「君よ憤怒の河を渉れ」リメイク。
ジョン・ウー監督、チャン・ハンユーさん福山雅治さん主演。
原作小説、オリジナル映画、共に未鑑賞ですが、鳩を見に行きました。
ごく短いシーンなんですが、監督作品でNO1くらいの鳩のがんばりで、
タイトル「マンと鳩」にしてもいいのではないかと思いました。
この映画における鳩は、たぶん中身は神。
下記、物語とは関係ない、登場人物とその他の部分で
びっくりしたことを伏せずに書くので何も知りたくない人はご注意。
エンドロール後に突然、ウー監督と福山さんの対談が始まったので面食らった。
エンドロール見ずに帰る族の人達も通路で固まってた。
登場人物のうち、コンビの女暗殺者の片方がウー監督の娘さんだと分かって
更にびっくりした!言われてみれば面影があるような…?
製薬会社の弁護士を務めていたハンユーさんは
ある日突然、ホテルの自室で女の死体の隣りで目覚め、
身に覚えのない殺人の罪を着せられる。
追ってきた大阪府警の福山さんと敵対するがやがて共闘することになる。
というあらすじ。
大阪が舞台なので、関西人は
「ここ知ってる…」「上本町やないか…」「中之島やないか…」とニヤニヤします。
そしてなんかパーティーで変な踊りを踊ったり、ラスボスがだんじりの神輿の上に乗ったり
おもろい系ニポンが展開したあとニチアサ風味になったりバイオ風味になったりしつつ
事件解決するというあらすじ。
やや変なバディムービーが好きな人むけ。
内容ばれ
チャン・ハンユーさんと福山雅治さんの最初のアクションシーンで
2人の乗った車が鳩小屋に突っ込んだので、まずそこでふいてしまった。
「どうせこれを見に来たんだろオラァ!」みたいな、多少のヤケッパチを感じました(笑)。
そのあと闘う2人の背景で鳩ずっと飛んでました。
そればかりか、チャン・ハンユーさんが撃たれそうになると庇い、
福山雅治さんが岩に頭をぶつけそうになると逸らし、
鳩めっちゃ頑張った。鳩えらい。
斉藤工さんが噛ませ犬のチンピラ役で出ておられてびっくりした。
製薬会社と突然の牧場がオリジナルリスペクトだというのが分かりましたが、
あの息子は何がやりたかったのか今一つ分からなかったのと、
あとあの自殺した人はなぜわざわざ結婚式会場まで来て自殺したのか、
ちょっと遺書やら告発文書の扱いが投げやりすぎやしないか、等
不明点が色々残りましたがまあいいでしょう。