ご存知「オズの魔法使い」の偉大にして強大な魔法使いオズが
一体どのようにしてエメラルドシティに君臨する事になったのか、
という前日譚です。
紙っぽい白黒のOPムービーがとても良かったです。
あと陶器の少女がかわいい。猿も。
オズはスケコマシ科スケコマシ属スケコマシ。
オズを取り巻く3人の魔女が出てきますが、もちろん全員いただき丸。
サム・ライミ監督は女優を美人に撮れないという定評があるらしいですが、
特にセオドラが気の毒でした…髪を下ろした一番綺麗な状態でも…。
女優さん、「TED」のローリーのときはすごくかわいく撮ってもらってたのに!
内容ばれ
魔女バトルの時、
「そういえば白ひげのおじいちゃん2人がこんな風に戦ってたな…指輪で…」
とか色々思い出しました。
魔法に現代科学で応戦するシチュエーションは何回見ても燃えますねー。
それにしてもこの映画、姉は自業自得としてもセオドラに関しては
一夜遊んでポイ捨てした女が怒って逆襲してきたので叩きのめして
後年幼女に依頼して殺させたって話ですよね。
こわいよ!どんな火サスだよ!と思います。
でも、カンザスでは助手に猿!って言ってたし、
というか助手さんがお猿の声だし、
「お願い足を治して!」って言ってた少女は
足を直してあげた陶器の少女の声をやっているし、
現実世界ですけこました3人の女性が
オズで3人の魔女として出てくるしで、
オズの世界は全部この手品師の夢ですよ~という微妙な仄めかしがあるのが面白いです。