日々、思うことをサラサラと。

日頃、イイな、とかおかしいゾ、とかキレイだなと思うことをサラサラと書き出してみたい。

ラストの綺麗な笑顔・・・浅田真央

2011年11月13日 | フィギュアスケート
2011-2012フィギュアグランプリシリーズ
NHK杯フリーの浅田真央ちゃんの演技は実に素晴らしかった。
最初のジャンプまではハラハラだったが、その後はジャンプの出来など
どうでもよくなった。
ただ、ただその綺麗なスケーティングに見惚れてしまった
真央ちゃんキャラによく合った曲の選定・振り付けだった。
しなやかに伸びた長い手足を存分に活かし、美しい曲線を宙に氷上に描いていく。
細長くしなやかなし肢体の持ち主だから、こういう振り付けはピタリと真央ちゃん
に嵌る。放った手足がどこまでも延長していきそうな伸びやかさを感じる。
 
(画像が不鮮明なのでズームしないで見てくださいね
あくまで軽く柔らかく・・ジャンプさえ力みが感じられないほどふわりと跳んだ。

じわじわと目が熱くなってくるような優しく綺麗な滑りに5~6年前のシーンに
記憶がリンクした。お姉さんの舞さんの滑りだ。あのとき、目の前を柔らかく
舞う舞さんのスケーティングにいつの間にかジュワリときていた。あぁ、舞さんに
真央ちゃんのジャンプが欲しい。と無謀な思いを当時は描いていた。
それが時を経てここに、叶った。真央ちゃんが、しなやかな演技力を身につけて、
ムリとか根性とか強張りのようなものを払い除け、ふわりと真駒内のリンクに着地した。
ラストの充実感のある綺麗な笑顔はそうそう見られるものではない。本当に輝くばかり
の綺麗な笑顔でした


正直、ここまで美しくスローな曲を踊りこなせるとは思っていなかった。
”2011.05.01”に拙ブログでコメントした記事は嬉しい気持ちを込めて
撤回します。。。素敵になったね、真央ちゃん

祝1位、鈴木明子さん
会心のSPでした。長いスケート人生の中で初めてトリプル・トリプルを決めたと
いうことで満面の笑顔でピョンピョン飛びはね喜ぶあなたの素直さがとても好きです。
柔軟な心・強い意志をヒシヒシと感じた瞬間だった。

鈴木さん、真央ちゃん共に、今”心技一体”を具現しているかのような演技に魅了
された。
コメント