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日々、思うことをサラサラと。

日頃、イイな、とかおかしいゾ、とかキレイだなと思うことをサラサラと書き出してみたい。

今更ながら父に関して思う事

2017年05月10日 | 喜怒☆楽

父は私が36才のときに亡くなっている(享年67才)
一言で括るなら”嫌いではないが印象はよろしくない”父であっった。
これが亡くなった当時の心象風景だ。

ところが、さんざん時を重ね紆余曲折を経た”今”感じることは父への意外な評価だ。
「子どもを省みず好き勝手に暮らしている人」
「家族とのコミュニケーション能力ほとんどゼロ」
「仕事に集中できない人
   ・
   ・ 
   ・
と、家庭枠にはMAXではみ出していた父なんだけど憎めない人柄の良さがあった。
およそ安定を望むというような気持ちに欠けるタイプで、「したい事」がいろいろ後出しで出てくる。
なによりも特徴的なのは圧倒的な存在感

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なるほどぉ・・

2017年05月09日 | 喜怒☆楽

「演技が三度続いて当たると、その役者は下手になるものなり。
 
 なぜならば、前例を外すまいとするからだ」


2017/05/06 朝日新聞コラムより抜粋

吉澤あやめさんというかなり過去に遡る女形の名優の芸談を思い出して書かれている。

「なるほどなぁ」とやけに合点がいった。
そこを外せなくなってしまう役者の気持ちもよく分かる。
だが、興行的にそこを求められてしまうとそうするしかないか。
またまた、だが、技量がそこまで止まりだったら役者としては由々しきことだな。

ずっと何をやっても同じイメージでしか発信してこない(これない)俳優は少なくない。
とても気になったコラムだった。
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シャルロッテ・リンクにどっぷり浸かって

2017年05月05日 | 美術展・本
シャルロッテ・リンクの作品は以下3点のみ訳本がある。
  「失踪者」上・下
  「沈黙の果て」上・下
  「姉妹の家」上・下
       ー年代は新しい順ー

上二つはミステリー。ドイツではかなり名の通ったベストセラー作家。
リンク作品の初めての1冊は「失踪者」だった(過日の拙ブログ有り)
数か月前の月刊文芸誌で紹介されていて我がアンテナがMAXで反応した。
登場人物それぞれの心理描写が丁寧で長けている。
殊に女性の立場での描写が気持ちの襞にぐいぐい入りこんでくる。
各所で客観的に自分を省みる場を与えられる。
真逆の女性像を登場させ、その生き方の対比の描写が女性作家ならではの視点で深い。
それは全ての作品に共通する(全てと言っても訳本3作しか読めないが

もうすぐ3冊目が読了寸前となり寂しい。
この作家と離れるのが本当に寂しい。
こんな気持ちを引き起こす作品は年に数回しかない。



 
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アイドルという名の縛り

2017年05月03日 | お気に入りの人たち2016~
タイトル変更しました(5/7)

大野くん主演の「忍びの国」が7月に公開される。
前作「怪物くん」から約5年を経ている。
(個人仕事として)かなり少ない。
ドラマでは2年に一度の頻度で主演を果たしそれぞれの作品で評価が高い。
それにしてもやはり本数が少ないと感じる。

メインは”歌手”という括りなのだろうから致し方ないか・・と諦めるには
本当にもったいない逸材だ

今回「忍びの国」でファンとしてその行方を追っている。
予告を見ると、ゾクっとするほど期待値の上がるいい演技をしていることが分かる
ただ、
人気者(アイドル)の宿命か・・公開までの周りが騒々しすぎる。
なにやら”忍者協会”なるものが出現し(ちゃんとした団体のようだが)申し訳ないが
忍者協会はかなり引いてしまう、胡散臭いイメージが拭えない。
”JAL””WOWOW"が広報活動に乗り出す。
WOWOWは6月から1か月も何らかの情報を流すらしい(大野くん人気に便乗しての顧客取得)
画像が目に馴染み過ぎてしまうと飽きないか?と危惧する。
もう、驚くほどこれでもかというほどの規模となって展開しているようだ。

もっと頻繁に大野くんの役者仕事を見たいと切望している私にとって
こういう事態を前にしてしばらくは叶わぬ事だなと諦めるしかないか。
やはり絶大なファンを抱えているものの宿命か。
有り難いファンでもあるけれど、非常に身動きとりづらい要因となることもある。
もっと自在に動ければいいのにね。

誤解されないように念じて言ってしまえば
私は彼に脇役でどんどん映画・TVに出演して欲しいんである。上手い役者だからこその願望である。
確かな脇役があって主役が生きてくる。役者としての妙味を味わうことが出来るのは「脇」ではないかな。
例えば新番組「緊急取調室」第1話の視聴率は約18%。この数字はゲスト出演の三田佳子なればこその
貢献度があった。三田さんの演技力は半端ないです(過去作品みれば一目瞭然)
この番組に大野くんが犯罪者として出演し、天海さんと真正面で緊迫の取り調べのやり取りを見たい。
この取り調べの場面は役者として厳しい現場だ。この場面で天海さんがどれほどの実力の持ち主であったかを再認識する。
そこに大野くんを置いて見たいのだ
脇役でもう少し気軽にオファー受けられるといいのだけど、どうしても主役に固定されてしまうことが残念でしょうがない。

彼の演技力を知らない人は「アイドル」としての先入観がまずある。
なので、その類まれな演技に気付くのが遅れるか、気づかないままに過ぎ去ってしまう方も少なくないと思う。。
怪物くん前の映画出演は嵐として5人揃っての出演でそこは大野くんの実力を発揮できる場所ではなかった。
それらの作品は大野くんの役者仕事に限定すればマイナスでしかないと私は勝手に思っている。
(二宮くんは本人の実力も大きいけれど、監督・共演者に非常に恵まれていた)
今回の「忍びの国」では実力ある共演者にも恵まれ、いよいよ彼は底力発揮できる場所を得たのではないか。
嵐の大野くん以外の場を知らない方、アイドルを払拭して大野智を堪能あれ。
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