水車ボランティア(+山家鳥虫歌)

ボランティア解説員としての見聞から始めた、ボケ防止メモ。12年目。新たに「山家鳥虫歌(近世諸国民謡集)」を加える。
 

蟄虫啓戸(7/72)

2010-03-06 07:31:57 | 72候
 今日は、72候の「蟄虫啓戸」(ちっちゅうとをひらく)だ。

24節気の「啓蟄」でもある。

寒くて穴籠りしていた虫が、温かさにつられ、穴の入り口を開く、(季節)の意。

「啓」の本来の意味は、知識を開発すること、もしくは、意見を開陳すること、だそうだ。
なぜ、戸を開く意味で、この字を使うのか、わかりません。

もうひとつ恥ずかしいこと。拝啓の「拝」は略字で、本字は「拜」だそうだ。知りませんでした。


「蟄虫啓戸」は、昨年9月28日に書いた、47/72の「蟄虫閉戸」と対だ。
その時、江戸時代の刑罰を羅列した。
暴力的でなく権力のトップを獲得した人間が法を犯したとき、歴史的にどのような刑罰が科せられてきたのだろうか。
毎日の報道で、側近を犠牲にする彼らの、シレーッとした顔と強弁を見せられるとウンザリしてくる。