSEGASA社の「Baby Doll」であることが判明した(2021.03.08追記)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/91/c5611be7614dfda0f84deff2d4e8a08a.jpg)
AM機の製造ライン。機械は、このプライスリストにも掲載されているセガの「Rock'n Bark(ロックンバーク)」という2P用のビデオガンゲーム。この当時で149万円という高価な機械だったらしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/6b/959dbe06c11ab931780b335b53d10645.jpg)
ジュークボックスの製造ライン。右手前は米国ロッコーラの「464」、左の列は「459」に見える。このプライスリストによれば、464は160曲で99万円、459は100曲で71万円とある。
(次回「表紙と会社案内系のページ(その2)」につづく)
というのはどうでもいいとして、今回は、昭和52年(1977年)にセガが頒布したプライスリストをご紹介いたします。このプライスリストは全20ページあるので、今後何回かに分けてのご紹介となります。
分けるにあたっては、単純にページ順では掲載順が分散するジャンルがあるので、以下のようにジャンルごとに分割いたします。
第1回:表紙と会社案内系のページ(その1)
第2回:表紙と会社案内系のページ(その2)
第3回:ジュークボックス系のページ
第4回:エレメカ系のページ
第5回:ビデオ・メダル系のページ
第6回:ピンボール系のページ
今回は第1回として、表紙と会社案内に関する部分の前半をご紹介いたします。なお、各画像は、ブログのシステムが推奨するサイズでなるべく大きく表示するために、上下に二分割しています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/ef/ef20b08f9c5fa6291b1475004da442fb.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/7e/ad48e51e78ac544779341382f03a7b87.jpg)
セガが1977年に頒布したプライスリストの表紙。昭和52年(1977年)5月1日の発行で、発行日から有効と書かれている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/72/a90575a5c3c117f93a983e07a6637a13.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/1a/f6ca5aac00b87b18f440ff6528db240c.jpg)
プライスリストの1ページ目。ここに見える「東京・本社全景」は、現在は更地となり、「本社新館」は集合住宅になっている。
(文面)
アミューズメント機器・施設のトップ企業体
セガは業界随一の規模と歴史をもつ、ゲームマシン、ジュークボックスなど、アミューズメント機器の総合企業です。また、レジャー・ランド、アミューズメント・センターの企画・設置・運営もおこなっております。アミューズメント機器・施設のことなら、すべてセガにおまかせください。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/8f/db5834e4d8e3d423415d126fae04e1e0.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/be/dbed3289ca35b10c01a892030753bd32.jpg)
2ページ目。工場内の製造ラインが紹介されている。
(文面)
20数年前、この産業の揺籃期に、現在の繁栄を予想し得た人が何人いたでしょう・・・・・・。 しかしその時、ごく少数の人が、明日の発展を確信し、新しい産業の種を蒔きました。
現在1200億円産業と言われるほど見事に開花した、このアミューズメント産業を育み、新産業として市民権を得させたのは、弊社セガ・エンタープライゼスに他なりません。
メーカー、ディストリビューター、オペレーター、そしてインポーター、エクスポーターとしてのセガの一挙手一投足は、業界に様々な影響をもたらします。それだけに、強大な責任もまたセガの双肩にかかってくることは、言うまでもありません。
全国130カ所の営業。販売拠点、全国50カ所の直営ゲームセンター、全世界42カ国などを通して収集された情報は、すべて的確に清算書機構に反映し、高品質、高収益性で定評あるセガ製品となって、市場にお目見えするのです。
そして、全国130拠点、300車両による営業・販売活動は、いつ、いかなる状況下においても、お客様の要求度に100パーセント応えるべく、たえまなく持続し、展開し続けております。
セガは次の世界各社の日本におけるディストリビューターです。
株式会社ロックオーラ―製作所(米国)
アメリカン・シャッフルボード株式会社(米国)
ウイリアムズ・エレクトロニクス株式会社(米国)
エル・エム・コックス株式会社(米国)
株式会社張り―製作所(米国)
アルフレッド・クロンプトン・アミューズメント・リミテッド(英国)
シカゴ。ダイナミック株式会社(米国)
ホスター株式会社(西独)
株式会社ミッドウエー製作所(米国)
製造ラインの画像を拡大してみました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/54/404aa8a42cd2504e880dcca795d9eb51.jpg)
フリッパー・ピンボールの製造ライン。キャビネット側面やバックグラスの様子からWilliamsの「Satin Doll(1975)」と思われ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/91/c5611be7614dfda0f84deff2d4e8a08a.jpg)
AM機の製造ライン。機械は、このプライスリストにも掲載されているセガの「Rock'n Bark(ロックンバーク)」という2P用のビデオガンゲーム。この当時で149万円という高価な機械だったらしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/6b/959dbe06c11ab931780b335b53d10645.jpg)
ジュークボックスの製造ライン。右手前は米国ロッコーラの「464」、左の列は「459」に見える。このプライスリストによれば、464は160曲で99万円、459は100曲で71万円とある。
(次回「表紙と会社案内系のページ(その2)」につづく)
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