水車ボランティア(+山家鳥虫歌)

ボランティア解説員としての見聞から始めた、ボケ防止メモ。12年目。新たに「山家鳥虫歌(近世諸国民謡集)」を加える。
 

解説員として(176)

2014-08-21 20:47:40 | 解説員日記
今日の午前、解説当番であった。

「猛暑」との天気予報。
予想通り、見学者ゼロ。

歴史は繰り返す、一度目は悲劇として、二度目は喜劇として

今日読んだ本の巻頭に書いてあった言葉である。
カール マルクスが言った言葉だそうだ。

原発ホワイトアウト 若杉冽 講談社 2013.9.11発行

ストーリー
・ 近未来の話
・ 福島後の社会における嫌原発状況を、原子力村が手練手管を使ってひっくりかえす
・ 再稼働開始
・ 送電線破壊テロ(豪雪の最中に実施。ここからホワイトアウト)により、某原発において福島と同じ状況が発生
・ これにこりず、さらに次の再稼働を暗示させる描写

甘い汁にありついたヤカラの手練手管は、いかにももっともらしい。
現実も、この小説に描くようは経過を、オオスジたどるのではないかと想像され、ゾッとする。


しかしそれにしても、広島での土砂災害はひどい。

テレビで見る限り、土石流の発生源は沢筋だ。
マサの山際の、しかも沢筋に住宅地を建設するなんて、狂気の沙汰以外のなにものでもない。
同じような土砂災害は過去に数えきれないほどありましたよね~。

開発事業を認可した国/県、実際に事業を実施した事業者は責任をとらねばならぬと思うが、雨の異常さを強調することによって、そのへんはウヤムヤにされることでしょう。

この国は今、やっぱりちょっとおかしい。

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