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もっと観たかったな・・・残念だけど

2019年01月29日 | お気に入りの人たち2016~
じわじわと寂しさが浸潤してくる(これには我ながら驚いている)

大野くん。
この人に芸能界はきついだろうな、と感じていた。
各分野の芸能事に長けた人である。
芸能事に類まれな才能を持ちながら芸能界には染まりにくい人の質をもっている。
なればこそのファンの支持を得ていたのかも知れない。


歌唱もダンスも”きれい”な景色を持っている人だ(コントも抜群のセンス)
殊に見続けたかった分野は”演技”。
「セカムズ」後、どんどん惹きつけられて、短期間に過去作全て網羅した。
飽くことなく見続けられたのは作品ごとに全く別の(役柄そのものの)彼がそこに存在していたからだ。
不思議な感を強くもったのは大野くんは年代ごとにお顔のイメージが明らかに違っていること。
「あれ?」と年代と作品をチェックし、その年代のバラエティ時とコンサート時の彼を見比べ、そして判明したこと(勝手に)・・・
その年の(または直近の)役柄に憑依されて顔つきがそのまま残るのか、と。  ここが彼への関心の源だった。
一言で言えば不思議なオーラを持った人で、飽きることが全くなかったなぁ。


素晴らしい素質を持ちながら作品に恵まれない役者は数多く居る。
大野くんは、多くはない作品数の中「世界一難しい恋」「忍びの国」といい作品に恵まれた。
「世界一難しい恋」は彼の特性がよく活かされていた。セリフの抑揚だけで”観て”いられた作品は初の経験だった。
(DVDを購入し再生したまま眠りにつく、いわばBGMとして活用していた時期があった)
声がいいのだ。
そして「忍びの国」は後半、大野くん渾身の演技で深く印象に残り続けるだろう。



大野くんの決断は全うだったと思うのです。
国民的アイドル、ずっとトップを走り続けたグループと、芸能界の中でも特に一挙手一投足全て注目され
ストレス最悪のポジションをよく長年耐えたと思う。注目されることが好きな人には最高の現場だろうが
そういう類の人ではないと相当にキツイだろう。
寂しさも感じながらこの芸能界から”解放されるんだ”という安心感もある(母心な)
やはりTWITTER・SNSが浸透してきてから芸能人一般更にきつくなってきているでしょう。

と言いながら、大野くん、出来れば、残り2年の間に後一本演技仕事していただきたいと渇望してます(矛盾


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