24日に投票が始まったアイドルグループ、AKB48の第3回総選挙の速報結果が25日、都内で発表され、絶対不動の“神7”(カミセブン=上位7人)が変動するなど、早くも波乱含みの展開が明らかになった。ファンの中には、投票権付きCDを5500枚も購入する猛者も出現。150人によるポジション争いは、もはや国民的イベントになりつつある。
速報では上位2傑がつばぜり合い。前回優勝の大島優子(22)、前々回優勝の前田敦子(19)がそれぞれ1、2位をキープしたが、その差は704票と競っている。
3位には前回8位の柏木由紀(19)がランクイン。前回19位の指原莉乃(18)も7位に入る大健闘をみせる一方、ソロ活動も好調な板野友美(19)は前回4位から8位に転落。前回7位の神セブン、小嶋陽菜(23)は10位だ。
AKB48の68人に加えて名古屋のSKE48の57人、大阪のNMB48の25人を加えた総勢150人が立候補。約3・8倍の競争率を突破した40人が、8月発売予定の通算22作目のシングルCD制作に参加できるが、メーンの曲を歌えるのは上位21人の「選抜メンバー」まで。22位以下の「アンダーガールズ」は同CDのカップリング曲を担当する。
しかも、各種メディアに出演できるのは12位までの「メディア選抜」に限られる。下位メンバーは、AKB48発足当初のコンセプト「会いに行けるアイドル」を地でいく東京・秋葉原などの劇場公演が活動の中心となるという。
この“格差”がファン心理に火を付ける。応援するメンバーに激戦を勝ち抜かせるためにファンは必死だ。今回の投票権は21作目のシングルCD「Everyday、カチューシャ」に付いているが、初回出荷枚数がAKB48史上最多の145万枚。総選挙での速報値に反映された投票数はCD発売後26時間で約15万4000票にも達した。
大島優子のファンを名乗る男性は、自身の日記サイトに自室を埋め尽くすCDに囲まれて悦に入る姿の写真を掲載。《16日間に及ぶ、優子推しには、『絶対に負けられない戦い』ですね。俺も、約5500くらい積み上げたので、今日から徹夜で頑張ります》《全ては、6月9日! 日本武道館で、優子の笑顔を見るために!! 16日間は、優子最優先で頑張りましょう!》などと書き込んだ。この男性がCDを定価で買ったとすると、550万円の出費となるのだが…。
開票は6月9日、弁護士立ち会いの下、日本武道館で行われる。
【AKB48第3回総選挙速報】
1位 大島優子 1万7156
2位 前田敦子 1万6452
3位 柏木由紀 1万2056
4位 高橋みなみ 8833
5位 渡辺麻友 8582
6位 篠田麻里子 8016
7位 指原莉乃 7357
8位 板野友美 6596
9位 松井玲奈 6559
10位 小嶋陽菜 6534
※数字は投票数
一人で同じCDを5500枚も購入した訳か。他のサイトの記事では、何でも一人で2200枚とかいうのも載ってた。一枚1000円なんだなあ。5500枚購入は、単純計算で550万円なりのお買い上げか。これはネットで買うんだろうか?普通の小売店のCDショップか?まあ、持って来るのは荷台のある自動車だろうが。かなりの上得意のお客様だよなあ。個人客だもんね。ミクシィにアップしていたという写真が載っていて、独身男の普通の部屋にダンボールが幾つも開いていて、ぎっしりCDが入っていた。箱の外に出して、だらっと列で並べてあるCDもすごい数だ。全部おんなじCDなんだろう。何か、きたねえ部屋みたいだったなあ。セレブの御宅の坊ちゃんのお部屋、という感じでもない。普通の一般家庭の、普通の家屋のサエナイ息子の部屋、という感じ。あの雑然とした部屋からは金持ち感はないなあ。むさくるしい独り者の男の部屋、というのはよく解るけど。
同じCD5500枚分の代金とか、2200枚分のCD購入代とか、実質誰が出しているんだろうか?親が資産家か?昨年の第2回総選挙の時は、事後、一人で大量購入したたくさんの者の内、一人がTVのワイドショー系番組に出ていて、というかリポートビデオで出ていたのだが、確かあの人は働いていて、何かのショップのオーナーだったように思う。一年前のことだが、もうよくは憶えていないが、ショップのオーナーか、カラオケ店の店長か、CDショップか何かの店長か、独身の30代の、比較的稼ぎのいい男性だった。確か三十幾つで同じCDをお金で何百万円分か買って投票していた。誰のファンかは忘れたけど。前回でも、一人のお目当ての娘に投票する為に大学生が3人でお金を出し合って、250万だったっけか(?)を作って、全額同じCD購入に使った、とかいうのも話題になってた。
金のあるとこにはあるんだなあ。5500枚分を5000枚の購入にして、500枚分の現金は東北大震災の被災者への義捐金に寄付しよう、とかは思わないのだろうか。あれは数百万円の秋元康への寄付ではないのか。それともこの人はセレブで、既に義捐金に大金を出してあるのかなあ。解らないけど。同じCDを5500枚とか2200枚とか、多分500枚、1000枚単位で同じCD購入した人はけっこういっぱい居るのだろう。同じCD100枚200枚はざら、の世界なんだろうな。いや、まあ、僕らには当然のように馬鹿にしか見えないけど、CDはもったいないなあ。あとはどうするんだろうか?中古ショップとかヤフオクにも流れるんだろうけど、量が量だけに買い叩かれるだろうなあ。
投票券の他に握手券なるものが入っていて、例えば5500枚買った人は握手会なるイベントに行って、5500回握手できるのかと思ったら、あれは握手券一枚でわずか数秒で、いっぱい持ってるとそれだけ長く女の娘の前に居れるものらしい。だから券をいっぱい提出したらその娘と握手してお話も出来るんだそうだ。ようは知らんが、そういうものらしい、とネットで読んだ。何でも、以前、AKBの娘たちがやきそば焼くイベントがあって、やきそば購入の時にAKBの娘と握手だか、一言二言の言葉が交わせるそうで、ファンの男たちは、一人で何皿もやきそばを買っていたらしく、さすがに何皿かしか食べれず、あとはやきそばを買う度にゴミ箱に捨てていた、とかいう話もネットで拾った。多分、本当のことなんだろう。
アイドルの熱烈ファンとは異常な世界だな。しかもそれが全国規模ではかなりな数が居るんだろうからなあ。AKBの握手会には、普通にAKBの娘のお父さんよりも年長の男が列に並んでいるんだとか。今回の総選挙でも同じCD大量購入する独身男性は、けっこう30歳以上が多いのだろう。家の金を持ち出してる独身男も多いんだろうなあ。CD5500枚買う金の550万なんて、ヘタすりゃ2年間生活できる金額だぞ。いや、今や年収200万円台の人たちが多いという、プアーな格差社会の時代なのだ。充分、CD5500枚分の金で2年間暮らせるだろう。何だか、本当に非常にもったいないんだけど。秋元康はあこぎな商売する。AKBの上に君臨する秋元他支配層は笑いが止まらんね。数多くの、馬鹿なオタクたちのおかげ、と。 オタク息子の親は泣いてるぞ。
(ネットで見てみると、CDは一枚1600円とか1300円くらいするもんらしいし、別のネット記事では5500枚で八百数十万円と書いてあったけど。しかし、まあ、すごい金額だよな。何か別の記事では、我こそはAKB応援最強キングと誇示して、今回は同じCD先ず1000枚買ったが、これまでに、え~と、2000万円をAKBに注ぎ込んだ、とかいう男の話があったと思う。もう呆れるばかりだよ。勿体ないなあ、という、これが世間一般の感覚だろう。勿体ないよ、全部おんなじCDなんだもの。単純に考えると馬鹿みたい、でしかないよ。経済活動の一助になるのかなあ?無論、僕はAKBのCDなんて買いませんけど、同じCD買うなら桑田圭祐、福山雅治他アミューズオールスターに寄る、東北大震災被災地復興支援CD買う方がよっぽど良いと思うけど。)
※(2011-5/30)
他のネットニュース記事で、上記ニュース記事の一人で同じCD5500枚買った男だけど、実はこの人は転売屋なのだというタレコミ情報を元にした記事が載っていた。このAKB新曲CDに付いた付録というか、第3回総選挙投票券とか生写真や握手券などが封入されており、それら付録の方が本体CDよりも価値があるんだとか。しかも相当な付加価値があり、この各種付録をまとめてネットオークションに出して儲ける魂胆らしい。現にネットで今回の投票券まとめて100枚が、ヤフオクだったか、12万円の値が着いていたんだとか。そういうことらしいですね。純粋なファンも居ればこのお祭り騒ぎみたいな現象に乗じて巧みに金儲けを画策するヤツも居る、ということですかね。純粋ったって、一人が同じCDを100枚以上買うなんてのは、異常なことであり、やはり僕から見れば大変馬鹿げているなあ。しかしさあーあ、この転売屋にしろ、秋元他芸能界ビジネスに君臨する富裕層にしろ、イイカモというのはAKBに恋する純真なオタクたちなんだよね。“純真”かどうかは解らないか。純真な脳味噌。