日々、思うことをサラサラと。

日頃、イイな、とかおかしいゾ、とかキレイだなと思うことをサラサラと書き出してみたい。

電車の中で昼寝

2006年01月16日 | 喜怒☆楽
電車の中で完璧寝てる人って、体が柔らかい(柔らかくなってる)
隣に誰もいなければ体を真横に90度のカーブで寝ている人もいる。
或いは、顔面にモノが乗るくらい後ろに沿っていたりもする。

隣の人が居眠りしていて、コックリコックリ頭が自分の肩に触れてくるのはイヤですか?
眺めているとほとんどの人が迷惑そうな表情で避けようとします。中にはタイミングを見計らって腰を上げて撃沈する人も見かける
私の場合・・・それはOKなんです。
なんだか頼られてるという感じがイイのかなぁ?どういう心理が働いているのか自分でも不明ですが、老若男女誰が寄りかかって寝ても肩の一つくらいお貸ししますデス・・あくまで座席で。
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ポっと灯る旧作

2006年01月16日 | 映画
今年に入ってから見たDVDレンタルの中から印象に残る作品は・・。

「木靴の樹」 イタリア_1979_
北イタリアに住む貧しい農民たち。ある日、父は学校に通う息子の木靴を作るために地主の領地内の木を伐採してしまう(これがラストに繋がってくる)
貧しさを誇張することなく淡々と日々の日常の中で捉え、家事も仕事も子育ても
、家族で或いは仲間同士で助け合って暮らしていく様を丁寧に細やかに映していく。無理な筋立てがなく、とびきりの善人も悪人もいない。豊かではないが与えられた境遇の中で子どもを慈しむ気持ちの余裕が強く伝わってきて心地よい。ラストの厳しい現実もまた淡々と流れていくように描かれて終わります・・いくつものナゼをことりと落として。・・・が、今優しい余韻だけが残ってます。

「こんな夢を見た」_黒沢 明_
↑このタイトルは或いは「夢」かもしれない?
ご存知、世界の黒沢監督ですが、実は私ほとんど見てないのです
先入観(暗いイメージがあって)はやはり目を曇らせますね。大変遅ればせながらただ一言「凄い」です。
8編の10分~15分ほどの短編が収められてますが、始めの「狐の嫁入り」の
冒頭からビビ~ンと効いてしまいました。どの場面も映像が素晴らしく綺麗。
計算しつくされて隙がない、でも疲れない。ただただその美しさに埋没して
いたい気持ちよさを感じます。「ゴッホ」の絵画の中を彷徨う映像は特筆すべきもので、それを見たときは異能という言葉が頭に浮かびました。
著名な方々に絶賛支持されてますがまさしくその通りでございました。脱帽。
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有頂天ホテル

2006年01月16日 | 映画
今回も三谷さん期待どおりやってくれました
これまでの作品の中で一番面白い、かな。

多彩な出演者を縦横無尽に活かす手腕はさすがです。
役所さんは今回も真面目な役を真面目に演じて可笑しい、と思えるのはやはり相当な力量なのでしょう。
常連の戸田恵子さんは笑いどころを熟知しているのでセリフなしの場面でも彼女の表情が気になります。松たか子さんもガンバって各所で笑わせてくれました。
総じて、どの人も可笑しい。演技してる俳優陣が活き活きと楽しそう。すっきり笑いたい人はどーぞ劇場まで。もちろん、ゲラゲラ可笑しいだけじゃなく明るく「喝」も入れてくれます。
多分、ロングランとなるのでDVDでと思っている方はまだまだ先になりますよぉ。

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