‥ 今回、フジテレビが得た和解金は３月期決算に特別利益として計上される。その結果、各局が経営難の中、フジだけ数百億円以上の純利益を計上するわけでウハウハ。株主も大喜びである。
気になるのは３１０億円の使い道だ。局内では話が盛り上がって勝手な意見が噴出している。
「一番多かったのは社運を懸けて建設した“フジテレビ湾岸スタジオ”の費用に充てようという意見で、中には臨時ボーナスが出ると喜んでいる社員もいる」
‥ 日枝久会長の鶴の一声で制作費への充当が検討されることになったという。課題は低予算番組の開発と若手育成番組「笑っていいとも！」のテコ入れ。
「『いいとも』はこれからのタレントを起用する一方、若手社員を育てる場です。２０年以上のノウハウが先輩から後輩へと引き継がれていて、多くの卒業生が『ＳＭＡＰ×ＳＭＡＰ』『めちゃ×２イケてるッ！』などの王道バラエティーのＴＶマンに成長している。その『いいとも』の課題は体力的に限界のタモリの後任をだれにするかなんです。フジは今から候補を絞りたいと考えている」
最も有力視されているのが中居正広で、今年１０月にもリニューアルが発表されるという。また、和解金を有効利用して制作体制を一新する計画もある。
これで２局（フジ、ＮＨＫ）３弱（日テレ、ＴＢＳ、テレ朝）の時代がそこまで来ていると業界ではいわれている。
結局、フジは、ホリエモンに感謝する形になったって訳なのか。
ついに、フジは、森田和義アワーの終了を考えているのか？
「笑っていいとも」の前番組の「笑ってる場合ですよ」を、憶えている人はどれくらい居るんだろうか？というくらいの話ですね。「いいとも」はフジテレビの看板番組と言っていいし、「いいとも」はタモリそのものですね。
「笑っていいとも」はもう、３０年近く続いている番組ですよね。始まったばかりの頃、よく憶えています。確か僕が、会社の新橋や築地の中央の職場から左遷されて、群馬・北埼玉の職場に飛ばされた頃か、その１年後くらいにか、に始まった番組の筈ですから。
その時代、僕はＴＶを持ってなくて、ほとんどＴＶを見なかったんですが、タモリには注目していて、気になっていました。だから何処かで、当時からやっていた日曜の増刊号は見ていたように思います。
タモリを知ったとき、すごい才能の人だな、と感心しました。すごいアタマの良い人だ、と思いました。あの、テレフォンショッキングの毎日の対応には驚きました。ありとあらゆるタイプのいろんな芸能人、全部と会話して視聴者を楽しませて飽きさせない才能。本当に驚いて、天才だ、くらいに感心して見てました。タモリの、びっくりするような驚きの超個性的な芸にも、爆笑しながらも舌を巻いて感心してました。
３０代から４０代半ばくらいまでのタモリは本当にアタマが良くて、アタマの回転が速くてキレがあった。すごかった。そのタモリさんも還暦を越えちゃったからなあ。
はっきり言って、ＳＭＡＰの中居くんでは変わりは無理でしょう。何とか司会はこなせても、タモリの替わりにはならないでしょう。無論、タモリのアタマの良さも才も無いし。テレフォンショッキングもその辺のタレント相手なら会話も勤まるだろうけど、相手が、教養のある俳優や、大御所や文化人、知識人が来た場合、対応が出来ないでしょう。（ジャニ事務の力で、お客のタレントたちに合わせてもらうのかも‥）。
かといって、他に「いいとも」の司会が出来るタレントも見当たらないし。爆問太田のキャラではテレフォンショッキングは無理ですね。タモリはタモリ一人ですね。タモリは、芸能界にはタモリしか居ないという逸材ですね。
ああいうのと同じでしょうね。寅さんは渥美清しか居ない、というような。網走番外地も唐獅子牡丹も高倉健しか居ない、みたいな。木枯し紋次郎も中村敦夫しか居ないように思えるし。「笑っていいとも」はタモリしか居なく、司会者が変われば、それはタイトルが同じの別の番組になる。
