うろ覚えライフ。

巷の旬な話題と情報への個人的意見、日々雑感。懐古・郷愁。漫画・映画・小説・ポピュラー音楽。

長澤まさみさん

2017年11月12日 | シネマログ
 
 
 

 NTTドコモの映像配信サービスDTVのCMで、長澤まさみさんが宇宙飛行士役で宇宙ステーション内で仕事している場面が印象的で気になってる。地上の夫か彼氏と交信してるようなんだけど。何ていうか妻か彼女の方が仕事で宇宙進出してるデキる女で、地上で待つ男の方はちょっとサエナイ立場みたいな。

 
 

 この記事を書き掛けたのは2017年の3月アタマくらいの頃なんだけど、TVのCMの一場面の画像も保存して、記事に一緒にアップ用意してたんだけど、結局記事を書き進まなくて、何行か書き込んで放ったらかしたまんまだった。今頃思い付いて記事をちゃんとアップしようと続きを書くことにした。

 
 

 今の時代、もうだいぶ前から、女性主人公がメインで男は脇役だな。何でも。女房か彼女が宇宙飛行士という花形で、亭主か彼氏が地上の家で待つ。「ドクターX-エックス-」の成功も主役は超デキる女天才外科医と、女性の医者。CM もドラマもヒーローは女性。ヒロインって言っちゃうと意味が違って来るからな。

 
 

 長澤まさみさんて今は堂々として自信がありそうで落ち着いて、風格さえ感じさせる女優になりましたね。どのくらい前か?十年前?もっと前か?ひと頃は痩せ過ぎて脚が細過ぎて心配されるような、メンタル大丈夫か?って心配されるような、自信のない危なげなイメージが全身に漂うような感じだったけど、完全に変わりましたね。映画の役でも、バラエティーに出たときの態度や言動でも。何か自信溢れてて落ち着いてて余裕がある感じ。

 
 

 勿論、僕はスターである長澤まさみさんを知る訳がないので、あくまで素人の僕が画面を通してメディアで見る長澤まさみさんを見た、僕の個人的な感想です。当然真実なんて解りません。

 
 

 最近見た映画だと、大泉洋主演の「アイアムアヒーロー」のヒロイン役でも、長澤まさみは存在感あるし。あの映画は有村架純とダブルヒロインだけど、有村架純さんは途中からは役柄もう眠ってるよーなもんだし。ヒロインとしてはもう物語早々から半分以上眠ってるよーな役柄だった。

 
 

 映画「アイアムアヒーロー」を見たのは、NHK Eテレの浦沢直樹の“漫勉”のとある回で花沢健吾をやっていて、花沢健吾の代表作「アイアムアヒーロー」の執筆シーンを見たからだ。僕は漫画作品「アイアムアヒーロー」自体はちょっとしか見たことない。漫画原作から実写映画になったのを知って見てみたいと思っていた。

 
 

 映画「アイアムアヒーロー」は和製のゾンビもの映画で、原作漫画自体はコミックス単行本で全22巻という大長編なので、映画は大長編ストーリーの前半の一部を取ってベースにし、一時間半の映画脚本としてお話を作っているようですね。映画のストーリーは原作とは細部がだいぶアレンジされてる。

 
 

 海外のゾンビもの映画を見ると、そのパターンになるのが多いのですが、この映画もまた途中からそのパターンで、それは生き残ってる人間たちが無数のゾンビに囲まれつつ何とか襲われないような基地を作り、その小さな臨時集落の中で原始的な生活をしているパターン。

 
 

 「アイアムアヒーロー」も無数のゾンビが溢れ返り、破壊され尽くす都市から命からがら逃げて来た主人公らが、何とか無事な一部の人間たちが作っているコミューンに遭遇することができて入れて貰う。ここにヒロイン役の一人、長澤まさみさんが居る訳ですが。

 
 

 お決まり的に、コミューン内の人間関係で人間のエゴや対立が出て来て、集団生活に歪みができて人間関係がひび割れて、コミューン内が危機的になる。そこにゾンビが集落内に入って来る“穴”が開き、無数のゾンビが集落を襲う。集落の崩壊。ゾンビ軍と人間たちの戦いは、その数量から圧倒的にゾンビが強くて人間たちが滅んで行く。

 
 

 タイトルの「アイアムアヒーロー」の、タイトルの意味を表現しているシーンがここで、大泉洋さん演じる主人公が勇敢にゾンビ軍と戦い、無数のゾンビを倒して二人のヒロインともども何とか生き延びて逃げることに成功する。この集落で生存できたのは結局、主人公と二人のヒロインのみ。

 
 

 現実社会で夢だけは持ってるけど、その夢が絶望的でただ日々の比較的貧しい生活を送る、もうけっこうイイトシになって来てる都会の底辺生活者、というサエナイ主人公が、根は臆病で小心者だが、一人の傷付いた少女を守るために、巨大なパニックの中で勇気を振り絞って、タイトルの「アイアムアヒーロー」を体現して見せる、というホラー映画であり、パニック映画であり、またサバイバル物語ですね。

 
 

 ここの記事、タイトルを「長澤まさみさん」にしてるけど、「アイアムアヒーロー」の方が良かったのかな。

 
 

 あ、でも、「アイアムアヒーロー」の主人公は都会の底辺ですが、同棲する彼女が居るんだよな。いつまで経っても漫画家として独り立ちして連載持つ夢の実現どころか、毎月の収入も非常に少なくてウダツが上がらず、彼女に怒鳴られ別れ話持ち出されてるけど。この彼女がゾンビ化して襲って来る。

 
 

 「アイアムアヒーロー」の物語世界ではゾンビのことをZQN-ゾキュン-と呼ぶ。主人公の周囲の人たちはみんなZQN になってしまう。

 
 

 映画では登場人物たちのプロフィールは簡略化されてるけど、大長編の原作漫画では登場人物たち一人一人のプロフィールや背景が細かく描かれています。何せ連載が約八年も続いてコミックス全22巻の大作だからね。映画はほんの一部の切り取りと言ってもいいくらいのマトメだし。

 
 

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