うろ覚えライフ。

巷の旬な話題と情報への個人的意見、日々雑感。懐古・郷愁。漫画・映画・小説・ポピュラー音楽。

栗本薫さん逝く

2009年05月27日 | ブックログ

 

○<訃報>栗本薫さん56歳=作家 世界最長の「グイン・サーガ」は未完に

 

       「グイン・サーガ」「ぼくらの時代」などの作家、栗本薫(くりもと・かおる、本名・今岡純代=いまおか・すみよ)さんが26日午後7時18分、すい臓がんのため死去した。56歳。葬儀の日程などは未定。

  早稲田大文学部卒業後、76年に評論「パロディの起源と進化」でデビュー。78年に「ぼくらの時代」で江戸川乱歩賞を受賞。79年から長編ファンタジー小説「グイン・サーガ」を発表、4月には126巻「黒衣の女王」を発売したばかりで、一人の作家の作品としては世界最長のシリーズだったが未完に終わった。

 「中島梓」名義で評論活動を展開、08年には自らのがん闘病をつづった「ガン病棟のピーターラビット」(ポプラ社)も発表している。

 

 栗本薫さんは印象深い作家さんである。僕に取って。16歳から読書を始めた僕は、20代、精力的に本を読んでいた。無論、大半は大衆小説か軽めのエッセイだ。僕が20歳になった頃から、僕らよりもちょっと上か同世代くらいの作家さんが続々と出て来た。僕は、あの時代、そういう若い新人作家さんたちを注目し、目に留まれば新刊を買って来て読んでいた。

 だから、村上春樹も村上龍もデビュー直後の初期のものは読んでいる。東野圭吾も初期のものは続けて読んだ。栗本薫も含め、みんなだいたい同じくらいの世代だ。

 別ペンネームである中島梓さん名義で、「文学の輪郭」で群像新人賞を取ったときから注目していた。栗本薫名義のデビュー作、「ぼくらの時代」で乱歩賞を取ったときも、単行本が店頭に並ぶやいなやの勢いで、すぐに読んで、とても面白くてファンになった。その後は、主にミステリを、出る作品出る作品、読んで行った。初期の本は僕はかなり読んでいると思う。

 ちなみに文学評論である「文学の輪郭」は難しそうなので読んでいないけど。

 中島梓さんは非常に器用な人で、言い方を変えれば多才な人で、中島梓名義で評論を書き、バンドをやり、ラジオでDJをやり、確か戯曲か脚本を書いて演劇までやったと思う。後にはTVのクイズ番組でキャプテンをやってたし。

 栗本薫名義では、ミステリでは2大代表作シリーズで、アマチュア探偵栗本薫少年のシリーズと、プロの名探偵伊集院大介シリーズがあり、伊集院大介シリーズはかなりの数量の作品数を誇る。

 文才というか、その創作領域のバラエティー性は、初期からSFも精力的に書いていた。今でも思い出す、まだ僕は、20代前半のあの頃、SF専門誌を愛読していて、その中の1誌「SFアドベンチャー」の中の、栗本薫作の連載SF小説「メディア9」を毎号、続けて読んでいた。ギネス級の気が遠くなるくらいの大長編スペースオペラ、「グイン・サーガ」に取り掛かるのも早かったですね。後には伝奇作品も多い。

 僕が栗本薫を読んでいたのは、70年代末(後半)くらいから80年代前半ですけど、その間、作品のファンであり、比較的多くの小説を読みました。今では全くといっていい程、本を読まなくなった僕の、読書人生では、印象深く思い出に残る時代です。「グイン・サーガ」は気になっていたのだけど、スペオペというかヒロイックファンタジーというかに、今一つ食指が動かず、どうしようかと思っている間にあれよあれよと巻数が増え続けて行き、とても手が出なくなって、とうとう全く読んでいない、という結果になった。思い出に残るのは、当時の勤務先で突然のように職場で休みを3日くれ、ウイークデーであり、僕は一人で浜松か静岡に旅行に行った。持って行った栗本薫の探偵小説が、横溝正史ばりのおどろおどろの怪奇ムードの推理小説で、メチャ面白くて、とうとう観光になぞには出ず、ほとんど現地のホテルの中で本を読んで過ごしてしまった、ということです。東京の中央から群馬の田舎の営業所に飛ばされて、休みの日に孤独で、することも行くとこもなく、昼日中から公園か自動車の中で、栗本薫のユーモアSFを読み耽っていた。これも思い出だなあ。

 三田誠広との悪口の応酬も憶えている。文学論争とかではなくて悪口の言い合いでした。三田誠広もあの世代頃の作家で、あの時代、何冊か読んだ。

 しかし、この間の忌野清志郎さんといい、早過ぎるよ。本当に驚いた。56歳は冗談じゃない、早過ぎだよ。

 あの時代のSFマガジンの編集長には当時、妻子が居て、略奪婚とゴシップになったけど、あれから夫婦はずっと続いたんだなあ。確かお子さんが出来て、どうだろう?一人なのか二人か?息子さんだったけど、もう大きいんだろうなあ。当時のSFマガジン編集長とは確か、同じバンド仲間だったんだよね。僕は、オヤジが家を出て愛人と暮らし、幼子を抱え身体の強い方でない母親を泣かしたから、こういう略奪婚ケースには良い印象は持たない。だから途中から作品を読まなくなったという訳ではないが、略奪婚から好きではなくなってファンを辞めたのかも(?)。そうでもないかな。80年代末頃、ふらっと1冊、伊集院大介シリーズの当時の最新刊買って来て読んだしね。

 56歳であっちの世界へ行ってしまうというのは早過ぎますけど、僕が若かったあの時代、たくさんの作品で楽しませてくれて、僕に取ってはある種、教養になるようなものをくれて、ありがとうございました。天国でごゆっくりと休んでください。御冥福をお祈りします。

 でも、忌野清志郎さんといい、早過ぎるよなあ。作曲家の三木たかしさんも64歳くらいだったでしょう。日本は現在、長寿は、女性は世界一で86歳くらいまで行ってるんですよね。男性は世界3位。しかし、自殺者数も十年以上、毎年3万人を越えていて、人口比率で世界トップクラスですよね。

 

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拉致問題(口すべり)

2009年05月24日 | 時事社会ログ

 

○<拉致被害者>家族会などが田原総一朗氏とテレ朝に抗議

 

        北朝鮮による拉致被害者の家族会と支援団体「救う会」は11日、横田めぐみさん(行方不明時13歳)と、有本恵子さん(同23歳)の安否を巡り、テレビ番組で根拠のない発言をしたとして、ジャーナリストの田原総一朗氏とテレビ朝日の君和田正夫社長に抗議文書を送付したと発表した。

 家族会などによると、田原氏は4月25日放映のテレビ朝日の討論番組「朝まで生テレビ」で、2人について「外務省も生きていないことは分かっている」などと発言した。

 東京都内で会見しためぐみさんの父滋さん(76)や恵子さんの父明弘さん(80)ら家族会側は「確実な証拠もないまま死亡説を唱えるのは家族や国民の気持ちを踏みにじるもの」と批判した。

 田原氏は「家族のお気持ちは分かる。ただ、情報源は言えないが情報を得ている」と説明。テレビ朝日広報部は「内容を詳細に検討し、誠意をもって対応したい」と話している。

 

<北朝鮮拉致>田原総一朗氏が安否発言でおわび文

 

        北朝鮮による拉致被害者の安否についてジャーナリストの田原総一朗氏がテレビ朝日の討論番組で「外務省も生きていないことは分かっている」などと発言したことを巡り、拉致被害者家族会と支援団体「救う会」は22日、田原氏からおわびの文書が届いたと発表した。

 

 文書は「乱暴な言い方でご家族や関係者のお心を傷つけたことをおわび申し上げます」と記されている。これに対し、家族会などは「『乱暴』などという表現ではすまされない人命軽視の暴言で、重大な人権侵害」とする共同声明を出した。

 

 家族会側は番組放送後、田原氏側に抗議文を送っていた。

 

 

 最初の記事の時に、僕なりに記事への感想意見を、ゴチャゴチャと書き込みつつあったのだが、結局、僕の書く文に、あんまり内容がないな、と思ってやめた。十行以上書いた文は消した。重大で非常に難しい問題だ。

 結局、田原総一郎が謝罪を入れたのか。

 同胞として、とにかく、メグミさん以下全員生きていて欲しいし、必ず取り戻さなければならないことだと思っています。勿論、国家としてだ。

  

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小向美奈子

2009年05月18日 | 芸能ログ

 

○覚せい剤逮捕、小向美奈子ストリップで再起

 

      今年1月に覚せい剤取締法違反(使用)で逮捕され、執行猶予付き有罪判決を受けた元グラビアアイドルの小向美奈子(23)がストリップ劇場で再起することが16日、分かった。

 小向がスペシャルゲストとして出演するのは6月5日から東京・浅草ロック座で行われる「ロック座25周年特別興行第1弾」。ロック座はサンケイスポーツの取材に「出演は事実ですが、どんな演出になるかは担当者がいないので分かりません」と答えたが、関係者は「本人は脱ぐ覚悟のようです」と話しているそうで、ストリッパーとして“裸一貫”の再出発を図ることになりそうだ。

 小向は2月26日の判決直後、「人生を変える最後のチャンス。同世代の女の子のようにバイトをしたり普通の生活をしたい」と話していた。身長1メートル56、B86W58H83の小向は胸のやわらかさが自慢。「スライム乳」と称していたが、踊り子さんにおさわりは厳禁!?

 

転落・小向美奈子
小向美奈子続報

 

 あ~あ、やっちゃった。この人はこーいう生き方しか出来ないんだろうなあ。TVで見たとき、瀟洒な‥とまでは行かないけど、ちゃんとした綺麗な一戸建ての家から出て来てたし、お母さんが運転する、普通の綺麗な大き目の乗用車に乗ってたし、貧しい家庭には全然見えないが、どういう家庭環境で育ったんだろうか?と、年寄りは老婆心のような疑問を持つ。

 この先はAV転向、と見られていたからね。AV嬢で、ストリップを兼業している人や、AV引退後ストリッパーでやってる人はけっこう居るよね。先ずストリップで、どーせAVに行くのかな。

 何か、この先は水商売と予想されてしまうなあ。ヤクザな男が情夫になって、場末のバーでママをやる、という人生コースがつい、浮かんで来る。

 それが別に、特に悪い訳じゃないんだけど。犯罪さえ犯さなかったらね。あ、もう、一回犯してる訳か。何だか、こーいう世界に居ると、結局、もう一回クスリに戻りそうに思えるよなあ。こーいう環境に棲めば、すぐ隣にクスリがありそうに感じられるけど。

 よっぽど本人が強い強い意志を持ってしっかりした気持ちでいないと、普通の芸能界に居ても、ましてやエロ稼業の世界に身を置いては、もう一度捕まってしまう確率が大きいように思えるけれど。何だか、この2、3年以内に再逮捕でもされそうな感じだなあ。次は実刑を喰らうかも知れないよ。

 もうここまで有名人だと地味に暮らすことは無理なのかね?実家が埼玉と、都心に近いからなあ。前にも書いたけど、実家がずっとずうっと田舎だったら良かったんだよね。東京からはるか離れた山と田圃ばっかりのド田舎で、一般人として地味に普通の生活をやれれば良いんだけど。これが再起だよなあ。都心や東京近郊の大都会に居て再起はかなり難しい話だよ。

 もうこれは不良少女の転落コースだよなあ。現在のストリップショーは、えと、マナイタっていったっけ?有志のお客さんが何人かじゃんけんして勝った一人が舞台に上がる、公開売春。あれも売春になるんだよね?公然ワイセツかな?僕がサラリーマン時代、飛ばされた地方の営業所の隣接の、他事業部の、ある部所のある課長さんが、泥酔してマナイタに上がって、タマタマ調度警察の手入れがあって、運悪く現行犯逮捕されて、会社クビ、ということが実際にあったんだけど、あの、マナイタは今はやってないのかな?現在はあんまし、えげつないのはやらないのかな?都会の若い元人気AV嬢などが出演するストリップショーは、踊りが中心で、勿論全裸にはなるんだろうが、そこまではやらないのかな?アメリカのショーみたく、ポールダンスとか今、流行ってるみたいだしね。

 まあ、オジサンは、こういうまだまだ若い娘さんは、出来るだけ早い内にカタギの道に戻って欲しいと思う訳なんだけど。そして真っ当な男と結婚して幸せな家庭を築いて欲しい、とは思うんだけどねえ。

  

 

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早い復活

2009年05月14日 | 芸能ログ

トヨタ、ヤマサ醤油皮きりに 草なぎさんCMも次々再開

 

       公然ワイセツ容疑で逮捕され起訴猶予処分になった「SMAP」の草なぎ剛(34)さんが、2009年5月28日に芸能界に復帰することになった。出演しているCMも、09年6月を目処に次々再開される。当初、復帰は09年7月頃が有力と言われていた。なぜこの時期に復帰が決まったのだろうか。

  「代わりのタレントさんは考えられませんでした」

   ジャニーズ事務所は09年5月13日、マスコミ各社へのFAXで草なぎさんが28日から芸能活動を再開する、と伝えた。ファンからも復帰の要望が多数寄せられ、関係各社とも相談した結果、復帰を決めたのだと言う。草なぎさんも「自分自身を深く見つめ直し常識ある生き方をしていきたい」と反省しているそうだ。復帰後の初仕事は09年5月28日のフジテレビの番組「SMAP×SMAP」の収録。翌日は同局の「笑っていいとも!」に生出演することになる。

  出演しているテレビCMも、09年6月を目処に再開することになりそうだ。

  また一部の報道で、事件を起こした草なぎさんに対し「CMのスポンサーは違約金は取らないことになった」とあったが、トヨタ、ヤマサ醤油、Dpa共に、違約金を請求するかどうかは現在検討中だと話している。

   さて、復帰時期はなぜ5月末という早い時期になったのだろうか。ジャニーズ事務所の影響力の強さもあるのかもしれないが、ジャニーズ事務所をよく知る業界関係者は、

「広告代理店やテレビ、映画関係者がスポンサー離れなどの損害を最小に食い止めるため、ジャニーズ事務所に早く復帰して欲しいと泣きついたのが真相だろう」

と推測する。

  CMから下ろそうものなら、不買運動まで起こりかねない?

   業界関係者によれば、今秋には草なぎさん主演の映画やドラマが予定され、レギュラー番組も多く抱えている。これが止まったり、宣伝できなくなると、被害が大きいのは広告代理店やテレビ局、映画会社だ、というのだ。

   また、今回の事件では「逮捕はやりすぎではないか」などと警察にまで抗議が及んだ。この状況下で草なぎさんをCMから下ろそうものなら、不買運動まで起こりかねない、という心配もあったようだ。

 

 

 僕はSMAPのファンじゃないし、草なぎ剛君も特別、好きでもない。どっちかっつーと、あんまり好きでもない方かなあ。でも今度の事件ではむしろ、人間臭くていいじゃん、と好感を持った。

 まあ、その辺にいっぱい居る酔っ払いの一人になった、ということだろうが、マンションの住人はどうして警察に通報したのかなあ。絶叫をよっぽど長く続けていたのか。何度か叫んでやめりゃ良かったのになあ。都心のど真ん中の公園で、まあ、繁華街のすぐ傍というか繁華街の中の公園みたいなとこだし、全裸は痴漢と思われるわなあ。

 浴びるほど酒を飲んで憂さを晴らしたい気持ちは解るよなあ。みんなおんなじだよ、と。他者に対して痴漢行為や変態行為に出た訳じゃないしね。

 まあ、SMAPのファンでもないからそれ程、ドーデモイイ感なことだけど、良かったじゃん、復活が早くて済んで。スポンサー企業の違約金請求が無しで済むのなら、草なぎ君も、本当にホッと出来る、というもんだろう。先ず、これが一番痛いことだろうから。ジャニーズ事務所はメジャーで権力を持っているから、いけ好かないけど、そこの商品のごく一つである草なぎ君は、もともと一個の市民だし、TVの中で見るふだんの彼は特別、えばってないし態度がでかい訳でもないし、まあ、良かったよ、復活して。

 まあ、それ程、どっちでもいーんだけどね。

 中居君主演の今期の月9ドラマは、視聴率が月9史上でも最悪ランクに入るくらいに悪いんだそうで、いよいよSMAPの凋落が始まりつつあるのか?中居君はもう、バラエティーのMCのイメージが、かなり強いもんね。ドラマで、真面目で純情で控え目な一般人を演ったって、あまりに嘘くさく見えちゃうんじゃないだろうか。

 さて、いよいよ始まるキムタクのTBS新ドラマはどうだろうか?

 

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拷問・虐待

2009年05月14日 | 時事社会ログ

 

○収容者の虐待写真公表、一転取りやめ オバマ米政権

 

      オバマ米大統領は13日、ブッシュ前政権時代にイラクやアフガニスタンのテロ容疑者収容施設で行われた米兵による収容者虐待を調査した写真の公表を取りやめた。大統領は記者団に対し、その理由について「(公表が)反米感情を刺激し、米兵士を危険にさらすことになる」と説明した。

 大統領は収容者虐待に対しては「容認できないことだ」と述べ、禁止を米軍に徹底していると強調した。

 前政権が行ったテロ容疑者への「水責め」による尋問を「拷問」と批判し、政権の透明性拡大を目指していたオバマ大統領だが、イラクやアフガンの米軍司令官などから公表を懸念する声が出たことに配慮した。

 2004年に、米軍管理下にあったイラクのアブグレイブ刑務所でイラク人収容者を裸にしたり、首に革ひもを巻きつけたりした虐待写真が流出し、中東諸国を中心に反米感情が高まったことがある。

 これまでオバマ大統領がキューバ・グアンタナモ米軍基地内のテロ容疑者収容所閉鎖や拷問禁止を決めることを支持してきた人権団体は今回の決定に強く反発している。ニューヨークに本拠を置く人権団体・米国自由人権協会(ACLU)は「米国民に対する約束を裏切るものだ」と批判した。

 イラクやアフガンの収容施設で米兵が行った虐待の写真公表は、ACLUが情報公開訴訟のなかで求めてきた。連邦高裁は国に公開を命じ、オバマ政権は5月末までに写真を公表することを決めていた。

 

 

 この、人間の戦争に関係した一つの事柄のこと、というよりも、人間が昔々から行って来た、陰惨で愚かしいことだと思う、拷問・虐待、という行為は、やられる側の身になって想像してみると、本当に耐えられなく堪らないものだろうな、と思う。当たり前のような話だけど。

 人間はもう、はるか昔からこの、拷問・虐待という行為をずっと行って来た。何処の地域でもどの民族でも誰でもいつの時代でも。イジメもその内の一つだろう。

 本当に拷問を受ける立場は堪らないよ。虐待をされる立場は耐えられないよ。痛いよ。勿論、肉体も。心も。耐え切れなく堪らない。最終的には死ぬ。解っているのに、ずーっとずーっと続けている。馬鹿だよ、愚かだよ。

 人間の最たる見苦しい行為だと思うけど、明日もまた何処かで必ず人間は行っている。解っていても、また行う。

 明日もまた何処かで戦争をやっていて、多くの人たちがその人生を中途半端に無理やり終わらせられるんだろうなあ。万物の霊長類-人間。たいしたものだ。

 

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米特撮Xメン関係

2009年05月11日 | シネマログ

 

○『X-メン』の新たなスピンオフ映画製作決定!大ヒットを受けスピンオフ続々企画中

 

        『X-メン』スピンオフ映画『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』の大ヒットを受けて、20世紀フォックスは新たなスピンオフ映画を製作することを決めたようだ。米20世紀フォックが正式に発表したところによると、『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』に登場するキャラクター、デッドプールを主人公にしたスピンオフ映画を計画しているとのこと。デッドプール役は、『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』と同じくライアン・レイノルズが演じる。

  ‥ 『X-メン』のスピンオフ映画は、本作のほかにもイアン・マッケラン演じた悪役マグニートーを主人公にした『マグニートー』(原題)も企画されており、初代メンバーが活躍する「X-メン:ファースト・クラス」(原題)や『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』の続編製作も正式に決まっている。

 

 

 新作がスピンオフって、だいたい「Xメン」3部作本編でも、ウルヴァリンはほとんど主役だよね。ウルヴァリンの超能力って、他のメンバーや敵首魁らに比べると能力は、かなりチャチイものだよね。

 「Xメン」は原作はアメリカのコミックなんでしょ。かなり古くからある子供向けのカラーコミックでしょ。バットマンやスーパーマン、ファンタスティック4みたいな。「Xメン」3部作見てると、アメリカの50年代60年代のSF文学黄金期に現れた、60年代後半の超能力者SF小説がもともとの基本ネタなのではないかなあ、って気がするけど。

 僕は子供の頃、SF大好き馬鹿子供だったから、勿論、アトムや鉄人のロボット路線も大好きだったけど、超能力ものも目がなかった。超能力ものSF児童漫画にコーフンしていた。

 だから「Xメン」のシュチュエーションも気になって好きなんだよねえ。スピンオフが続々と作られるのは嬉しい限りです。

 

 

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いわゆる1億総白痴化(?)

2009年05月11日 | 芸能ログ

 

○おバカ路線がスポンサーの我慢の限界を超えた!?

 

      4月28日に発表されたある調査がTV界で話題になっている。調査を行ったのは「優良放送番組推進会議」なる聞きなれない団体。トヨタ、NTT、パナソニック、東京電力など、テレビ局にとっては番組スポンサーとして喉から手が出るほど欲しい大手企業26社で構成する団体で、テレビ番組の質向上を図るため、今後、毎月1回テレビ番組に関するアンケート調査を公表する方針という。
 で、28日に発表されたのは、NHK、民放で放送される37の報道番組のうち、優良と思われる番組。この調査で1位に輝いたのが、なんと、テレビ東京の「ワールドビジネスサテライト」(WBS)だったのである。以下、「おはよう日本」「クローズアップ現代」「ニュース7」(いずれもNHK)、「サンデーモーニング」(TBS)と続いている。
「この結果は仰天です。報道番組に限ったとはいえ、通常の視聴率調査なら『報道ステーション』(テレビ朝日)や『ニュースウオッチ9』(NHK)や『NEWS ZERO』(日テレ)などの方が上位に来るはず。『WBS』なんて5%前後の地味そのものの番組。それがいきなりトップですから、業界人が驚くのも当然です」(テレビ誌記者)

  ‥ 「視聴率を気にしすぎるあまり、おバカ番組だらけになってしまった現在のテレビ界に対するスポンサーからの強烈なメッセージということです。TVマンたちは“高視聴率=スポンサーが喜ぶ”と思って低俗番組を作り続けているのでしょうが、実は決してイコールではない。むしろ、スポンサーたちは徐々に“良質な番組を応援した方が企業イメージが上がる”と考えている。それがなかなか理解されないので、あえてショック療法に出たのではないか。分かりやすく言えば、今のおバカ路線がスポンサーの我慢の限界を超えた、ということです」…

 

 アタマの悪い僕は昔々から経済が苦手だから、WBSは難しい。それでも時折、「おっ」と面白いニュースもあり、「へえ~」と現実に感心したりする。

 お笑いもおバカもやらせだらけだし、大不況が続く中、出演料がことさら安くて済むお笑いとおバカがTVの七、八割を占めて席巻している感を受ける。民放は制作費が削れて比較的安価に作れるバラエティーだらけだ。しかもスペシャルで2時間3時間ものばかりに見えるし。

 情報バラエティーもタメになるハズの知的情報がその時その時、その場の感ですぐ忘れるし、次に別の番組で見るときは違うこと言っていて、視聴者も忘れてるから気にしないし、文化人コメンテーターも同じ顔ぶれがもっともらしくマユツバぎみで無難なことを、あたりさわりない言い方で話すし。

 元自衛隊高官の田母神俊夫さんが論文事件で自衛隊を辞めさせられて、最初は退職金は必要だと言っていたのが、その後何度も何度もTV出演するようになって、後に、退職金はもういらない、と辞退する発言をしていたけど、あれだって、TV出演することでかなりなお金が入るようになり、あのクラスの高官国家公務員がもう退職金は要らない、と言えるくらいの高収入高所得が入って来るということなんだろうから、肩書きに大学教授などのおエライさんの職名を持つ文化人は、ひとたびTV出演のコメンテーターなどのポジションにありつけば、収入的に本業の数倍以上の副業収入になりこたえられなくて、その席にしがみつくというか絶対に明け渡さない気持ちになるんだろうナ。番組でテキトーに何か知的そうな発言を言ってりゃ大多数の視聴者には解らないしまたすぐ忘れるし。

 この頃のTVってホント、チャンネル回す度に、お笑いとおバカばっかしが映るって感じだね。


 

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忌野清志郎さん逝く

2009年05月03日 | 芸能ログ

 

ロック歌手の忌野清志郎さん死去、58歳

 

        ロックバンド「RCサクセション」やソロのボーカリストとして活躍した歌手の 忌野清志郎(本名・ 栗原清志 )さんが2日午前0時51分、がん性リンパ管症のため、都内の病院で亡くなった。58歳。

  ‥ フォークやブルース、ロックなど様々なジャンルの音楽を融合させた独自のスタイルが評価され、「ぼくの好きな先生」「雨あがりの夜空に」などの代表曲を生んだ。

 その後、「RC」の活動を休止し、以降、ソロやバンドを率いての活動を行い、CMにも使われた「パパの歌」などをヒットさせた。

  ‥ また反戦や反原発を歌った曲を収録したアルバムが、大手レコード会社によって発売中止になったこともあり、メッセージ性の強い作品も生み出してきた。

 2006年7月に 喉頭 がんと診断され、治療のために活動を休止したが、08年2月に東京・日本武道館で復活コンサートを行った。

 

 

 げっ!びっくりした。

 58歳はまだ若い。51年生まれということは昭和26年生まれだ。若いなあ。早過ぎる。がんには勝てなかったんだなあ。

 忌野清志郎さんは、日本音楽界のセンセーショナルな歌手だったと思う。息が長く、いつの時代でも話題になり、いつでも固定したファンが居て、常に独自の人気を持っていた。やはり、60年代末からの日本の一方面のポップス音楽、日本のフォーク・ロック部門の、ポピュラー歌謡音楽史に名前を残す、一人だと思う。

 はっきり言うと、僕自身はファンではなかった。僕はあの声が駄目だった。あの声での独特の歌い方が駄目だった。でも、「トランジスタラジオ」とかメロディーが美しいと思い、メロディーの好きな歌は何曲かあった。

 懐かしい曲もいっぱいある。「僕の好きな先生」、オドロキのビジュアル系元祖、坂本龍一との「いけないルージュマジック」、モンキーズのディビーのヒット曲、「Daydream Believer」の日本語カバー。

 そうかあ。亡くなっちゃったのかあ。寂しいなあ。あんな元気良かった人が。あんな元気良いステージを見せていた人が。昭和26年生まれの人が‥。

 昭和の主人公達が次から次へとどんどんと現世の舞台から退場して行くけど、昭和26年生まれはまだまだ早過ぎるよ。本当に寂しいなあ。がっくり来てる日本人はいっぱい居るんじゃないかな。中年以上の人たち。

 天国でやかましい音楽を楽しく演奏し続けてください。御冥福をお祈りします。

  

 

 

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谷桃子

2009年05月01日 | 芸能ログ

○「消し忘れた分の電気料金払わない」 非常識グラドルのブログ炎上

 

        グラビアアイドルの谷桃子さんが、テレビのトーク番組で自身のクレーム体験を話したところ、視聴者から「非常識にも程がある」と非難を受け、ブログが炎上した。クレームは電力会社に対してのもので、海外に仕事に行った際に自宅の暖房を消し忘れてしまったが、「その分の電気料金は払う必要がない」という非常識な内容だった。

  ‥ 谷さんは1週間ほど海外ロケに出かけ、自宅に帰ってみると部屋が暖かいため、暖房を付けっぱなしだったことが分かった。谷さんはすぐに電力会社に、

「料金をどうにかしてください」

と電話をした。しかし電話の相手から (谷さんの言っていることは)理解できない、と言われた。そこで、

「私の方が理解できません、と言い返して、30分ぐらい粘って…」

などといったやり取りを紹介した。

  ‥ テレビで見る限り、反省しているようには感じられないとネットで批判が噴出。谷さんのブログに1000を超えるバッシングのコメントが寄せられブログが炎上した。 現在、谷さんを批判するブログのコメントは全て削除されているが、炎上中は、

「非常識にもほどがあります。電力会社にどれだけ迷惑掛けたかわかってるんですか」
「クレーマーは最悪です。ネタでもブラックジョークでも笑えないです」
「自己責任であることを業者にかぶせようとした行為は恥ずべきことです」

などが並んでいた。・・・

 

 

 谷桃子さんて、テレ東系で金曜深夜やってる連作掌編ドラマ、「湯けむりスナイパー」の中で、芸者の小雪役をやってる若いタレントの方ですよね。

 僕、このくだんの「踊るさんま御殿」はTV点けてました。けど、この内容は記憶にありません。トイレにでも立ったのか、それとも新聞か週刊誌でもパラパラやってたのか‥。

 谷桃子さんはルックスやキャラでは僕の好みのタイプではないなあ。そーいう問題ではないか。

 まあ、「踊るさんま御殿」は時にはゲラゲラ笑って見てるけど、それ程内容を気にして見てる番組でもないですね。「たけしの‥家庭の医学」の方を見ることの方が多いかも。

 タレントさんも大変だなあ。ちょっとした失言、口すべりがウワアーッとすごいことになる。谷桃子もネタで話したんだろうが。まあ、事実なのかも知れないけど。視聴者の反応がネットで噴出するのって、すごいものですねえ。

 こういうのもヘキサゴンファミリーみたいな完全キャラとして認知されていたら、ファンは許すのかなあ?野久保直樹はもうオバカキャラを辞めたいと言っているらしい、と芸能ニュースの断片で聞いたけど。

 まあ、世の中にはモンスターペアレントとか救急車をタクシー代わりに使う人とか、非常識な人はもう、ホントいっぱい居るんだろうけど、特に若者にはまだ常識知らず、という人も多いだろうけど、谷桃子も東京電力から説明聞いて解ったろうし、まあ、そうやって一つ一つ聞いて怒られたりして世の中の常識を知って行く、ということか。でも谷桃子は、この件で確実に好感度は落としたろうなあ。どっちでもいいけど。

 しかしこれは、電気代よりも、問題は、1週間も点けっ放しの暖房器具だよね。相当危なくて近所迷惑に感じられるけど。大丈夫なのか!?暖房器具とはおそらくエアコンなんだろうけど、1週間入れっ放しで、機械は熱を持つだろうし。多分、サーモスタットの安全装置は着いていたんだろうけど、1週間入れっ放しは恐いよ。火事になってたら隣近所一帯で大変だった。人間のうっかりは恐い。

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