水車ボランティア(+山家鳥虫歌)

ボランティア解説員としての見聞から始めた、ボケ防止メモ。12年目。新たに「山家鳥虫歌(近世諸国民謡集)」を加える。
 

解説員として(181)

2014-11-06 16:32:08 | 解説員日記
今日の午前、解説当番であった。

朝、小雨模様であったが、雨はあがった。くもり。

見学者ゼロ。


図書館で借りた本(東京おぼえ帳、平山蘆江、2009、ウエッジ文庫)を読んで過ごした。

読めない漢字がでてきて、あせった。

腮=顋の俗字=顎=アゴ

この字が出てくるくだりが、以下のとおり。
「三つの飴パンを両手にはさんで、ギュウとひしやいで一かたまりにおしつぶした、~~~~、それを卓子の上へおき、今度は両手を自分の腮へあてると見えたが、がくりとこづくとサトウさんの腮はバックリとぶらさがって、口が洞穴のやうにひろがったといふ、そのままの態勢で飴パンのかたまりを口中へポンと投げ込み、それから腮をもとのとおりにはめモクモクと咬みつぶしつつ、天晴れものの見事に呑み込んでしまった」

昭和天皇の前で、サトウハチローがやった芸だそうだ。付き人によると、天皇があれほどの高声で、あんなに長時間を笑ひ倒れあそばしたことはなかった、そうだ。


今の世の中、このようなとんでもない人がなかなか見つからなくなってきているのでしょううか?

飽きない本ではありました。

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