うろ覚えライフ。

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当世サラリーマン事情

2012年04月19日 | Weblog

○【社内ニート】職場で仕事のないサラリーマンが465万人もいる!

 

  内閣府の最新の調査によると、昨年9月の時点で全雇用者の8.5%、465万人ものサラリーマンが会社に行っても仕事がない、社内ニート状態にあるそうだ。これはいわゆる「窓際族」だけを指すのではなく、最近は若手社員にも増えている現象だという。

「若い社内ニートが増えた原因のひとつとして、企業に社員を育てる余裕がなくなったことがあげられます」というのは、人材コンサルタントの常見陽平氏。「以前は、入社した社員には一から十まで仕事を教えるのが基本でした。しかし、近年は採用しても育てるまでの時間も余裕もない。即戦力採用、OJTなどと言えば聞こえがいいですが、仕事をひとりで覚えられる人以外にとっては実質的には放置でしかなく、結果、いつまでも仕事をもらえないというケースも多いようです」

 実際、我々の取材でも「勤めて10年になりますが、任される仕事は雑用やデータ入力など簡単な作業ばかり。上司からは『教える手間が面倒くさい』と言われ、仕事がまわってこないんです。おかげで、数時間で終わってしまうような作業を無理やり引き伸ばして一日の仕事にしている状況」(32歳・経理)という声が聞かれた。

 時流に置いていかれつつある年配の社員ならともかく、会社の将来を担うべき若者ですら社内ニートに甘んじるしかない時代が来ているのだ。この恐るべき社内ニートの現状はSPA!3/13発売号『社内ニートの驚処世術』で詳しく報告されている。自分の職場で社内ニートが生まれていないかどうか、これを機に見直してみるのはどうだろう。

 

社内恋愛に期待していますか? 実際には‥

 

  あなたは社内恋愛に期待していますか? この4月に入社予定の女性に聞いたところ、31.0%が「期待している(とても+やや)」と回答。また何割ぐらいの人が社内恋愛をしていると思うかと聞いたところ、平均で3.4割であることが、カネボウ化粧品の調査で分かった。

  新社会人にとって「会社員の3人に1人くらいは会社の人を好きになっているのでは」といったイメージがあるようだが、実際にはどのくらいの人が社内恋愛を経験しているのだろうか。会社員経験5年以上の人に聞いたところ、33.0%が「社内恋愛の経験がある」と回答。「付き合ったことはないが、好きになったことはある」(18.8%)を含めると、51.8%と内定者の予想を大幅に上回る結果となった。

 現在「結婚している」人は51.3%、「彼氏または彼女がいる」人は17.0%。結婚している相手または彼氏・彼女はどこで知り合った人か尋ねると「会社の人(元社会人の人も含む)」(21.2%)がトップ。以下「学生時代に出会った人」(18.7%)、「友達の紹介」(16.5%)、「趣味や仕事以外の活動の場で出会った人」(14.7%)と続いた。

仕事をする上での身だしなみ

 仕事をする上で、身だしなみは重要だと思っている人はどのくらいいるのだろうか。会社員経験5年以上の人に聞いたところ、70.6%が「重要だ」と回答。また内定をもらっている女性にも聞いたところ、95.5%が「重要だ」と答えた。「近年の若者のほうが、より身だしなみに敏感であり、仕事においても、しっかり身だしなみを整えなくてはという意識の高さがうかがえた」(カネボウ化粧品) インターネットによる調査で、会社員経験5年以上の男女400人と2012年4月入社予定の助成200人が回答した。調査期間は1月7日から9日まで。・・・

  

 昔は、というか昭和の時代は、「会社」は要するに「学校」的な役目を果たしていたんだよね。「会社」の入社時期。サラリーマンの新入社員時代。「学校」って基本、偏差値教育というか学問初歩のカリキュラムだよね。学問の初等知識を覚えさせるところ。で、「学校」は、リアル社会のことなぞ何も教えない。社会での、礼儀から付き合いから、会社の上司や先輩・後輩、ライバル同僚に至るまで、どう人間関係をやって行くかの基本知識や情報などは、当然のように「学校」では教えなくて、卒業して入社した会社で、だいたいマンツーマンで先輩が教育係として付いて教える。だから、学校を卒業して入社した新入社員の一年間は、リアル社会の勉強期間でもある。この一年間で、社会の渡り方の基本的なものを学ぶ。それこそ、全部だよ。礼儀から、何から、電話応対、服装身だしなみ、仕事のやり方の基本、会社顧客・お客さん、いろいろな相手に対する応対のやり方。その他、世間の渡り方まで。若者に取っての会社の一年間はリアル社会学校だったんだ。

 でも、日本の企業社会の構造というか在り方、中身が、バブル崩壊後、そして21世紀、じわじわと変わって来ちゃったでしょ。派遣労働者なんて制度が出て来たし、企業は正社員を削って、短期雇用や臨時社員とかアルバイト、派遣社員を増加して行っている。昭和の時代では当たり前の終身雇用制はどんどん崩れて行っている。僕が若い頃、同じ会社の同僚でインテリぎみな男が居て、「日本の企業形態で、会社ってのは、『城』なんだよ」と言っていた。つまり昔と変わってはいないのだ、と。昔の「城」が「会社」に変わっただけなんだ、と言っていた。だから終身雇用制は守られ、同じ会社の社員たちには家族意識がある。僕も若い頃、お世話になっていた企業では、よく転勤があって、地方の支店や営業所に飛ばされると、そこの「長」からの訓示の中で、「我が支店は、我が営業者は社員全員が一つの家族だと思ってやっている」とかいう話が必ずあった。だからよく休日には営業所の社員とその家族全員でバーベキュー大会やったり、各々の家庭の妻子も含めた全員で海など、ちょっとした行楽に行ってみたりしてましたね。僕の若い頃のインテリ同僚の言うように、会社組織の中が、何となく「藩」とか「城」という感じは確かにありましたね。日本人は変わらない。でもやっぱり時代の流れ、90年代以降、企業の内容はじわじわと変わって行った。企業の内容が変わって行く、ということは取りも直さず、社会の形態が少しづつ変わって行った、ということです。まあ、一番の大きな原因は、経済のグローバル化だろうなあ。いわゆるグローバル社会が、終身雇用制も含めた日本社会の形態を崩壊させて行ったんですね。と、思う。

 ここ、上記のニュース記事では、社内の「ニート社員」という呼び方をしてますが、若手で、出来ない・使えないから、ロクに仕事が与えられてないだけで、身分はちゃんとした「正社員様」な訳でしょう。まあ、会社に寄っては、いづれリストラに合う危険性は高いんだろうけど、保証された基本給だけは毎月きちんと間違いなく入って来る訳だ。これが古参の年寄り社員だったら、要するに「窓際族」みたいなものですよね。まあ、若手だと、「窓際族」ほどの高い人件費は喰わない訳だけど。考えように寄っては、毎日会社行って中でロクに仕事しないで基本給だけはきちんと貰う、って羨ましいように思える待遇だけど、問題はその若手社員の心臓でしょうね。「冷や飯を食わされる」という言い方があるけれど、この場合だと少し意味が異なるかも知れないけど、やっぱ「冷遇」には違いないと思います。誰でも出来るお使いみたいな仕事だけしかしていなければ、結局、上司や、ちゃんとした先輩や仕事できる同僚に馬鹿にされるでしょうし、職場に寄ってはしょっちゅう怒鳴れたりもするでしょうし。みんなに相手にされず孤立化したりすることもある。超忙しいときにみんな残って懸命に仕事してるのに、「おまえはいいよ」って一人帰らされたらたまりませんよねえ。プライド持ってればズタズタものでしょう。まあ、会社にしても「出来ない・使えない社員」なんて不良債権みたいなもんだし、できるだけ早急に捨ててしまいたい不要物でしょうからね。不要どころか人件費喰ってる訳だし。まあ、「ニート社員」の待遇を仕事しなくて一日ボーッと過ごして給料貰える、こりゃあ良い、ってメチャ厚かましい超強心臓の持ち主なら良いですけどね。多分、そんな若者なんて居ないでしょう。いたたまれなくなって、いづれは辞めて行くんでしょう。

 社会に出ると、先ずほとんどの人が職に就く訳で、仕事をするということは必ず人間関係が付き物です。普通一般的に、会社の職場という組織の中に入るし。特殊な仕事でも、絶対に関わる相手の人間が居ますよね。クライアントだの顧客だの編集者だの何だの、その他いろいろ。そして社会=世間とは思った以上に醜く汚い面がある。何て言うのかなあ、学生を終えて社会に出ると、親や学校などの庇護下から外れて、青くても一人前と見なされて社会に出てしまうと、驚くような初体験て多いでしょう。例えば裏切りも、騙されることも、利用されることも、詐欺被害に合うことも。保証人になって逃げられ、かなりな額の借金を背負うということもある。何て言うのかなあ、そういう「世間ズレ」みたいな事ごとは絶対に学校じゃ教えてくれないじゃん。「恋の裏切り」とかもそうだし、騙されて売春させられる、とかもそうだし。いつの間にかAVに出ていて、自覚してAV引退したがAVそのものはいつまでもこの世の中に残り続けてる、とかね。学校ってほとんどが初等学問の勉強しか教えないよね。「世渡りの仕方」とか絶対に教えないし、例えば、電車の中での痴漢や盗撮、下着泥棒とかやって挙げられた場合、如何に人生棒に振るか、とか教えてくれないもの。学校じゃ。裏切りに合った場合どうすれば良いか、とか、ヤケクソになった場合どうすれば良いか、とかさ、学校では絶対に教えてくれないでしょ。例の秋葉原無差別殺傷事件を引き合いに出して、人生でヤケクソになった場合の対処の仕方、とか教えてはくれないもの。ほんのちょっとした心の負の動きが、残りの人生を取り返しの着かないことにしてしまう危険がある、とかさ。そういう、リアル社会での生き方、みたいなのは学校では何一つ教えない。女の子には、学校で、「迂闊にも・不運にも妊娠してしまった場合」というようなことは教えているのかも知れない。よくは知らないけど。大学に行けば、たいていはアルバイトとかするから、そこで世間の初歩、イロハを学ぶだろうけど、高卒だといきなり社会に出るからなあ。18歳という年齢はまだまだ未熟そのものだし。何か、高校の二年か三年時の授業で、「リアル社会科」という授業を設けて教えて欲しいなあ。企業社会内での礼儀から、人間関係の処し方、上司や客とかいろいろな相手との付き合い方。いろいろな世渡りの仕方。社内恋愛で気をつける事、とかも。社会でのライバルとどう相対するか、とか。蹴落とすとかも含めてね。ケース別に、全く合わない上司の下に着いてしまったら、とかも。パワハラに合ったら。パワハラ上司に殺意を抱いてしまったら、とかもね。世間にあるいろいろな詐欺の種類と対処の仕方も。とにかく高二・高三くらいの時代に、世の中が如何に醜く汚く恐ろしく、憎悪と悲哀に溢れているか、をこれでもかと教え込んでおく。そうしたら、子供は誰も、そんな恐ろしい社会には出なくなり、全部が引き籠もりになってしまう。そして静かに日本は沈没するのであった‥。

 

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天才児

2012年04月17日 | Weblog

 

○えっ、4歳でIQ159 ホーキング博士よりちょっと低いだけ

 

  知能指数(IQ)が全人口の上位2%の人しか入会できない国際団体メンサは、英ウィンチェスターの4歳の女児がIQ159だったとして入会を認めた。

 世界的に著名な英国の宇宙物理学者ホーキング博士より、わずか1ポイント低いだけだった。

 「彼女が特別なことは早い段階で分かっていた」と女児の両親。生後すぐに何かを話そうと声を出し始め、1歳までに語彙が非常に豊富に。2歳で絵本のシリーズ全30巻をわずか1時間で読破したという。

 

○12歳の天才ピアニスト! 史上最年少デビューの少年は?

 

  クラシック部門の日本人ピアニストとして史上最年少でCDデビューを果たし話題となっているのが写真の彼。5歳で上海テレビ局主催のピアノコンクールに出場し1位を獲得、「ショパン国際ピアノコンクール in ASIA」では5年連続各部門1位という偉業を成し遂げた、弱冠12歳である天才ピアニストの名前は?

 彼の名前は牛田智大(うしだ・ともはる)、1999年10月16日に日本で生まれ、中国・上海で育った。

 これまで入選してきたコンクールは数多い。3月2日には世界中から受講者が集う「第16回浜松国際ピアノアカデミー」でも史上最年少となる1位を獲得。クラッシック界では「未来の大器」と呼ばれるほど注目を集めており、3月14日にはクラシックの日本人ピアニストとしては史上最年少となるCDデビューも果たした。

 生まれた頃から家に電子ピアノがあったため、幼少の頃からピアノに親しんできたという彼。ピアニストを目指した経緯については、3歳の頃に中国遼寧省瀋陽出身のピアニスト、ラン・ランのDVDを見た際憧れるようになったのが始まりだと言う。「僕が小さい頃、ラン・ランやユンデイ・リに憧れてピアノを始めたように、誰かにクラシックに対しての興味を抱かせられるような存在になれたらうれしい」と話す彼。輝かしい受賞歴ももちろんだが、その繊細な旋律は聴いている人の心を深く癒やす。今後、彼が世界的ピアニストとなれるか期待が高まる。

 ワールドミュージックから発売したCD「愛の夢~牛田智大デビュー」には、幼少期からなじんできたショパンやシューベルトなどの小品を収録。また、7月にはデビューリサイタルも控えている。

 

 

○世界3位となったアプリ開発灘高生 5歳で微積を解いていた

 

  今年の中学受験も激戦だ。難関校はもちろんのこと、進学実績を伸ばしている中堅校や、都立の中高一貫校にも人気が集まっている。それこそ血の滲むような努力、親子ともども周到な準備をした上での決戦となるのは巷間伝えられる通りだが、大手進学塾講師はこういうのだ。

「中学受験のトップ校を上位でパスするような子は、既に大学受験用の問題を解いていたりする。我々が見ていても鳥肌が立つような記憶力、理解力を持つ子はわずかながらいるものなんです」

灘中在学中から“天才”としてその名を世界に知らしめる、現在灘高1年生のTehu君(ハンドルネーム=ネット上の別名)もそんなひとりだろう。灘中2年だった09年、わずか3時間で『健康計算機』というiPhoneの無料アプリを開発。同年10月に公開されるや、11月には総合部門でダウンロード数世界3位を記録した。

このTehu君にどんな子供だったのかを尋ねてみた。iPhoneから返ってきたのは、

「2歳からPC
5歳で微積
7歳で英検3級満点合格
11歳で全国模試トップ3回
くらいしかないです。」

とのメールだった。ちなみに「2歳からPC」は、親に教わらずにタイピングしていたとか。凡人から見れば比類なき偉業の数々、それでいて「くらいしかないです。というのだから恐れ入る。Tehu君は、灘から米スタンフォード大に進み、いずれは起業したいという目標に向かっている。

 子供の頃から、一貫してずううーっと「天才」に憧れ続けている。まあ、みんなそうかも知れないけど。小学生の頃は、先生が紙に書かせる「尊敬する人」は、クラスメイトが「お父さん」とか「お母さん」とか書き込む中、僕はいつでも「手塚治虫」と書き込んでいたし、子供の頃でも僕はもう、「手塚治虫は『天才』である」と認識していた。と、思う。中学生になって読んだシャーロック・ホームズもの推理小説で、天才探偵、シャーロック・ホームズに憧れた。僕は学業成績劣悪な学生時代を送って来たから、あと、学問上の「天才」についてはよく知らなかった。SF好きでハイティーンになってSFに興味バリバリになったから、「SFの基礎知識」として「相対論」を簡単に(優しく)解説した本を、高三の頃読んで、天才物理学者、アインシュタインを知るが、元々、僕の脳味噌がたいしたことないというか、あんまり上等じゃないので、学問上の天才に関しては、せいぜいアインシュタイン(人物)を知った、くらいで終わった。その後も僕は「天才」に憧れ続け、成人してからは本格ミステリに嵌まったから、推理小説上の「天才探偵」たちに憧れ続ける。島田荘司の「御手洗潔」、そして比較的最近のところでは東野圭吾の「湯川学」。とにかく天才として生まれて天才として生きてみたかったなあ。天才の目からはこの世間はどう見えるんだろう? 一度でいいから「天才」の目で社会で過ごしてみたい。憧れるなあ、天才。人は自分に無いものを欲しがる。馬鹿は「天才」脳を欲しがる。

 

 

 小学校上級の頃、確か4年生時か5年生時かの転校生だったけど、T君というクラスメートの男の子が居たけど、いつも、その日の授業が全部終わり、帰りのホームルームも終わった後の僅かの時間、帰りの掃除の後だったのかも知れないけど、下校時の教室を出る前の僅かの時間で、その日出た宿題をさらさらとやって下校に着いていた。家はそんなに裕福でもなさそうで、放課後は多分、他の子供同様、元気いっぱい戸外で遊んでいたのだろう。でもいつでも、何の教科でも成績はクラスで一番だった。それでも、あの時のクラスメイトの子でも、全国規模でいえば、「頭が良い」クラスなんだろうなあ。「天才」とは、もっともっとずっと頭が、素晴らしく良いのだろう。あの当時は、僕から見て、そのクラスメイトの男の子が「天才」に見えてたんだけど。何しろ、こっちはクラスでも後ろから数えて何番の劣等生だし、もう主要教科が5段階通信簿で「2」で母親に嫌と言うほど怒られてたし、小五か小六で出たローマ字は読めないは小学算数が解らないは、毎日毎日、宿題して来ないで授業中はボーッとしてるか教科書に落書きしてるかで、必ず一日1発か2発のかなり力入れたゲンコツを頭に喰らうか、教室の後ろや廊下に立たされていた。そのくらいの劣等生で、本音は正直、クラスの成績の良い子らが羨ましかった。クラスの優等生の仲間の輪に入りたかった。でも、実際はクラスの問題児・悪ガキの仲間で、時には授業をサボり、毎度毎度、何かやらかして毎日先生に怒られていた。あれから幾星霜、あの、僕の育った地方のごく狭い環境下では、出来の超良い子、T君はどうなったのか? 家庭がそれ程裕福ではなくとも、それなりの良い大学には入って、社会のそれなりの良いクラス(階級)の良いポジションに着いたんではなかろうか。と思うんだけど。

 「知能の良し悪しで社会の収入格差が決まる」とかいう記事をだいぶ前に読んだ記憶があるけど、そりゃあそうだよな。やっぱり基本学歴社会だし、有名優秀大学に行くには、勉強の量もだけど、やはり高い知能が必要だろう。いくら、年から年中、毎日毎日睡眠削って猛勉強したって、知能がなければ勉強した分を吸収できないし理解もできないだろう。無論、条件には良い家庭環境というのもあるけど。やはり先ず第一はある程度以上の知能が必要だろう。ある程度のレベルの知能で、裕福な家庭に育って、子供の教育にお金を掛けてもらえる、という条件。進学塾や私立の進学校。やっぱり相当なお金が要る。良い大学を出れば、大企業に入れたり、社会の良いポジションに着ける。高収入の見込めるポジション。でも、多分、ほんの僅か居るずば抜けて高IQの、例えばIQが140以上もありそうな最早天才の域の子供は、借りに裕福な家庭環境でなくとも、自分で勉強して行くだけで、それなりの成果が上げられるのかも知れない。でも、ものすごい少数なんだろうけど。良いなあ、天才は。だいたい、東大に入るくらいの学生でIQ120くらいだ、という話を聞いたことがある。随分昔に、IQが147以上が「天才」と認定される、とかいう話を聞いたことがある。何処が認定するのか知らないけど。また、高いIQの人って、いわゆる頭の良い人って、自分の社会生活で何らかの問題が生じたときにそれを切り抜ける知恵が出るじゃないですか。知恵で問題を乗り越える力がある。学歴だけじゃなしにね。どうしたって、頭の悪い者は、もっと頭の良い者に使われる。極端な話、頭の悪い者は頭の良い者に搾取される。自分の前に問題が生じたとき、頭の悪い者は自分では成す術がなく、頭の良い人にお伺いを掛けに行かなければならない。結局、この世の中では、頭の良し悪しがものすごく社会生活を左右する。

 知能をIQだけでいうと、ある世代の、例えば千人をピックアップして、たいていがIQ90から110くらいのところに居る訳で、90から下がるごとに110から上がるごとに数はだんだん少なくなって行く。人の大部分はIQ70くらいから120くらいに居る。ほんの僅か、千人ピックアップなら居ないかも知れないけど、100万人に一人は「天才」が居るかも知れない。IQ150以上とかの人が。IQ150以上なんて、100万人に一人も居ないかなあ。どうだろう(EQという考え方もありますが、便宜上ここでは扱いません。済みません)。そして、これが問題なのだ。今度はその逆。悲しいことに絶対に障害児は居る。千人居れば障害者は1人から2、3人くらいかは居る。これが問題だけど、もうどうしようもない問題だ。神様は不公平だ。僕がいつも思うのは、運命の神様は、せめて、スタートラインくらい平等にしてくれれば良かったのに、だ。 

   

 だいぶ前だけど、永六輔さんがTVで話していた、三波春夫さんのエピソードなんだけど、晩節の国民的歌手、三波春夫さんに作詞も含めて新しい歌を永六輔さんがプロデュースしていたらしい。これまでの三波春夫の浪曲ベースの楽曲でなく、歌謡曲調が強い新しい歌だったらしいのだが、やはり浪曲出身の国民的大歌手、三波春夫には現代風な楽曲の今風な歌い方は難しい。レコーディングで、いくらやっても永六輔の要望通りには歌えない。プロデューサーの希望通りには歌うことが出来ないでいる。三波春夫のレコーディングには三波さんの奥様が着いて来ていて、思い通りに勧められないプロデューサーの永六輔に対して、奥様が「申し訳ありません。何分にも三波春夫はもう歳(高齢)なもので」と弁解してペコペコと謝り続けている。そして、奥さんは三波春夫の元に行くと、「何をやってるの!あなたは『三波春夫』でしょ!ちゃんと歌ってみせなさいよ」と国民的大歌手・三波春夫をピシャリと鞭打ったそうだ。このシーンを見ていた永六輔さんは、「ああ、そうか。この奥さんが着いていてこその国民的歌手『三波春夫』なのか」と涙が出たそうである。

 何が言いたいか、って要するに社会の「天才」も偉人も、その人、一人だけでは成さないのである。人は一人では生きては行けない。当たり前の話だけど、しょせん、どんな偉大な功績を残した人でも、その人一人だけでやってのけたことなんて、先ず無いのだ。必ずバックには人が居る。支えてくれる人、仲間。あるいは部下だったり伴侶だったり親友だったり弟子だったり師匠だったり家族だったり、その他の人だったり。「天才」にはメチャメチャ憧れるが、一人ぼっちの「天才」は、多分何も残せないだろうナ。と、思うけど。まあ、どんな名声を得た天才も、偉業を成すまでの間の人生では、数多くの人間と関わっている、ってこってす。細かいことまで言えば、歴史に残るような天才でも、成人するまで、いや生きている間には、農家の人たちが作った米や麦を食べて生きて来た訳だし。

 

 

(2016-9) 「論理的推論能力の遺伝は68%、一般的知能(IQ )の遺伝は77%。頭が良い悪いは遺伝する」というコトがネットにあった。識者が新書で著作した本の内容を取り上げたブログにあった一言だ。識者が大手出版社から市販発行した書物に書いてあるコトだから、科学的根拠のあるコトなんだろう。統計的な事実なんだと思う。

 知能の高い家系からは代々、頭の良い人が生まれて来る。この本には、知能の高低と年収ないし生涯収入は比例するというコトも書いてあるらしい。つまり頭の良い人の方が生涯的に収入が多い。

 だから、例えばよく言われる、東大進学できる子供の家はほとんどが金持ちの家庭、というのは、知能の高さは遺伝するし知能が高いほど社会で金を稼ぐから、知能の高い子供の家の親は金持ちな訳で、これは当たり前の話、というコトになる。知能が高いから社会で金を稼げる→金持ちの家になる→生まれて来る子供は遺伝で知能の高さを引き継ぎ、育つ家庭は金持ち。そういうことなのだ。だから金持ちの家に生まれたから義務教育や公立の学校教育だけでなく、金の掛かる進学塾や良い家庭教師に学校以外でも勉強が習える(勉強ができる)ので、貧乏な家の子供に比べて、もっとずっと高い教育が受けれる、だから金持ちの家の子供だけが東大や有名ブランド大学に入れる、とは、その理由を一概に決め付けられない。もともと金持ちの家の子供は知能が高いのだ、という話になる。

 いえ、もとから疑問に思ってたのが、東大や有名ブランド大学に入れる子供は、必ず、小さい頃から学校の義務教育以外に、塾とか家庭教師に学校外で勉強習ってるけど、公立の学校の学習だけちゃんとやって理解して、いわば公立の高校までの学習を全部マスターしてても、偏差値の超高い大学の入試問題は、義務教育から公立の高校までで習ったコト以外の問題が出題されるから、進学塾や家庭教師や私立の進学校で習ってないと、東大や有名ブランド大学には受かることができないのだろうか?というコト。そういう訳でもないのかな?

 当然、一概に言えないだろうけど。成金オヤジの家には金があるけど、そこの子供の知能が高いとは限らない。社会では金儲けの手段はいっぱいある訳だし、一定レベルの知能は必要だけどその時代にブームの仕事で起業して大金を稼いだ人も居るだろうし、金があるから教育にお金を掛けられるけれど、もともとそれほどは知能の高くない子供に教育を詰め込んでも東大に入るような学力が着くとは限らない。こういう例を上げると職業差別的で悪いんだけど、例えばある時代土建屋で成金になった家は金持ちだけどそこの子供が高学歴になるとは限らない。勿論、知能の高い土建屋の社長だって居る訳だけど。社長に人間的魅力があって側近に大変頭の良いブレーンみたいな人が着いてる、っていう場合もあるだろうし。

 でもやっぱり概ね、知能の高い人は社会で金を稼ぐ力を持っている、という気はするな。知能の高低は生涯収入に比例する、というのはだいたいその通りだろうな。勿論、当然例外もあるだろうけど。

 知能指数領域の割合は人の大半はIQ 80~90くらいから110~120に居るという。IQ 的にはボーダーラインは70以下とか言ってたっけかな。一番平均な数値が100なのかな(?)。例えばある3歳児のIQ が仮に90だったとする。3歳の幼児の知能の数値測定ができるのかどうか解らないけど、まあ、ここでは仮に。その子に3歳からその子の能力に応じた英才教育を青年時までずっと継続して行う。その子は東大に入れるんだろうか?継続して英才教育を続けて行けばやや低めだが平均に近い知能程度の子供でも、東大の試験に合格できるような偏差値勉強対応の頭を作ることができるんだろうか?東大に受かるくらいの頭はだいたいIQ 120くらいある、って話を以前聞いたことがあるけど、どうなんだろう?まあ、数値だけの話になるけど、IQ 90だった頭も継続して長年英才教育を続ければIQ が110とか120くらいまで上がって行くものなのか?

 でも、勉強って解らないと面白くないから敬遠するよね。勉強しても解らないと勉強が嫌いになるし、無理やり教えても解らないので面白くないから拒否反応ばかりが出て勉強を覚えない。当然成績は上がらない。勉強ができる子は、勉強の問題出されても解るので、解ると楽しい。問題が解ければ楽しい。勉強が面白いから勉強を好きになりますます勉強をする。成績はぐんぐん上がる。そういうのもあるな。知能が低いと勉強が解らないから面白くなくて勉強しなくなる。知能の高い子供は勉強が解るから面白くてますます勉強する。自然と両者の間の格差は広がる。と、なる訳か。

 

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小林幸子・騒乱

2012年04月13日 | 芸能ログ

 

○美川&サブちゃん「みんな心配」小林幸子にエール…社長交代騒動

 

  歌手の美川憲一(65)が12日、個人事務所の社長交代騒動に揺れる親友・小林幸子(58)について初めてコメントした。幸子とはNHK紅白歌合戦の豪華衣装対決で話題を集めたが「さっちゃんを落とさないで」とNHKにお願いした。また、演歌界の大御所・北島三郎(75)も早期決着を訴えた。

 関係者の制止も聞かず、美川は親友・幸子の個人事務所「幸子プロモーション」の社長交代を巡る“お家騒動”について、まくし立てた。紅白歌合戦に話が及ぶと「私は(幸子に)出てほしい。落とさないで。これだけの実績を作ってきたのだから、失礼だと思う」と熱いエールを送った。幸子は現在、33回連続出場中だが、今回の騒動により、今年の出場は厳しくなった、と見ている関係者もいる。一昨年、自身の紅白出場が途絶えた美川は「絶対、さっちゃんの味方よ。頑張ってほしい」と続けた。

 美川は「心配している」と幸子に電話をかけ、メールが来たことも明かした。「ちょっと話せない部分もあるのよ」と言いながらも「(33年間)頑張ってきたものが崩れていくのが悲しい。豪華な衣装にキズが付く」と顔を曇らせ、「(幸子と元社長が)2人でもう1回会って、謝るところは謝って、ゴタゴタを早く終わらせること」と、早期解決へ向け、解任された関根良江元社長との話し合いを持つことを勧めた。

 一方、サブちゃんは都内で「北島三郎特別公演」(7月1日から、東京・明治座など)の製作発表に出席。「きっと(幸子の主張が)分かってもらえる」とし、「(我々は)夢を売る仕事。早くいい形で流れて、いつもの幸子に戻ってほしい」と力を込めた。新曲が発売延期になるなど、歌手活動に影響が及んでいるが「気持ちよく歌えるようになってくれれば…」とサブちゃんは願った。

 幸子はこの日午後、都内スタジオでドラマの収録を行った。関係者によると、代理人の弁護士による話し合いは進まず、泥沼化しているという。芸能界の親友と演歌界の大先輩による騒動終結の願いは届くのだろうか。

○小林幸子 結婚で変化?25年支えた事務所社長と専務を解雇

 

  歌手の小林幸子(58)が、87年の独立から25年間にわたり個人事務所を支えてきた社長と専務を解雇したことが4日、分かった。

 5日発売の「週刊新潮」(新潮社)が報じている。昨年11月の医療関連会社社長・林明男氏(49)との結婚後に亀裂が生じたとされ、突然の解雇に2人は困惑しているという。両者はすでに弁護士を立てて協議している。

 芸能生活50周年のメモリアルイヤーを来年に控える小林に“お家騒動”が起こった。

 小林が3月末に解雇したのは、個人事務所「幸子プロモーション」の社長と専務。社長は代表曲「おもいで酒」がヒットした79年から前事務所で小林のマネジャーを務め、87年に小林とともに独立し社長に就任。専務も独立当初から25年間、経理を担当してきた。

 タレントのお家騒動の端緒は得てして本人不在の場合が多い。今回も「林氏と社長との間で起きた問題が広がった感がある」と周囲はみている。

 その後、小林の弁護士が事務所移転などを進め、社長側も弁護士を立てて対応。25年間の貢献に対して退職金ゼロの解雇という形に不満を持っており、弁護士間での話し合いを続けている。新社長には小林自身が就任した。

○夫が紅白の豪華衣装代問題視 新婚旅行後社長に辞任迫る

 

  歌手の小林幸子(58)が、87年の独立から25年間にわたり個人事務所を支えてきた社長と専務を解雇したことが4日、分かった。

  周囲によれば、昨年9月の結婚会見で社長が段取りを決めていた中、結婚相手の医療関連会社社長・林明男氏(49)が「自分も(会見に)出るので仕切りたい」と言い、これを機に小林のマネジメントについて林氏が関与するようになったという。

 

  亀裂ができたのは今年2月。理由は、昨年大みそかの紅白歌合戦で使った豪華衣装代だ。林氏が「なぜこんなに高いのか」と問題視。そのまま小林と新婚旅行へ出かけ、1週間後に帰国すると突然、辞任を迫った。

 

○小林幸子 歌手活動の危機か

 

  演歌歌手小林幸子(58)の個人事務所「幸子プロモーション」の関根良江社長ら女性役員2人が3月いっぱいで退社したことが4日、分かった。今日発売の「週刊新潮」が報じている。NHK紅白歌合戦の巨大衣装をともに考案するなど、低迷期から30年以上にわたり小林を支えた名物女性社長だった。小林は昨年11月に、8歳年下の医療関連会社社長と結婚した。来年デビュー50周年を迎えるが、ブレーンの退社で今後の活動への影響が懸念されている。

 「幸子プロモーション」を退社したのは、関根社長と専務取締役の女性役員。これを機に、同社の代表取締役社長に小林幸子本人が就任した。東京・赤坂にあった事務所も、東京・平河町のビルに移転した。社長交代や事務所移転のあいさつ文は、いまだ取引先に送付されていない。公式サイトの会社概要が書き換えられたのも、4月に入ってからで、それまでは前事務所に電話してもテープ案内が流れるなどしていた。役員退社が急きょだったことをうかがわせた。

 関根氏は、小林のブレーク前からマネジャーとして苦楽をともにしてきた。小林は、74年に「おもいで酒」が大ヒットし、87年に「幸子プロモーション」を設立するが、芸能界を二人三脚で歩んできた。名物のNHK紅白歌合戦の豪華衣装も一緒に考え、演出交渉や取材応対などでは関根氏が前面に立ってきた。紅白33回連続出場で、“演歌の女王”と呼ばれるようになった陰の立役者でもある。一緒に退社する専務取締役の女性は、小林のコンサートなど営業を担当してきた。同専務の親族が経営する企画会社が、前事務所の入っていたビルの所有者であることから、同専務の退社で事務所を移転した。

 週刊新潮によると、小林の結婚後、金銭問題などが浮上して関根氏らとの関係が悪化したという。小林の事務所関係者はこの日、「あいさつ文は現在作成中です。役員変更なども手続き中ですが、小林さんのご主人は業種も違いますし、役員に名を連ね、経営に携わることはないと聞いています」と話した。

 小林は来年デビュー50周年を迎える。ブレーンの退社で、歌手活動への多大な影響が懸念されるが、所属レコード会社の日本コロムビアは、「当社の大切な歌手。今後もバックアップしていくことに変わりはありません」と話している。

 

慰労金は分割だった…元社長、幸子側に反論「人間性を疑われた」

 

  演歌歌手小林幸子(58)との確執が明らかになった個人事務所の元社長が9日、解任騒動の経緯を説明した文書をマスコミ各社にファクスで送付。騒動が表面化してから、初めてコメントを発表した。

 小林側は7日、代理人を務める芝昭彦弁護士名で、騒動の事実関係についてマスコミ各社にファクスで説明しているが、元社長は「解任に至る経緯についての事実に誤りがございます」と改めて経緯を説明した。

 今年2月に「退任を勧告」されたという元社長は、その後弁護士を通じて小林側と話し合い、4月入って小林側の弁護士から社長辞任を条件としての慰労金の支払いを提案されたという。

 しかしその支払い方法が2回の分割で、理由が「私(元社長)が退職後になんらかのネガティブな情報をを週刊誌などに流すことを疑い、その心配が解消された時期に払いたい」というもの。元社長は「内容を聞いて愕(がく)然としました」「怒りより悲しみでいっぱい」と心境をつづっている。

 「33年間、苦楽を共に、人生の大半を一緒に過ごしてきたパートナーの過去や未来を疑うという考え方は私にはありませんでしたので、このような結果が残念でなりません」と明かした元社長。「相手方を疑い、自分の人間性まで疑われたままの状態で辞任することは、いくら慰労金を積まれても私にはできません」と、小林側の態度に憤りを表し、「今回の騒動は慰労金の金額とかの問題では決してありません」と強調している。

 

○小林幸子と袂を分かった女社長の実力 

 

  「人間性まで疑われたままの状態で辞任することは、いくら慰労金を積まれても私には出来ません」――。

 

 9日、マスコミ向けのファクスでこう心境を吐露したのは小林幸子(58)の個人事務所「幸子プロモーション」の関根良江前社長。

 

 突然の解任劇に憤懣(ふんまん)やるかたない様子で、「今回の騒動は慰労金の金額とかの問題では決してありません」「自分の潔白を主張するためには、解任されることもやむを得ないと覚悟を決め、これまでの経緯についてご説明させて頂きました」と長文のファクスで怒りを爆発させている。

 

 もともと小林の大ファン。小林が所属していた第一プロに押しかけるような形でマネジャーとなり、87年に個人事務所を設立した時は行動をともにし、社長に就任した。

 

 先週、関根前社長と電話で話をした芸能リポーターの川内天子氏はこう言う。

 

「関根さんは33年間にわたって小林を支え、一心同体で仕事をしてきた功労者です。小林から連絡があったらすぐに駆けつけられるように自宅も近所だった。“来年のデビュー50周年の節目までは自分が携わりたかった……”と悔しそうに漏らしていました」

 

 実際、小林が紅白の常連歌手となり、演歌界のビッグネームに成長できたのは関根前社長の尽力があってこそだった。

 

 芸能プロ関係者はこう言う。

 

「男性関係でトラブルになった時も、マスコミ対策などを含めて事後処理に奔走していました。表沙汰になっていないだけで、一度や二度じゃありません。2010年に紅白落選危機に瀕したときは業界の実力者やNHK側と直談判し、落選を食い止めた。小林がステージに集中できる環境を長年、整えてきたのが関根前社長なのです」

 

 関根前社長は芸能マスコミの間でも知られた人物で、NHK紅白の衣装がマスコミで話題になるように、リハーサルの時には「今年は2億円です」などとリップサービスしながら対応していた。今回の騒動で、芸能マスコミから非難する声が出ないのもそのためだ。

 

“糟糠(そうこう)の妻”を袖にした報いは大きそうだ。 

 

 

 このところのTVのワイドショー系番組の芸能ニュースは、この小林幸子騒動で持ちきりだった、という感じだったから、各番組のMCからコメンテーターから芸能関係者までこの“事件”について、いろいろ、推理・推測から何から、あらゆるコメントを発して来ているから、今さら素人のワシがここに書き込むコメントなんて何もありません。まあ、それまでうまく行っていたところに“男”が入って来た、ということですよね。本当は、小林幸子というよりも、新たな恋亭主とこれまでの仕事の絶対相棒との関係ですよね。新たな亭主が、「新たな」って、小林さんの方は初婚なんでしょうが、この仕事チームの中に入って来た亭主が、畑違いの「仕事」に口出しせねば関係はうまく行ってたんでしょうにね。小林さんは、年齢的にもうとても子供は作れないし、愛してやまない恋亭主を失いたくない一心でしょうね。まあ、ざっくばらんに言うと、小林幸子は仕事より“男”を取った、と。あの年齢だし、最後の最大の恋・女の幸せ、なんでしょうからね。元社長にしろ、いくら女同士でも、自分の人生そのものみたいな「小林幸子」を横から出て来た男にひょいと取られたら、面白くはなかったのかも。いずれにせよ、問題は、辣腕元仕事相棒の元社長と恋亭主の間、仲の問題でしょう。実は、この二人の関係がうまく行ってたら、この騒動はなかったのでしょう。と、思うんだけど。

 僕は大人になってからは、先ず、紅白歌合戦は見ていません。それは裏番組見ていて、時々、チャンネル変えて、紅白をほんのちょっとだけ見ていましたけど、いつも、もう時々ほんのちょっとのシーンだけです。で、紅白での、小林さんのも美川さんのも仕掛け作りの豪華衣装も、紅白番組のジャストタイムでは見たことありません。多分。見るのは、後のワイドショー番組とかでのビデオカットだけです。だから「衣装対決」とか「メガサチコ」とかいう話題は知っていたけど、実際に紅白で見たことは、多分ないです。て、いうか、いつもこの豪華衣装には違和感があったんですよね。小林さんや美川さんの歌う、演歌やムード歌謡の内容ですけど。だいたい、ほとんどが、歌の詞の中で歌われてる女の人は不幸な女で、ほとんど背景が貧乏して苦労している感じじゃないですか。幸薄く貧しい女、という感じ。出て来る飲み屋も、ゴージャスな高級店じゃなくて、ほとんどが居酒屋でしょう。小料理屋とか。幸薄い、あんまり金持ってなさそーな、苦労して来た過去のありそーな女が、独りでやってる小料理屋みたいな小さな飲み屋。歌で歌われてる内容も、恋の情熱はありそうだけど、それも何か、耐えるとか恨みとか、後ろ向きイメージだし、寂しい、暗いという雰囲気ですよね。曲調も明るく陽気、というのでは、ほとんどないでしょう。やっぱ演歌や日本の歌謡曲のちょっと暗い曲調ですよね。アップテンポなんて滅多にない。それでいて、豪華衣装というのが、どーも、ね。「豪華」っておかしいだろう、ってずっと思ってたんですよね。あんな貧乏臭い歌に「豪華」はないだろう、って。まあ、それで観客とか視聴者が楽しんでいたら、それで良いんでしょうけど。何か、僕は、ずっと突っ込み入れたくて。しかし、まあ、美川憲一さんの方は消えたんだし、時代の流れってものがあるし、もう、豪華衣装対決は終わったんじゃないですか。未来の紅白は、また新しい世代が新しいことを考えて新しい催しをやって行けば良いんですよ。「豪華衣装対決」はTV・NHKの歌番組、紅白歌合戦の一時代の歴史でしょう。時代は変わる。

 

 

 

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東京ミイラ

2012年04月04日 | 時事社会ログ

 

○東京ミイラ遺体は医師…家で宗教的儀式か

 

  東京都小金井市本町の住宅で2日に発見されたミイラ化した遺体は、住人の男性医師とみられることが分かった。同居する男性の2人の娘が「父はまだ生きている」などと話していることも判明。家の中で、何らかの宗教的儀式が行われていた可能性も出てきた。

 警視庁小金井署によると、死後数年が経過。死亡時の年齢を調べているが、現時点で88歳という。同署員と小金井市職員が遺体を室内で発見した際には、酸素吸入器を付け体にガーゼやラップが巻かれていた。

 男性は数十年前から自宅に診療所を併設。内科や小児科の診察を行っていた。自宅では、長女(61)と次女(58)と同居していたもようで、長女は医師免許を所持。同診療所に女医として登録していたという。

 異変が現れたのは、2010年ごろで、診療所が閉鎖され、男性が姿を見せなくなった。読売新聞によると、長女は周囲に自分に霊能力があるなどと話していたという。

 先月16日には、小金井署員らが男性の安否確認のために訪問したが、長女らが「対応できない」と入室を拒否していた。

 調べに対し、長女らは「父はまだ生きている。心臓の音が聞こえる」などと説明。小金井署は、遺体の司法解剖を行い、詳しい経緯を調べる方針だ。

 

 

 何だか語呂が気に入っちゃって、タイトルに「東京ミイラ」と持って来た。ついこの間までよくあった事件ですよね。高齢者の自宅ミイラ遺体。既に白骨化して自宅にある、高齢者遺体とか。要するに、遺族家族の年金とかの不正受給ですね。もう何年も前に亡くなっている、お爺ちゃんお婆ちゃんの役所への死亡届をしないで、生きていることにしたまま、実は遺族の家族が年金等を貰い受けてる、という事件。数年前まで役所がユルかったから、生存確認があやふやだった、というかズサンだった。何年前だっけ、トピックになって全国的に騒動になった、既に死んでいるのに生きていることになったままの高齢者。150歳の人とか帳簿上は居たりしてね。全国規模でいっぱい居た。また、近所の隣人たちが最近は見ないね、もう何年も見たことないね、老人。働かないで高齢親、しかも実は、既に死者の年金で生活していた人たち、家族。何年か前まで、事件が何件もいっぱい発覚しましたけど。

 しかし、よく同じ屋根の下で、ミイラ遺体とか白骨化遺体と眠れますよねえ。怖いとか気持ち悪いとかないんだろうか。ミイラったって、そううまく全身が乾燥ミイラ化するものなんだろうか? 部分的には腐敗するんじゃないかなあ。一部の内臓は腐敗化、とか。腐敗すると悪臭は、たまったものではないでしょう。まあ、ヒトの遺体に「悪臭」だなんて言ったらバチが当たるけど、そもそも、死んだ親族の遺体を、要するに放置だから、これの方が死者の冒涜ですよね。まあ、放置というか、家の何処かの部屋か押入れか何かに安置はしてあるんでしょうけど。時々、庭に勝手に埋めて役所に届けは出さず、っていうのもあるけど。死体の腐敗臭って、馴れるものなんだろうか? いくら広い家でも、一つ部屋に腐乱死体があったとしたら、そりゃあもう多分、家全体で臭うようなものですよね。よっぽど密封か。しかし発覚した家族遺体って、たいていは一応は布団とかに寝かせてあったりして安置してますよね。「年金」という生活費の為なら、「異臭」なんて言ってらんないのか。

 ミイラ化処理、という問題もありますよねえ。自然ミイラ化ではなくて、ひょっとしたら居るのカモだけど、中には内臓を取り出して極力、腐敗しないように人為的に乾燥ミイラ化させる、という行為。こういうのって、死体損壊罪にはなるんだろうか。死体損壊罪だよな、多分。死体遺棄プラス死体損壊。

 上記ニュース事件の遺族家族の長女は、記事に寄ると、医師免許を所持しているんだとか。医師であり、多少外科手術的な技術や知識を持っていたとするならば、人為的なミイラ化は出来たのかも知れませんね。内臓を取り出してしまう、とか、薬品使うとか。

 宗教がらみなのかなあ? 医者といえば知的イメージですけど、知性的な職業の人でも、こと宗教では狂信的になってる人も居るでしょうからね。知的レベルが高くても本気の本気で信じ込んでる人はやっぱ、居るでしょうからね。宗教儀式?エジプトのミイラみたいな?この現代に? まさか‥と思いそうだけど。でもまあしかし、本気で「父はまだ生きている」とか言ってるんなら、やっぱ、かなり狂ってますよねえ。親父が生きていた方が、例えば年金とか何とかメリットがあったんなら、遺族家族が不法に届けず、生きていることにしていたのかも知れないけど。どうなんだろ。

 

○母の遺体、12年間放置か=年金不正受給容疑で63歳逮捕―沖縄県警

 

  死亡した母親が生きているように装い、厚生年金を不正に受け取っていたとして、沖縄県警那覇署は2日、詐欺容疑で長男の那覇市首里汀良町、無職仲宗根真一容疑者(63)を逮捕した。容疑を認め、「母親の年金を頼りに生活していた」と話しているという。

 逮捕容疑は2010年12月〜11年12月、既に死亡していた母親が生きているように装い、厚生年金計約88万円を不正に受給した疑い。

 同署によると、仲宗根容疑者が母親に会わせようとしないのを不審に思った親族が今年1月、同署に相談。自宅敷地内の物置に収められた衣装収納用の木箱から、白骨化した遺体が見つかった。

 遺体の鑑定結果などから、母親は00年ごろ死亡したとみられ、同署は死因を調べている。仲宗根容疑者は「母親は寝たきりで体調を崩し、そのまま亡くなった」と供述しているという。仲宗根容疑者と母親は2人暮らしで、母親は生きていれば今年98歳だった。

 

 何年か前までよく起こっていた‥、とかって上記、私のコメント文で書き込みましたけど、今現在も引き続き起きていますね。相変わらず。実際、親の年金とかの収入で生活していた無職無収入の子供は、親が亡くなってしまっては生活の糧がありませんからね。中年や高齢なら現在の日本の景気事情では、なかなか仕事はありませんからねえ。だから不正受給は仕方がない、と言う訳ではありませんが。親の弔いもせずに生きていることにして年金貰うとは、バチ当たりだし、遺体を家の中の衣装箱に隠していたとは、親不孝もいい加減にしろという、死者の冒涜ですしね。63歳。ましてや沖縄。取り合えずは、生活保護申請に行けば良かったのになあ。しかし、63歳まで長年月の間、仕事してなかったのなら、就職はかなり難しいのが現実だろう。 

 

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