うろ覚えライフ。

巷の旬な話題と情報への個人的意見、日々雑感。懐古・郷愁。漫画・映画・小説・ポピュラー音楽。

歌は世に連れ世は歌に連れ

2009年02月28日 | ミュージックログ

  

 夜の7時から10時半頃まで長々、フジの「開局50年僕らの心に流れる歌もう2度とない完全永久保存版‥」とかいうエラい長いタイトルの特番を見て、懐かしくイロイロと昔を思い出した。

 完全永久保存版とか、タイトルにあるみたいだが、無論、僕は録画してません。僕の持ってるDVD機器は再生のみだし、VHSビデオ機器は、どーも壊れてるようで、もう今はTVと繋いでいない。

 だいたい僕がビデオ録画してたのって、K-1とかプライドの格闘技特番ばかりで、他の番組を録画したのって、95年頃の年末、ビートルズの歴史みたいのをテレ朝で夕方から5時間くらい流してて、録画ビデオの時間が足りなくなって、慌てて近所のコンビニに走った覚えがあるけど、それくらいだ。で、5時間録画したビデオは結局、一度も再生して見ないままだ。その後、3セット6枚組みでCDが発売されたので、それを自動車の中でもっぱら聴いてたからだ。TV放映を最後にビデオ録画したのって、03年か04年の年末のプライド男祭りくらいだろう。多分、そのくらいで後はほとんど使っていない。今は、特別、格闘技のスペシャル番組を録画してまで見たい、という熱意もないし。

 フジのスペシャル歌番組は、本当に懐かしかったなあ。70年代から90年代までの日本の流行歌のヒット曲の数々。まだ少年の頃に聴いていて熱中した歌。歌ってのは、思い出装置ですね。当時好きだった歌を聞くと、その時代その時代の、自分のいろいろな思い出がよみがえって来る。その時代その時代の流行歌の、好きだった曲々で、自分のいろんな年代のときの、いろんなシーンが一つ一つ、見事によみがえって出て来る。勿論、嫌な思い出もたっぷりあるが、そういうのは、多分ホントは、脳が意識してるんだろうが自然とポイッと何処かへ飛ばしてしまう。今の自分の精神に毒とならないように、うまく、好ましくも懐かしいシーンばかりが目の前に浮かび上がる。

 僕は子供の頃も3度引っ越してるし、初めに就職した会社は転勤が多くて、いろんな地域に移動してるし引っ越してるし、大企業を辞めた後はけっこう、職を転々としていろんな場所へと行ってるし、思い出すシーンも豊富にある。僕の場合、行く先々で出会った人々、仲良くして貰った人たち、そのときどきの友達や好きだった女の子たち等等、いっぱい、人との思い出も記憶にある訳だが、どちらかというと、人間の思い出よりも、その街々のシーンを思い出す。その時代その時代に行ったいろんな場所のシーン。いろいろな街角。勿論、そのシーンには当時の人たちも映っているんだけど、全体として、街や風景で思い出すなあ。雰囲気。イメージ。情景のような、そういうシーン。懐かしいなあ。

 僕は中2の頃かにビートルズと出会ってから、30代まで洋楽のロック・ポピュラーが好きだったけど、無論、いつの時代でも日本の歌謡曲、J・ポップも大好きだった。演歌でも好きな歌はいくつかある。「柔」とか「姿三四郎」とか「北国の春」とか「北酒場」なんか。司会のみのもんたさんが、90年代にはミリオンヒットでCDが売れた曲が173曲ある、とか言っていた。ほんまかいな?と疑いたくなる数字だが、確かに90年代はJ・ポップの黄金時代で、トレンディードラマなどの人気TVドラマに連動して大ヒットした曲はいっぱいあった。80年代後半から90年代の日本のバンドのいわばJ・ロック曲も、良い曲がいっぱいあって懐かしいですね。ガールズバンドやバンドの女性ボーカルがメチャ良かった。良い時代だった。何だか、時代時代の曲々で、思い出す時代は、みんな、良い時代だった‥、と言いたくなる。

 途中、テレ朝の「ミュージックステーション」を入れたのは、昨年デビューの、日本-イギリスのハーフの、ボーカルガール、Michiの新曲を聴くためだ。最近、僕は滅多にお気に入りの曲に当たらない。年寄りになってかなり感性が鈍ったせいだろう。無論、聴力・聴覚の衰えが大きい。昨年のMichiのヒット曲、「Promise」はそんな、滅多にない中での、昨年の僕のお気に入り曲だった。知った当初は何度も何度もYouTubeで繰り返し聴いた。でも今回の新曲は僕には、あまり良い曲ではなかったなあ。「Change The World」は僕のお気に入り程にはならなかったなあ。といって、これが曲そのものが悪いと言っている訳ではない。ただ、現在の歳喰い過ぎの僕の好みにならなかったというだけだ。音楽とは各人それぞれ、みんな好みは違う。番組では、倖田來未とmisonoの姉妹デュオもあったけど、勿論、見ないで、フジTVにチャンネル戻しました。僕、倖田來未もmisonoも興味ない。

 そういえば、テレ朝「ミュージックステーション」も、80年代末から90年代初め頃は毎週欠かさず見てたし、90年代まではちょくちょく見てたなあ。フジの「夜ヒット」も80年代後半は90年の終了時まで、毎週と言っていいくらいよく見てたな。21世紀に入ってからは年々、年寄り化が進むごとに、新しい曲になじめなくなり、現在の曲が聴けなくなって行っている。悲しいね、爺ィになって行くのは。

 しかし、何ですな、いつの時代にも、歌ってのは、良い歌がいっぱいありますな。膨大な過去を思い出して、お腹いっぱい。

   

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

びっくり復縁

2009年02月26日 | 芸能ログ

○玉置浩二と石原真理子が結婚、DVからまさかの復縁

 

      歌手、玉置浩二(50)と女優の石原真理子(45)が電撃的に復縁し、25日入籍した。同日午後、東京駅で会見した玉置は、「ジジイ化しちゃいましたが、まだときめいています」と話した。

2人は1985年に不倫愛が発覚、翌年に破局したが、2006年には石原が自伝「ふぞろいな秘密」の中で玉置のDV(近親者暴力)癖を暴露。受けた暴力に大きくページがさかれ、腰の骨が折れる大けがを負ったことなどを告白した。

 しかし、一方では自伝の執筆中から石原は玉置と連絡を密に取っていた。石原は「ここまでは書いていいか」「映画で玉置の曲を使わせてもらえないか」など相談。石原は渡米して03年に白人男性と結婚し、翌年に離婚した。玉置は石原と不倫していた当時、結婚していた同郷の女性とは86年に離婚。98年に女優、薬師丸ひろ子と、07年にキーボード奏者の安藤さと子と、それぞれ離婚している。

 破局からの長い年月を玉置は「真理が散歩して、僕は反省して散歩の帰りを待っていたら、24年間経っちゃった」、石原は「あっという間でした」と振り返った。

 

○玉置浩二&石原真理子 23年ぶり再会!即婚!!

 

      ‥ 再会後すぐに同居生活を始めた長野県軽井沢から新幹線で東京駅に着いた2人。待ち受けた取材陣に驚きながらも、堂々と手を握り合ったまま。玉置は「さあ、どうしましょう」と覚悟を決めていた様子だ。

 出会いから26年、破局から23年後に突然復縁したため「やっと結ばれた?」と質問すると、玉置は「はいそうです。昔は一緒になれませんでしたけど。すぐに一緒になりますので」と仰天発言。再確認すると、婚姻届をすぐに提出する意向を示し「きょう?え~っと…そうですね。この後行ってきます」と明言した。

 その後は報道陣とカーチェイスをしながら大田区役所へ行き、最終的に田園調布にある特別出張所で婚姻届を提出。寄り添いながら書類を出す2人の姿は印象的で、玉置は「無事入れました」とホッとした様子。石原は26年かかってのゴールインに「うれしいです!」と声を弾ませた。

   玉置のDV(ドメスティック・バイオレンス)が原因で泥沼不倫が破局し、06年に石原が自伝「ふぞろいな秘密」で2人の過去を暴露したことで「二度と顔を合わせることのない絶縁」(関係者)にあったはずの2人。玉置によれば、すい炎を患った中「心配して連絡をくれた。僕を助けにきてくれた」という。自伝についても「僕に関して(の記述)は事実でずっと頭を丸めて1年間過ごした」と説明。破局からの23年間を「マリがちょっと散歩してて、僕が反省しながら散歩の帰りを待っていた」と表現。挙式の予定はなく「2人で旅に出ようと思ってます」と明かした。

  

◆玉置 浩二(たまき・こうじ)本名同じ。1958年(昭33)9月13日、北海道生まれの50歳。高校在学中にロックバンド「安全地帯」を結成。82年にデビューし、84年「ワインレッドの心」がヒット。バンドが活動休止となり93年からソロ活動に専念。86年には映画「プルシアンブルーの肖像」で俳優デビューした。昨年は、すい炎で入院した。血液型A。

 ◆石原 真理子(いしはら・まりこ)本名同じ。1964年(昭39)2月4日、東京都生まれの45歳。高校在学時の80年に映画「翔んだカップル」でデビュー。TBSドラマ「ふぞろいの林檎たち」シリーズなどに出演して人気に。93年にヘアヌード写真集「Marie!」を発売。同年から石原真理絵の芸名で活動し、06年5月に今の芸名に戻した。血液型O。

 

 

 昨日今日のワイドショー関係の番組は、この芸能ニュースで持ち切りですねえ。

 いやあ~、でもこのカップルには驚きました。23年後の復縁だものね。若いときの最初のは不倫で、ちゃんとは結ばれなかった訳だけど、何と23年もの長い間の時を隔てて、今度は晴れて結婚しちゃったんですから、見ようによってはすごくロマンチックですよねえ。

 ワイドショー画面の二人を見ていると、アツアツ、ラブラブで、いや、良いものですね。赤い糸の縁は23年という、ヒトの人生では気が遠くなる程の時を経ても、見事に繋がっていたんですから、その糸は大切にして、お二人ともこれまで恋多くいろいろあり過ぎましたが、最後まで添い遂げるように末永く、墓場までも一緒にシアワセにやって行って欲しいです。いやあ~、目出度い。 

 若い頃から「プッツン女優」と呼ばれて、非常に個性的なキャラクターの石原真理子さんの相手を出来るのは、玉置浩二くらいしか居ないよ。

 最後まで一緒にシアワセに。

 あ、そういえば、石原真理子が監督してた、自分の暴露本の映画化、結局、出来たのかな?製作途中ではナニゲにいろいろまた、お騒がせ情報が出ていたけど、あれからは結局、音沙汰無しだったな。映画は失敗したのか?何とか出来たのだろうか?いづれにせよ、話題にも上らなかった作品ということか(?)。

  

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春のCM美女

2009年02月26日 | 芸能ログ

お父さんがクギ付けのCM女王、相武紗季
春のCM美女大特集

○ドラマ・映画・CMで引っ張りだこの若手演技は女優 

       ☆相武紗季・・・ドラマ「華麗なる一族」(’07年)、「歌姫」(’07年)、「絶対彼氏~完全無欠の恋人ロボット」(’08年)などの数々のドラマに出演を果たした。元気いっぱいの役からシリアスな役まで幅広くこなす実力派女優。ハツラツとしたイメージの彼女は、ドラマ、映画、そして何と言ってもCMで引っ張りだこ!! 今後の活躍にますますの期待が高まる!

生年月日
:1988年2月8日
出身地
:秋田県
血液型
:AB型
星座
:水瓶座 
 

主な出演CM

●青山商事株式会社「洋服の青山 フレッシャーズスーツ」
●キリンビール「麒麟ZERO」
●JAL国内線割引運賃「先得」
●明治安田生命「MYライフプランアドバイザー物語シリーズ」
●「オートバックス」
●NTTコミュニケーションズ「OCN」
●花王「AUBE couture」、「メンズビオレ」
●ダスキン「ミスタードーナツ」

 

○持ち前の元気なキャラクターで大活躍のマルチプレイヤー 

      ☆ベッキー・・・1999年に児童向け番組「おはスタ」のマスコットガール‘Ohaガール’で芸能界デビュー。現在は、持ち前の元気なキャラクターで「天才!志村どうぶつ園」、「金曜日のスマたちへ」など、バラエティーを中心に活躍する超売れっ子! またしっかりした印象も強い彼女は司会業もこなすマルチプレーヤーとしても大活躍。性格の良さから芸能人のファンも多いことでも知られている!!

生年月日
:1984年3月6日
出身地
:神奈川県
血液型
:AB型
星座
:魚座

主な出演CM

●サントリー「ジョルジュ・デュブッフ・ボジョレーヌーヴォー親善大使」
●株式会社クレオ 年賀状作成ソフト「筆まめ」
●中日本高速道路「東名TDM年間広報」
●マリモ・インターナショナル
●イオン
●MTO
●カルビー
●ホーユー「Beauteen」
●スズキ(スクーター)
●メガネの田中チェーン
●日本スポーツ振興センター toto「BIG」
●天一食品商事「天下一品」

 

 

 お父さんが釘付けのCM女王、相武紗季」‥ってことですが、もう年配者の私ですが、はっきり言って、私は、相武紗季さんには特にどうというものもないですねえ。いかに年寄りになろうとも好みの問題はあって、各人それぞれ、やはりタイプというものはありますね。相武紗季さんはTVでよく見てるし、年頃の娘さんでルックスも可愛いけれども、僕個人は特に気になる美女タレントさん、ではないですね。僕には、セクシーという感じは全然持てないなあ。やたらTVのCMで見るので、これは当然CM十本をラクに越えて、現在のCM女王だろう、とは昨年あたり、思っていたのですが、旬な現在では、ベッキーの方がCM本数は多くて、厳密な数の上では、ベッキーの方がCM女王みたいですね。ベッキーさんは、かなり好感度高い美少女タレントですね。もう、美少女の年齢ワクからはみ出しそうでしょうけど、ハーフ顔は年齢を感じさせませんね。面白いし、明るくて性格良さそう。けど、ベッキーさんにも、僕は、女性としてのタイプは感じないし、やはりセクシー感を全然持てない。

 まあ、僕なんかが、女性タレントをどう思おうが、どうでもいい話なんですけど、そう言ってしまうとこの記事も文章もミもフタもない、ってことになりますんで、ご勘弁を。

 そうですねえ、この美女ラインナップの中では、昨年の夏頃か、では、北川景子さんが素敵だなあ、と思ってましたね。毎週見てた訳ではないけど、昨年夏季の月9で、主人公、織田裕二の相手ヒロインやってた頃。何か、ツン!とした感じのクールさ美女で、綺麗でしたねえ。あの当時は北川景子さん、好きでしたね。北川景子さんて、今、CM出てるかな?あんまり見ないよーな。カネボウ化粧品のCMで見てたけど。あ、ドラマのタイトル、思い出した、「太陽と海の教室」だ。時々見てた。

 安室奈美恵さんは、全く興味ないなあ。昔から興味がない方で、歌も特に好きな曲はない。結婚式定番ソングだった、キャンユーセレブレイトとか何とかいう歌はよく知ってますが、良い歌だとは思いますが特に印象的な曲でもないな。ただダンスはメチャうまくて、ダンスシーンのプロポーションやシルエットは抜群だと思います。

 水川あさみさんは全くタイプでない。吉瀬美智子さんは良いなあ、と思うけどよく知らない。

 こうなって来ると、やっぱり一番好きなのはエビチャンかな。エビチャンはずうーっと好きな方ですね。メディアで見る美女は、僕の場合、ころころ好みの人がよく変わるんですけど、エビチャンは比較的ずうーっと好きですね。化粧が濃くなった最近は色っぽいなあ~、と思うし。うん、セクシーで綺麗ですね。

 でも、最近のお気に入りトップの美女はこれ、この人。「ワタシ、デトします!」って言って「出すって大切ぅ~」と叫ぶ美女。後は、「私ペータ子、真面目な子。私フーワ子。いけない子‥」でイメージの違う二役をやる、CM美女。僕には真っ白いお姫様に見えて、すぐにネットで調べました。そうしたら、臼田あさみさんという元CanCamのモデルさんだった人でした。良いなあ。綺麗で可愛くて、今現在は一番関心のあるTV美女です。CM以外では見たことないけど、好きだなあ。

 と、まあ、勝手なことばかり書いてきましたけど、僕の感想文はどーでもいいことでしたね。オジサンがTVで見る若い美女を見て、「可愛いのう‥」なんて独りつぶやこうがどうしようが。

 でもま、人間、歳を取ってくると、けっこう内面を重視して見るようになりますから、いざ、当人を目の前にして、実際のキャラクターを目の当たりにして、果たして好きになるかどうか、というのは別。

 僕は子供の頃からずうーっとメンクイで、もうガキの時分から美人のオネエサンが大好きでしたから、何歳になっても良いものですね、美女を見るのは。別にツキアイタイとか何とかは、特に考えること、ないんですけど。

 

  

  

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大人気刑事ドラマ「相棒」

2009年02月26日 | TVドラマログ

 

○あの名コンビがDSに登場!『相棒DS』発売決定!

 

       いまや国民的大ヒットコンテンツとなった刑事ドラマ「相棒」が、ついにゲーム化。天才的な閃き、類稀なる知識と洞察力で事件を捜査する「杉下右京(水谷豊)」と、動物的な直感とパワフルかつ軽快な行動力で犯人に迫る、ちょっとお人好しな「亀山薫(寺脇康文)」。警視庁特命係の名コンビの活躍を全編実写で描いた本作は、ドラマさながらの緊迫感あふれる展開を楽しめるアドベンチャーゲームとなっています。

本作のために書き起こされたオリジナルストーリーを特命係の2人となって解きすすめていく「ドラマモード」。過去に放映されたドラマの中から、人気作や物語の節目となった重要なエピソードをピックアップし、テキストとビジュアル、サウンドを融合した“リッチノベル”が楽しめる「ノベルモード」。登場人物にちなんだミニゲームや用語集を収録した「おまけモード」の3つのモードが収録。「相棒」ファンを始め、幅広い年齢層の人が楽しめる内容となっています。・・・

 

 

 やっぱり「相棒」は面白いですねえ。

 今回の右京さんの「相棒」役は、捜査一課の若手、芹沢刑事。警視庁殺人事件犯罪捜査の中では、右京さんとはいわば敵対関係にあるような構図の、捜査一課のレギュラー捜査陣では新米刑事的立場の芹沢君は、実は秘かに、右京さんの実力を認めていて尊敬の念さえ持っているふしもある、若手ヤル気派刑事。「勉強になるなあ」と感心しながらも、今回の捜査では、以前の亀山君の立場そのままで、右京さんに着いて回りますねえ。案の定、お話終幕シーンでは、お偉方や一課先輩刑事連に大目玉を喰っていましたが。

 サブ主役の亀山君刑事がレギュラー陣から離れてからは、「相棒」のタイトルにふさわしくない感じで、主人公、杉下右京警部は独りで活躍しているように見えますが、亀山君に代わる「相棒」役は、毎回のお話で変わっている、という見方も出来ます。これまでのお話の中では、共に行動した警察人に、隣の課の「ヒマか?」の課長や、鑑識の米沢さんとかも居ます。右京さん単独の事件では、謎を作り出した犯人そのものが、大きくドラマ全体を見た上での、ストーリー上の謎解きの敵対する「相棒」、と言えなくもない。

 「相棒」シーズン7では、亀山君が離れた後は、あえて、レギュラー「相棒」を作らずに、毎回、「相棒」役が代わり行く、というコンセプトなんでしょうね。

 「相棒」のDSまでもが発売されるんですね。すごいなあ。3月5日(木)発売。
 ノベライズ版の小説「相棒」の100万部突破というのも、ホントすごいもんですねえ。小説が100万部も出るのって、大変な売れ行きですよ。文句ないベストセラー小説。みんな、TVドラマ見て、わざわざノベライズの小説まで読むんだなあ。すごいなあ。小説のお話の事件は、ドラマのストーリーとはまた違うのかな?映画版「相棒」も興行成績優秀だったし、右京さん一人になっても視聴率は良好に保っているらしいし、何から何まで大人気で、文句なくすごいね。

 このまま大人気を保ったままだと、将来、というか次のシーズン8あたりでは、レギュラーの「相棒」になるサブ主役を作るのかな?どうだろう?
  

  

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サムライジャパンいよいよ発進

2009年02月25日 | スポーツログ

 

○侍ジャパン、初の国際試合に大勝 豪州に8-2 強化試合

 

        野球の第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表は24日、京セラドーム大阪でオーストラリア代表との強化試合を行い8-2と大勝した。25日にもオーストラリアと対戦したあと、28日に西武、3月1日に巨人を相手に午後7時から東京ドームで強化試合を行い3月5日の1次ラウンド初戦、中国戦に臨む。

  オーストラリアは二回表、2死満塁からカールセンの遊撃への内野安打で先制。日本の先発ダルビッシュは四球を出すなど乱調で、ここで2番手岩隈に交代した。

 日本は二回裏、城島(マリナーズ)が1死満塁から四球を選び同点に追いつくと、岩村(レイズ)がレフトへの犠牲フライを放って逆転した。三回裏1死一、三塁には村田(横浜)の投ゴロの間に三塁ランナーのイチローがホームインし、1点を追加。

 四回裏無死一、三塁から岩村のレフトへの犠牲フライで4点目。五回裏には村田のタイムリーと福留(カブス)の犠牲フライ、内川(横浜)のタイムリーで計3点を入れ、勝負を決めた。

 

 

 今回の、原監督率いる、サムライジャパンは、北京五輪のときの星野ジャパンチームのように、ギクシャクしていなくて、非常にスマートなチームだという印象を覚えた。監督が原さんになって、チームリーダーにイチローが居て、ムードメーカーに城島捕手が居る。松坂や岩村らメジャー組が加わることによって開放的になり、国内スター選手たちもリラックスして、本来の力がスムーズに出せる雰囲気が出来ている、という気がして見える。チームがうまく機能しているような感じだ。

 いいぞ!いいぞ!頑張れ、ニッポン!

 ダルも本番じゃ、大丈夫、バシン!と行くさ。

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

快挙!アカデミー賞

2009年02月23日 | シネマログ

 

○<米アカデミー賞>「おくりびと」「つみきのいえ」同時受賞

 

       米映画界最大の祭典、第81回アカデミー賞(映画芸術科学アカデミー主催)の発表・授賞式が22日(日本時間23日)に行われ、滝田洋二郎監督(53)の「おくりびと」が外国語映画賞に選ばれた。56年度(29回)に同賞が独立した賞になって以来、日本作品が受賞したのは初めて。また、加藤久仁生(くにお)監督(31)の「つみきのいえ」が短編アニメーション賞に選ばれた。日本人監督作品の同賞受賞は初めて。

 日本作品のアカデミー賞受賞は02年度(75回)に「千と千尋の神隠し」(宮崎駿監督)が長編アニメーション賞を受賞して以来、6年ぶりとなる。

 「おくりびと」は、チェロ奏者から納棺師に転職した主人公が死者を装う仕事の中で家族のきずなを再確認していく物語。毎日映画コンクール日本映画大賞やモントリオール世界映画祭グランプリを受賞するなど、国内外で高い評価を受けてきた。

 外国語映画賞のプレゼンターが「Departures」と「おくりびと」の英語タイトルを告げたのを受け、壇に上がった滝田監督は「これが私にとって新しい旅立ちになる」と語った。

 外国語映画賞が名誉賞の一部だった時代、日本映画は「羅生門」(51年度、黒澤明監督)、「地獄門」(54年度、衣笠貞之助監督)、「宮本武蔵」(55年度、稲垣浩監督)の3作品が同賞を獲得。だが、その後は03年度まで11回ノミネートされながら、いずれも受賞を逃していた。

 「つみきのいえ」は水没していく家に住む1人暮らしの老人を描いた約12分のアニメーション。フランスのアヌシー国際アニメーション映画祭グランプリなどを受賞していた。

 加藤監督はオスカー像を手に「とても重い。ありがとう、アニメ」と言って喜びを表した。

 

 

 快挙!いやあ~、やりましたねえ。おめでとうございます。

 アメリカ文化が、日本の、土俗的といってもいい独自の文化の、シンプルで繊細な様式美を認めて、賛美した、ということなんだと思います。そうですね、日本人の、繊細さ。

 モックンとは、根っから真面目で真摯で、誠実にものごとを黙って推し進めて行く、繊細な神経を持った、極めて日本人らしい人なんだと思います。

 日活ロマンポルノよりも一段まだ下にある、いわゆるピンク映画という、エロだけのコミック映画を、長年撮り続けて下積みの長かった、滝田洋二郎監督も、機を熟したように、ここに来てやりましたねえ。アカデミー賞のオスカーですよ。

 いやあ~、すごい!皆さん、おめでとうございます。DVDが出たら見ようっと。

  

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大沢あかねちゃん2

2009年02月23日 | 芸能ログ

劇団ひとりに「何様か」の声

 

        07年から交際を続けていた劇団ひとり(32)と大沢あかね(23)がやっとゴールイン。17日には都内のホテルで“金屏風会見”が行われた。

 最近はネットなどでの結婚報告のみが多く、会見は正解。だが、時間やらやり方には首をかしげてしまうのだ。というのも、会見が行われたのがひとりがキャスターを務める「学べる!!ニュースショー!」(テレビ朝日)が放送される直前だったため。会見は18時30分、番組は19時で、「学べる」の前半は「結婚会見緊急生放送SP」になってしまった。

 実は「学べる」は視聴率が低迷中。09年に入っても先週までは8.0%が最高で、番組を打ち切るかどうかが話題になって4月改編の注目番組になっている。少しでも番組を盛り上げるため、17日の会見となったのだろうが、崖っぷち感が漂っていたし、大物ぶって番組を“占拠”したことへの批判も多い。結果的に墓穴を掘っただけでは。

 ちなみに17日の視聴率は6.7%。結婚効果はなかった。

 

 

 まあ、別に、劇団ひとりと結婚しようと、僕は大沢あかねちゃん、好きですね。でも、結婚しちゃうとどっちも今後の仕事はやりにくそうな気はするな。人気商売だし、イロモノだし。

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タレントブログ

2009年02月23日 | 芸能ログ

 

C級タレントたちの愚にもつかないブログの中身

 

       またしても、タレントの“ブログ騒動”が起こった。先月下旬、「羞恥心」のつるの剛士(33)のブログに“殺害予告”が書き込まれ、改めてつるのが「やめてもらいたいです」と訴えた。

 今回の一件を巡っては、同じ「羞恥心」の野久保直樹、「Pabo」の里田まいにも“殺害予告”が飛び火し、メンバーが出演している「クイズ!ヘキサゴンII」の収録が行われたフジテレビで警備が強化されたこともあった。

 このところ、タレントのブログ絡みの騒動が頻発している。先日はお笑い芸人・スマイリーキクチのブログに事実無根の誹謗中傷を書き込んだ18人が摘発された。

 他にも、泰葉キングコング西野亮廣益戸育江高樹沙耶改め)、大黒摩季鈴木紗理奈……。数々のタレントがブログに抗議が殺到して“炎上”する被害にあっている。

 著名人がブログ上でちょっとでも不用意な発言をすると、過剰反応するネット小僧などの連中が誹謗中傷を書き込む流れができてしまった。

 しかし、よく見てみると、大騒ぎするほどの内容とは思えないケースも多いし、そもそも、書き込んでいる内容がお粗末で、読むに堪えないものがほとんど。例えば、騒ぎになったつるのの2月18日のブログの書き出しはこうだ。

〈ども

はろはろっけん!

今日も

ドッピーカーン

最近晴れまくりっすね☆

気分いいわ~〉

 また、若者に人気の小倉優子の17日付のブログの場合は――。

〈今日も、ホワイトチョコレートモカ♪♪

長い一日頑張りま~す(^O^)/〉

 これではまともなら目くじら立てる気にすらならないのが実情ではないか。

 タレントが猫もシャクシもブログを開設している大きな理由は、“商売”につながるからだ。ブログが話題になれば名前と顔が売れるし、仕事もPRできる。書籍化されてベストセラーになるケースもある。

「メリットが大きいからというので誰も彼もがブログを始めていますが、どうでもいい内容のブログも目につきます。あまりにも安易にブログがもてはやされ、タレントの私生活をのぞいた気になって喜ぶファンがいるのが実情でしょう」(芸能評論家の金沢誠氏)

 社会に向かって何が何でも主張したいことがあるならともかく、日常の出来事をズラズラ書いているブログなんか、ウンザリ。

 

 

 僕はタレントブログはほとんど読みません。全く見ない訳ではないけど。TVで見て関心を持った人のブログを覗くことはたまにありますけど、日常生活のヒトコマが断片的に書き込まれていることが多いので、僕はあんまり内容がないな、と思っちゃうので継続して読むことはないですね。よく続いて1ヶ月も続かないか、半月くらいか。

 タレントさん自身も、社会的な主張とかやると事務所に怒られるんだろう。何よりも、社会問題について意見でも述べようもんなら、非常に炎上の可能性が強いから恐いというのがあるだろう。まあ、社会問題といっても、他の有名人の言動・態度に関しての、良識・道徳観とかいった、比較的軽めのコトでも、旬な話題に関して自己主張的に意見を述べることは、どっちかっつーとタブーなんだろう。

 自由民主主義の世の中で、各人、いろいろな意見があるものだろうけど、タレントさんが、大勢と違う発言をすると、大変なことになりますね。

 スターたちの有名税というのもあるんでしょうが、ブログは、一般ネットユーザーの中の誰か、初めは、数少ない人たちが煽って「祭り」という現象の引き金を引く。炎上の火を起こす。後は、ドッと大衆が乗って来て、炎上が起こる。大衆というが、一般ネットユーザーのことですが、現代は数多いですからね。大半は面白がり気分でしょうね。僕は、自分のBlogで有名人批判・非難とかもやりますが、炎上活動に参加したことや、掲示板に書き込んだことは、一度も無いですね。僕は、けっこう、有名人は、一般大衆のウサ晴らしの道具になるのは仕方が無いんじゃないかなあ、という思いがあります。それで一般大衆がウサ晴らしをして、明日からまた、元気に会社へ行って真面目に仕事が出来るんなら、有名人も世の中のためになってるじゃないか、という思いを持ってます。まあ、程度の問題はありますけどね。やり過ぎはいけないし、単純に「死ね」とか何とか子供みたいな悪口書き込むのは、やってる本人が自らの低脳ぶりをさらけ出してるみたいで、本人が馬鹿に見えますしね。

 本当は、例えば、上戸彩さんや石原さとみさんとかは、ご両親が昔からの創価学会員で、上戸さんも石原さんも自身、熱心な創価学会員だと聞きますが、彼女たちにもブログに本音を書いて欲しいな、とは思います。昨日の昼間、どこそこのお店でケーキを食べて美味しかった、とかいうよーな、そんなどーでもいいことではなく、自身の生活を書くのなら、朝は早朝5時に起きて勤行して、お題目を唱えた、とか、あるいは自分の宗教観、組織上層部に対する意見や思い、などなど、もっと真実の生活や本音を聞きたい。僕は上戸彩さんも石原さとみさんも非常に可愛いし好きなアイドル女優です。日本は、創価学会他どんな宗教も信仰は自由な国です。他のアイドルさんも、どんな宗教でも、信仰を持っているのなら、自分の人生観とか真摯な意見を書き込んで欲しいですね。本当は、タレントさんにも社会問題に対する赤裸々な自分の意見を述べてもらいたい。真実の芸能界暴露話も書いて欲しい。芸能界に対する爆弾発言的な意見も聞きたい。まあ、現実はそんなことしてたら、タレントは芸能界では生きて行けないんでしょうけど、内容はあります。内容はたっぷりあるブログになる。

 僕は、しょこたんは好きですが、はっきり言って、しょこたんブログは読んでもほとんど意味が解りません。一度も読んだこと無いけど、上地雄輔のブログの閲覧回数が、ものすごいPV数で世界一になって、ギネス級なのか、実際、ギネス記録になったのかは知りませんが、毎日の生活の何でもない断片をテキトーに3行くらい書き込んだ、ほとんど意味の無い事柄をいったい誰がそんなに読んでいるのか、不思議でしようがありません。起承転結を着けた面白い話になってる訳でも何でもないんだろうに。ホント、不思議な現象だ。 

 僕はほとんどタレントブログは読まない方ですが、この間、シンガーソングライターの柴田淳さんのブログを読んで、これは内容があると思いました。けっこう深いです。別に、社会問題に対する独自の意見とか、社会的な自己主張とかの書き込みは、全く無いのですけど、いわば、私小説的な書き込み、というか、自身の悩みや生活描写をけっこう赤裸々に、タレントさんのブログにしてはかなりの長文で書き込んでいて、内容のあるブログ記事だと思いました。

 芸能人は、ブログは書くこと一つで、致命的とも言えるよーな傷を負うこともありうる、という世界なんでしょうから、まあ、無難に特に意味の無いことをテキトーに書き込んでたら、中にはそれで笑ってくれるファンもけっこう居る、という話なんでしょうね。ほとんどは事務所がやらせる自己宣伝活動だろうから。

 こんなこと書いてる僕だって、僕がもし10代後半や20代なら、好きな美少女アイドルのブログは毎日欠かさずチェックするかも知れませんしね。

 

   

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マンガ制作カフェ

2009年02月22日 | Weblog

 

 

○<秋葉原制作所>マンガ家のためのカフェ、アキバに誕生 週末24時間営業で機材も完備

 

       同人作家やマンガ家のための機材などをそろえたクリエーターズカフェ「秋葉原制作所」が28日、東京・秋葉原にオープンする。トレース台やスキャナー、DTP対応のパソコン、マンガ用のマーカーなどが無料で利用でき、休前日は24時間営業というサービス満点のカフェだ。

 同店は、同人作家などマンガを描く人が増えている中、「制作する場所がない」という要望に応えて企画された。制作用のデスクやカッター、業務用の大型ホチキスなどを用意し、無料で貸し出し、コピーやプリントアウトなども有料でできる。また、ペン先、インク、スクリーントーンなどマンガ制作用の画材も販売する。今後、マンガ家養成講座やコミック即売会、写生大会などのイベントも企画していくという。

 1テーブル1席で20~25席を予定。料金は60分500円のAコース、3時間1200円のBコース、6時間1800円のCコースの3種類で、延長料金は15分100円。営業時間は月~木曜日が午前11時~午後11時、金、土曜日と休前日24時間営業で、日曜、休日は午後11時まで。

 

 

 ついに、オタクの聖地と言われるアキバには、こーいうものまで出来たのか。

 ちょっと前になるけど、TVで、トキワ荘プロジェクト、とかいうのをやっていた。そーいう新人漫画家養成企画、みたいなものがあって、要は、カンヅメアパートを作っちゃってて、そこで漫画家のタマゴが育つ、というプロジェクトだね。熱心に見ていた訳じゃないから、詳細は忘れたけど、あれは、漫画家志望者のみ入居可のアパートを作って、漫画家志望の若者がそこに入り、当然、アパートは漫画家志望者の集まりのアパートになり、普通の安アパートが昔々の伝説のトキワ荘のような様相になる。無論、入居者は家賃を取られる。利点は、プロ漫画家を目指す者ばかりが集まってお互い刺激し合って頑張る、というところか。一棟だけではなく、何棟も建てていたみたいだ。つまり今の若者世代も、プロの漫画家などを目指す者も多いということだ。

 しかしやはり、いつの時代もプロ漫画家は狭き門だ。それに仮に一度成功して、雑誌に掲載される、あるいはひょっとして万が一にもみたいな確率で、雑誌連載が持てたとしても、将来の保障なんて全く無い世界だ。一発だけで終わる漫画家は多いし、昔、漫画家の寿命はだいたい5年、とか言われていたけど、それは多分、今も変わらないのだろう。

 僕らが子供の頃は、ノートなんかにササってマンガの主人公を描いて見せるような、ちょっとした絵のうまい子、というのは少なかったものだけど、マンガ・アニメの普及度が高くなるに連れ、世代が新しくなる都度、ちょっとした絵のうまい子は増えて行き、それどころか、新しい世代程、ちょっとした漫画そのものが描ける子供が増えて来た。もう、80年代からこっち、漫画が描ける子供なんてゴロゴロ居る。

 プロ漫画家を目指す若者たち、というのは、今のお笑い芸人を目指す若者たち、という現象と同じだと思う。そして、そこが商売になるから、吉本興業自体でお笑い芸人の養成所を作り、大金の学費を取って、学校事業展開する。勿論、吉本だけではなく、芸能事務所がお笑いも含む芸能学校をいっぱい作っている。それはもう事業で商売だ。

 漫画家だって同じで、トキワ荘プロジェクトのアパートは家賃を取り、儲けは少ないのかも知れないが、ちゃんとした不動産商売だ。それにTVで見る限りは、あそこは特別、出版業界に便宜を図ってくれる訳でもない。漫画家志望者たちが入らなければただのアパートに過ぎないのだ。

 漫画の原稿描くのって、一人でやると大変だよ。僕が高校生の頃、ペンと製図用インクで描いてみてたけど、あの当時は第一次劇画ブームで、背景の描き込みに時間が掛かり、B4ケント紙の原稿1枚に先ず2時間以上掛かった。込み入った絵の原稿は1枚3時間は掛かったろう。一人で修正の仕上げまでやると、だけど。勿論、誰でも最初は一人で全部やらなきゃいけないけど。

 このアキバの漫画制作カフェだって、3時間1200円は馬鹿にならない、集中してやってればあっと言う間に高い場所代を取られる。ミュージシャンに取っての貸しスタジオのコンパクト版、みたいなものかな。まあ、好きでやってることだろうが、ふうふう言って集中してキツイ漫画描きの作業して、高額の代金支払う訳か。

 ほんわかふわふわ漫画家志望なんて考えてる若者は多いだろうから、高い場所代払ってもこういうトコロに来てコーヒー1杯飲みながら、漫画家のタマゴみたいな気分を味わう。で、根性据えて執念持ってプロを目指す者はものすごく少ないし、ましてやプロになれる者なんてほとんど居ないよーな世界だけども、漫画家のタマゴ気分を味わって終わる若者は次々といっぱい居る訳だから、お客は絶えず、喫茶店側は商売になる訳だ。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「おくりびと」10部門独占

2009年02月21日 | シネマログ

 

○「おくりびと」最優秀作品賞など10部門独占/日本アカデミー賞

 

       第32回「日本アカデミー賞」授賞式が20日、東京・グランドプリンスホテル新高輪で行われ、本木雅弘(43)主演の「おくりびと」(滝田洋二郎監督)が最優秀作品賞、監督賞など10部門を独占した。滝田監督は「いままでかかわったすべての人に感謝したい」と喜びを語った。これからの抱負として「まだまだ、いっぱい映画を撮り続けます」と話した。

 「おくりびと」は本木雅弘主演で、遺体をひつぎに納める仕事を通して生と死の尊さを描いた物語。共演は広末涼子、山崎努ら。すでに国内の主要な映画賞を受賞しているほか、カナダのモントリオール世界映画祭でグランプリに輝くなど内外で高い評価を受けている。

 主演男優賞を受賞した本木雅弘は「まじめさは振り返ると一つのわがままで、現場でぐちぐち悩み続けている自分を、認めていただいていると思って通してしまう」とコメント後、監督・スタッフに向け感謝の言葉を述べた。助演男優賞の山崎努は「賞を若い後輩に譲りたい気持ちもなくはないんですが、せっかく来たからには賞が欲しいなと…。本当にうれしいです」と受賞の喜びを語った。

 主演女優賞の木村多江(37)は映画初主演での受賞。「なんと申しあげていいのか…。尊敬する樹木さんにトロフィーをいただけたことを感謝しています」とコメント。「この賞に見合う俳優になれるよう心を磨いていきたい」とあいさつした。

 「おくりびと」は、2月22日(日本時間23日)に米ロサンゼルスで行われる第81回アカデミー賞の外国語映画賞にノミネートされている。

  

 

 最初から穿った見方をしてしまうけど、この「おくりびと」の栄冠は、モントリオール映画祭グランプリや、アメリカアカデミー賞のノミネートなど、海外で話題となり目立ったんで、陽の目を見て祭り上げられることになったんで、もし海外で何にも無かったら、もともと地味な映画で、日本でも制作当時は、特にメディアも取り上げてなかったんで、日本アカデミー賞でも素通りされて、何でもない映画の一つとして忘れ去られて行ってたんじゃあないのか?

 なんて思ってしまった。勿論、僕は玄人肌での映画の批評など、とんでもないくらい出来ないし、僕には映画は個人的に、見て面白いかどうか、だけなんだけど、何か、国民性的に日本て何でも海外に影響されるでしょう。もし、この「おくりびと」が海外でちっとも話題になっていなかったら、他の映画がもっといろいろな賞を取っていたのではないか、と思ってしまう。

 何か、日本人て、アジアは全然気にならないけど、白人文化コンプレックスがあって、欧米の白人諸国の評価に弱いという気がする。自分トコの周囲のアジア諸国は、自分トコよりも低く見ていて、何か評価されても全く、気にしない、意に介さない、考慮に入れない、んだけど、白人文化圏で何か言われたらものすごく気にする、白人文化圏で評価されたら、あの白人たちに俺たちは褒められたんだ、と、ものすごいことのように嬉しく思っちゃって、欣喜雀躍してしまう。何か、白人、特にアメリカ人には、お墨付きの勲章でも貰ったように喜んでしまう、そういう白人文化コンプレックスが、実は日本人には心の底からあるように思えてしまう。

 まあ、僕も勝手なことばかり言ってますが。実は、僕は今回の日本アカデミー賞候補作って、どれも見ていません。だからこのニュース記事に対して、何かコメントを語る資格なんてないんですけど、どうしてあの地味な映画が、他の大作群を差し置いて‥、と疑問に思っちゃったもんですから。

 僕は映画観賞は完璧なエンタティンメント派ですからね。映画は娯楽!しかも見る比重は、圧倒的に洋画の方が多いし。好きなのは、活劇とサスペンス、ホラーだし。難しいことは何も考えません。

 やはりこういう賞レースとなると、真面目方向の映画が多くなり、例えば「少林少女」とか「僕の彼女はサイボーグ」とかいうよーな、ラブコメ入りベタ娯楽アクション映画なんてのは、鼻も引っ掛けてもらえない、という感じなんですね。

 でも、ま、日本人として、「おくりびと」は米アカデミー賞外国語映画賞、取れれば嬉しいですね。何だかんだ言っても僕も多大な白人文化コンプレックス者ですから。

 戦後、アメリカの、文化全体そのものからの洗脳は大成功していて、何か、僕らの心の奥底から、白人文化コンプレックスが染み渡っているみたいな気がする。

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする