「ドブスの写真集を作ってます。写真を撮らせてください」と通行人に声をかけてビデオ撮影した「首都大学東京」4年の2人は退学処分となった。学生は「ドブスを守る会」を名乗り、「ドブスが絶滅の危機に瀕している」との前提で、ドブス写真集を作ると宣言。映像はネット上にアップされ、台湾では再生回数が2日間で30万回を超えたという。
大学生のイタズラが大ゴトになったわけだが、気になるのはドブス絶滅説。たしかに不美人は減っている。20、30年前は悲鳴を上げたくなるような不美人がいたのに、最近は見かけない。食生活が変わると女性はキレイになるのか。医学博士の米山公啓氏に聞いた。
「いくら食生活が変わっても、人の容貌が変わるには何千年もの時間がかかる。因果関係はありません。ルックスが変わったのは女性が他人に見られることを意識し、自分に合った化粧を研究し始めたからでしょう」
どんな変身メークを使うのか。若い女性の生き方に詳しい作家の三浦天紗子氏が言う。
「たとえば目です。昔は目のまわりに引くアイラインは細かったけど、いまは太めに引く。それだけで目がひと回り大きく見えます。さらに100円ショップで売ってる付けまつげを片目だけで2枚装着。これで目がふた回りパッチリし、顔の陰影が強調されてお人形のように見えるのです」
最近の若い女は益若つばさや杏のようなモデルをまねて化粧をする。手本があることはキレイになるための早道なのだ。
「こうしたメーク法を使えば5段階で1の人は3に、3の人は5になれます。ただし、そばでじっくり見ると美人でない子もいます」(三浦天紗子氏)
右も左も化粧美人。社内のOLのスッピンを見たくなります。
ああ~、やっぱりみんな、同じように感じている、思っているんだなあ。僕も前々からそう感じていた。子供も、そうなんだよなあ。妙齢の女性たちは化粧法かも知れないけど、子供たちは何だろう?
女性は、これは先進国の、というか日本の、男女一般に言えることだろうが、昭和時代に比べると格段に若いですよね。平均寿命も伸びてるしなあ。栄養が良くなったこと、医療の発達。生活が豊かになって余裕が出来て、もっと寿命を伸ばそう(長生きしよう)、健康志向、アンチエイジング、おしゃれ。おしゃれ意識は特に高齢化した、ということ。それから衛生、清潔、ということもありますね。
特に女性だろうが、お金に余裕のある人はアンチエイジングにお金掛けるしなあ。誰もがお化粧するし。美容関係は科学的に発達するし。男性は一般的に中年以降の健康志向。トレーニング関係にサプリメント。昔に比べて安く手に入る衣料で簡易におしゃれが出来る。
やっぱ、文明だよなあ。
子供は清潔感が第一だろうなあ。全体的に子供のおしゃれ。ボロ着た子供は見ないしね。
やっぱ、豊かになったんだよ。特に、戦後から昭和50年くらいまでの時代に比べると、今は、顕著なんだろう。
現代女性は、何処に居ても、メディアの発達と都市化と流通の発達で、先端、最先端の化粧法やおしゃれが出来る。個性に合わせた、個々人、自分に合った、化粧法やおしゃれが出来るし、自分の欠点を隠す方法も多々ある。多様性もあるんだろうなあ。美の多様性、というとオオゲサだけど、価値観がね、一つじゃなくなくなって来たんだろうね。美人は、イロイロな美人がいっぱい居る。うりざね顔で内容が整った美人、でなくとも、可愛らしさや愛嬌の価値観も大きい。ハーフも増加したし、グローバル化もあるだろうな。アジア系の、丸顔で目のパッチリ大きな口の広い、可愛い顔の美人、とか。
美の多様性と、化粧品等を含んだ美容科学の発達。
良いことですね。女性の皆さん、自分の家に、内側に籠もらず、どんどん表に出よう。両方の意味で、表に出よう。自分自身の、自信を持って。男はどうなんだろう?
これ、写真は勝手に、被写体が知らぬ間に、撮って、公表した、という訳ではなくて、相手の人に「撮っていいか」を訊いて、相手が納得して撮らせてくれたものならば、良いような気がするんだけど。勿論、写真を撮る時に、相手に主旨を説明して「了解」を得てから撮らなきゃ駄目だけどね。無論、ネットにアップする、というトコロまでも説明して、相手が納得をしたならば、だけどね。そこまでOKだったのなら、何も悪いコトはないと思うんだけど。真実の事情は違うんだろうか。