水車ボランティア(+山家鳥虫歌)

ボランティア解説員としての見聞から始めた、ボケ防止メモ。12年目。新たに「山家鳥虫歌(近世諸国民謡集)」を加える。
 

解説員として(182)

2014-11-20 14:58:09 | 解説員日記
今日の午前、解説当番であった。

曇天で寒い。午後雨かも、とか。

市職員の、民具磨きのお手伝い。とにかく、数が多いので、大変だ。

見学者は、幼女と散歩中に立ち寄りなさった、ママさん。

市内在住、ということで、郷土史に関する話に興味を持っていただけたようだ。

家事や育児にあけくれる方々にとっては、恰好の、気晴らし場所ではあると思う。

若い、子育て世代の見学者が増えてくれるとうれしい、と思った。

過日の特別公開は成功裏に終わったそうで、さらなる、こんごの発展に向け、ヒトヒネリを期待する。


解説員仲間のH氏が、わざわざ、某新聞朝刊の切り抜きコピーを、届けてくださった。厚く感謝申し上げます。

某新聞が、漱石の三四郎を紙面復刻していて、そのスミに示された「最新式精米精麦機の広告」が面白い、という話。
広告の絵そっくりのものが、この施設にある。解説時には、それを、名が「どうつき臼」で、精麦機と説明している。
2点ほど、解説時に役立ちそうな話を示す。

・ 定価が、麦用;125円、米用;120円、と示されている。元の新聞が、明治41年10月6日つけであることから、物価比較可能、一万倍と考えていいのでは。つまり、現在の価格でいえば、それぞれ、125万円、120万円、というところか。

・ 説明文がなかなか面白い。
「本機は臼中に螺旋を設け其回転と同時に上下動を為し以って米麦を吸引的に循環せしめ一方に偏在する事なく均一に且つ迅速に精白ならしめ更に攪滅、搗滅等の憂なし」



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